2017年9月の北海道自転車一周をきっかけに、2018年3月に初めての海外であるタイ旅行に行きました。
海外旅行が思っていたほど大変ではなかったので、ヨーロッパにほぼ計画を立てず1ヶ月行くことに!
今回は大学生が2月のヨーロッパをバックパックで横断した際の費用、日程、持ち物などを紹介します!
【大学生海外旅行】一人旅のメリット、バックパッカーの持ち物やアプリ
ヨーロッパ旅行のきっかけ
サグラダファミリアを見たい
小学生の時に見たポケモン映画「ディアルガvsパルキアvsダークライ」のモデル都市であるバルセロナ。
サグラダファミリアがモデルの「時空の塔」がテーマ曲「オラシオン」に合わせ輝くのに感動しました。
その後モデルとなった建物の存在を知り、サグラダファミリアは必ず見に行こうと考えていました!
ダヴィンチ博物館に行きたい
小学生の頃に伝記にハマり、万能人だったレオナルド・ダ・ヴィンチにあこがれました。
イタリアのフィレンツェは彼の故郷であり、天才を生んだ土地がどのようなところか一度見てみたい。
フィレンツェにはダヴィンチ博物館が多く存在するため、彼の発明の歴史を追うことができます。
言語の通じない地域に行きたい
未経験の出来事に飛び込むことが好きなので、全く言語の通じない場所に行くのはワクワクします。
海を超え、全く価値観の違う人と、言葉の通じない状況で、自分がどう行動するかは興味があります。
ある意味極限の状態において、自分のまだ知らない一面が見えるかもしれないと楽しみにしています!
ダリ、ピカソの作品を見たい
幼少期にサルバドール・ダリ作「記憶の固執」の複製に強い衝撃を受けてから現代美術が好きに。
現代美術でも特にピカソ、ダリ、岡本太郎のように理屈ではなく本能に訴えかけてくる作品が好きです。
コレクション展でも彼らの作品を見ますが、彼らの作品のみを扱う美術館もあるので行ってきます。
ヨーロッパ旅行のメリット
風景だけでもロマンチック
ヨーロッパには歴史的な建造物が多く、日本の建築とは大きく異なるため歩いているだけでもワクワク。
遺跡の調査で工事が遅延するためローマでは建物の建て直しがほとんどないというのは有名な話。
日本でよく見るコンビニやチェーン店はほとんどなく、のんびりとした地元店の雰囲気を楽しめます。
有名な芸術作品が多い
ローマの時代からはじまり、ルネサンス期には多くの芸術家を生み出したヨーロッパ。
国ごとにいくつも有名な美術館があり、日本で何千円も払って鑑賞するような作品がゴロゴロあります。
あまりに名作揃いすぎて、見ているうちに絵画の価値が分からなくなりそうになりました…!
複数国でも両替が楽
西ヨーロッパ諸国は基本的にEUに所属しているため、支払う際の通過はユーロがあれば事足ります。
イギリスやスイスなどではクレジットカードが普及しているため、最悪現金なしでも生活できました。
個人店の多くでもクレジットカード払いができるのが日本と違っって便利ですね!
ヨーロッパ旅行のデメリット
物価が高い
先進国の物価が高いのはしょうがないですが、そもそもヨーロッパに行くための航空券も高額です。
さらに歴史的建造物は保護のためにかかるお金として入場料が高額に設定されているところも多いです。
入場しなくても外から見ればいい場所など考え、払うべきかを見極め節約することをおすすめします。
言葉が通じないことがある
英語が共通語とは言いつつもいくつかの国、特にフランス語圏では英語が伝わりにくいと感じました。
フランスではレストランに英語メニューがなく、旅行客用のメニューがある店を探し歩き回ったことも。
列車の行き先や料金などは間違えると時間やお金の無駄になるため、自分でもしっかり確認すること!
移動に時間がかかる
地図上では小さく見えるヨーロッパですが、横断するとなると日本縦断のレベルでの移動になります。
場所によって移動に1日以上かかる場所もあるので、寝台列車を使って宿を節約しつつの移動がおすすめ。
特にネルトリンゲンやコルマールなどの列車のあまり通らない田舎町に行く時が大変でした…
ヨーロッパ旅行の持ち物
バックパック
タイ旅行は荷物が多くなかったため普通のリュックでしたが、今回は旅行用にバックパックを購入。
karrimorというブランドの絶版モデルを中古で三千円ほどで購入しましたが使い勝手は最高でした。
洗面用具が乾くメッシュポケット、スリッパを挟む側面ポケット、貴重品用の隠しポケットなど超便利。
寝袋
布団や膝掛け代わりにも使える寝袋は中に荷物を入れれば防犯の観点からもかなり安心できます。
タイ旅行のときに購入したdeuterの「Dream Lite 500」は便利すぎて普段使いするレベル。
軽量性、耐久性、保温性の三拍子に加え、簡単にしまえるかどうかはかなり重要な要素です。
使い捨てカイロ
ヨーロッパは基本的に日本よりも温暖ですが、地域や時期によってはかなり冷え込むことも。
寝袋、ヒートテックに加え、日本人の偉大なる発明「使い捨てカイロ」を持っておくと便利です。
荷物検査の際にX線で金属片と間違われる(砂鉄が原因)ため、すぐに取り出せる場所に入れておくと〇。
その他の持ち物
タイに旅行に行く時とは違い、防寒具などを準備する必要がありそこそこの荷物量になりました。
ヒートテックはかさばらないので何着か持って行くことをおすすめします。
スマホは基本的にオフラインで使い、ホステルのWiFiで前日のうちに次の宿を取る予定です。
旅行費用は航空券を含めて50万円いかないくらい。
初めからバスで移動すればよかった…
- 変換プラグ(C型)
- 自撮り棒(最大65cm)
- 魚眼レンズ
- 安全用ウエストポーチ
- 財布
- リュック
- 予備の充電ケーブル
- 寝袋
- 充電コード
- スマホ
- クレジットカード2枚(楽天、ライフ)
- パスポート
- 暖パン 3枚
- パーカー 2枚
- ヒートテック 2組
- 両起毛インナー 1組
- 下着 3組
- 靴下 3組
- ULライトジャケット 1着
- ネックウォーマー
- 手袋
- スニーカー
- 手ぬぐい 2枚
- サンダル
- バックパック
- 巾着バッグ
- 防水リュックカバー
- ウエストポーチ
- スマホ
- モバイルバッテリー 2台
- 充電コード 3本
- イヤホン
- 変換プラグ
- 3つまたプラグ
- 自撮り棒
- ガイドブック
- コピー用紙
- ボールペン 3本
- パスポート
- パスポートのコピー 2枚
- e-チケット控え 2組
- 現金 20万円
- クレジットカード
- デビットカード
- 学生証
- 折り畳み傘
- ガムテープ
- 石鹸
- ゴミ袋(70L)
- ジップロック
- ビニール袋
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- 電気シェーバー
- 多機能爪切り
- 綿棒
- 薬類
- カイロ
- 寝袋
- 眼鏡の予備
ヨーロッパ旅行の日程
2/4に成田空港を出発、3/4にリスボンから出発だけ決めエクスペディアで先に航空券だけ予約してしまいます。
行きと帰りの空港を変えることで、途中で疲れても強制的に移動しないといけないようにしました。
フランス、ドイツ、スペインなどに行きたい…程度でしか予定は立てず、後は現地で考えました。
特にツアーなどに申し込まず、宿もその日か前日にBooking.comで予約することで柔軟性を持たせます。
左が出発当日に空港で考えた大体の日程、右が実際に旅行した際の日程です。
良かった場所三選
3位:フランス
パリはそんなに面白くなかったですが、コルマール旧市街が良かったです。
アニメ「ご注文はうさぎですか?」の聖地にもなっており知名度は高め。
おとぎ話の中に入り込んだような、木と石でできた家がずらっと並びます。
物語の中でしか見たことのない景色が目の前に広がるのは感動モノです。
初印象が「ディズニーランドみたい」だったのが自分でも悲しい…
観光客が多い道から一本外れた小さなパン屋さんなどに趣があります。
【フランス旅行】ごちうさ聖地巡礼とパリ美術館巡りとフランスパン
2位:イタリア
なんといっても、水の都ベネチアが桁外れに良かったですね!
明け方、列車の窓から見えた朝日に輝く水上都市に感動すら覚えました。
自動車が走っていないというのが、夢の中にいる用で不思議です。
町中に張り巡らされた水路と、負けず劣らず複雑な路地は探検し放題。
自分でもどこを歩いているのかわからなくなるため、ずっと楽しめます。
町に音楽があふれており、それがすべて生演奏というのも良いですね!
【イタリア旅行】ベネチアで終電を逃したり、田舎道を歩き続けたり
1位:スイス
前日の列車に乗り遅れ、誰もいない駅のホームで凍えながら野宿しました。
ツェルマットに7時ごろに到着しましたが、店も列車も動いていおらず…
疲れと空腹でおかしくなっていたのか、徒歩による山登りを決行します。
2時間ほど歩いて見えた、マッターホルンの荘厳な雰囲気が印象深いです。
再び訪れたらわかりませんが、少なくともあの時はスイスが一番良かった!
【スイス旅行】寝不足と空腹でおかしくなったので雪山を登りました
ヨーロッパ旅行の感想
思ったよりも大変ではなかった
北海道旅行の際も感じましたが、いざ旅行が始まるとあまり困難を感じない性格のようです。
思い返しても、ヴェネチアで寝なかったこと/スイスの駅で凍えながら寝たことくらいしかないかな…。
無計画旅行については少し心配でしたが、逆に柔軟に行動できたので満足いく旅になりました!
心がとても満たされた
建築や美術に興味があるため、日本と違うヨーロッパの街並みは歩いているだけで幸せになれました。
中でもスペインのサグラダファミリアは、まさに「人類のための教会」という感じで本当に綺麗でした。
他にもたくさんの美術館を訪れて傑作を鑑賞したので、しばらくは美術館に行かなくても良さそうです。
英語をもっと勉強しようと思った
旅行中は他のバックパッカーと話す機会がありましたが、とっさに英語が出てこないことがありました。
特に伊/米/日で相部屋で宿泊した際、政治について心行くまで話せなかったのが非常に悔しかったです。
日常会話だけではなく、もっと”使える”英語を勉強しようと思いました。
ヨーロッパ旅行の様子
出発前(3/4)の文章をそのまま貼りますが、見返す限りそれなりの覚悟は持って旅行に行ったようです。
予想ですが、今回の旅行は前回のタイ旅行とは違い、勢いで乗り切れるものではない気がします。
英語ですら通じない可能性がある国も含まれており、準備が必要だとは考えています。
それでも実際にはそこまで準備をせずに現地で何とかするのが僕のスタイルなので半分あきらめてはいます…
両親から出されている条件は「死なないこと」のみなので、この点は他の人とは違って動きやすく、感謝しています。
どんな旅行になるかは全く分かりませんが、応援していただけると嬉しいです!できるだけ現地で記事を書いてブログ更新を目指します!
実際のところ、命の危険を感じるほどの事件には“ほとんど“合わなかったので良かったです!
ヨーロッパ旅行の様子は国ごとにまとめているので、旅行の参考になれば幸いです!
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