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2019年2月にバックパックでヨーロッパ旅行に行ったので、当時つけていた日記を記事としてまとめました。
イギリスはご飯がまずいという話をよく聞きますが特に気にならず、ほぼキャッシュレス決済だったのが驚き。
旅行の詳細は【大学生ヨーロッパ旅行】バックパッカー1ヶ月の費用、持ち物などにまとめてあります!
2/20(ロンドン)
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夜行バスに乗って眠っていると夜の2時にたたき起こされ、荷物をすべて持って外へ出るように言われます。
オフラインの地図で場所を確認するとドーバー海峡の入り口(フランス側)。
イギリスに入る前にここで入国チェックのようなものがありました。
他の人はすぐ終わるのに、僕だけ10問くらい質問されました(笑)
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どこにでもあるスターバックスは、海外旅行の際にマクドナルドと並んで見つけると安心するマーク。
バスがエンジンを切っていたので、バスごと列車に積んでユーロトンネルをくぐったようです。
(眠かったのでよく覚えていない)
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ロンドンへは朝早くに到着してしまったため、バスターミナルの床で寝袋に入って1時間ほど寝ました。
床に直接寝ると体温を奪われるので、体の下に靴とスリッパを敷いて寝ると良いです!
夜が明けてから町の探索に向かおうと思います。
バッキンガム宮殿
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大英博物館に向かう最中にバッキンガム宮殿がありました。
ベルサイユ宮殿でも感じましたが、自らの権力を誇示するために作った建物は美しさよりゴタゴタ感を感じます。
自分がミニマリストなのもあると思いますが、よけいな要素が多いです。
近くでは馬に乗った警官が歩いていました。衛兵交代式は時間が合わないのでパス。
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だいたいどこにでもある中華街。旧正月かたくさんの提灯がぶら下げてありました。
まだ店が動き出しておらず、食材を運ぶトラックが多かったのがちょっと新鮮。
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「ハリーポッターと呪いの子」のミュージカルを上演している劇場。挿絵が立体化されている!
時間が合わずに見に行くことはできませんでしたが、見てみたかったな…
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朝ご飯を食べるためによさげなレストランに入って”イングリッシュブレックファースト”を頂きます。
確か平日だったので朝はテーブル客は少なく、通勤前に朝ご飯を買っていく人が多かったように思います。
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大英博物館
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世界を代表する博物館で、イギリスが世界中からぶんどってきたお宝がたくさん飾られています。
名前だけだ独り歩きして実際にどんなところかは知らなかったので、朝一番に向かうことにしました。
人気スポットは基本的に早朝に訪れるのが正解な気がしますね…
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甲冑や掛け軸などが展示された日本館などもあり、もう少し後の期間ではマンガ展が予定されているよう。
10時のメイン展示開館までは民族の展示やお土産を見ていました。
私は文系に進むなら通訳か民俗学者になりたいと思っていたので、少数民族の独特な宗教信仰などは見ていて楽しい!
そこまで大人数によって洗練されていないところがいいのかな?
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ドアの前で待機して、その日は一番乗りでロゼッタストーンを見ることができました!
ヒエログリフを解読した人達もすごいですが、異なる言語を並べて記述しようと考えた人は天才だと思います。
ミイラが珍しいものではないかのように陳列されているのを見ると、なんだか不思議な気分です。
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ところどころではボランティアのおばあちゃん、おじいちゃんが実際の展示物を触らせてくれたり説明をしてくれます。
ルーブル美術館は少し見疲れすることがありましたが、大英博物館ではそのようなことはありません。
理由は博物館なので、美術品以外もおいてあり、程よく休憩をはさみながら見ることができるから。
また大英博物館は展示物の分類が明確なので、説明を読まなくても楽しむことができます。
それなりにじっくり見て大体4時間くらい(もっといられると思います)
シャーロックホームズ博物館
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ベーカー街に作られた、ホームズとワトソンの住んでいた建物を模した博物館で1階がショップ、2階以降が展示室になっています。
ホームズは小学生のころに一通り読んだはずですが「まだらの紐」「赤毛連盟」くらいしか覚えていません。
ドイルは確か著作権が切れていたので青空文庫やKindleで無料で読めたはず…
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15ポンド払って2回のワトソン博士の部屋、3,4階の関連展示を見ることができます。
ミニマリストから見ると恐ろしい量の持ち物だな…
イギリスはコンセント規格が違うのでスマホを極力使わずにバッテリーを節約、ブログ文章は当時はメモ書きでした。
※残り電源:iPhone43%、バッテリー3回分
2/21(ロンドン)
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確かホステルは朝食が高かったので、歩きながら見つけたパン屋さんでミートパイを購入。ちょっと微妙でした。
この日はひたすら歩きながら、ロンドンの名所や街並みを見ていくことにします。
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祖母の家にあったパディントン人形。イギリスのキャラクターだったとは…
ウェストミンスター寺院
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気のせいか「とある魔術の禁書目録」に出てきた気が(調べたら新約20巻なので読んだかは微妙)
あの作品はイギリスが主な舞台なので、ある意味聖地巡礼になるのかな?
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国会議事堂に入ることができたので荷物チェックを受けて議会を見学。
実際の議論が確かテレビ中継で行われており、当たり前だけど驚きました。
ビッグベン
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残念ながら工事中でしたが、逆にこの時のビッグベンを見られたことの方が珍しいのかも。
最近「ドクター・フー」を見ていたら、ここに宇宙船が激突していました。
やっぱり名所は宇宙人や怪獣によって破壊される運命にあるのでは…
昼食
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特によさげなレストランがない場合は、無理に良いものを食べようとせずスーパーで節約するのがコツ。
観光地的なイギリスだけでなく、普段の生活も垣間見ることができるチャンスだと考えています。
ドーナツと生野菜、謎のベリージュースを路上で食べて腹ごしらえとします。
ロンドン塔
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ロンドン塔(ロンドンとう、英語: Tower of London)は、イギリスの首都ロンドンを流れるテムズ川岸、イースト・エンドに築かれた中世の城塞である。
Wikipedia
対して興味をそそられなかったので外から見て終了(この日は終始こんな感じ)
ロンドン橋
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「ロンドン橋落ちる」の歌に出てくる橋で、大きな船が通る際には橋が跳ね上がるそうです。
中にも入れるようでしたが、今回は外から見るだけ。
ドックランズ
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地理の教科書で出てきた「ドックランズ」。船のドックをオシャレなレストラン街に改装した地域です。
夕飯
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ホステルに向かう途中でフィッシュアンドチップスを購入(6ポンド)
揚げたてだったため、人に聞いていたほどまずくはない、むしろおいしい。
ただ脂っこくて後半はおなかがシクシクしてきました…
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2/22(ロンドン)
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7時過ぎに自然と目が覚めたので、スーパーでスコーンとジュースを買って出発。
blackcurrantなるものが何かはわかりませんが、甘すぎずちょうどいい味でした。
霧に包まれていたロンドンの街並みですが、幸いこの後は晴れてくれました。
今回の旅行は天気の面では非常に恵まれていますね!
科学博物館
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自然史博物館と列を間違えて入った科学館ですが、非常に面白かったです。
科学が苦手な人も展示物を見るだけでも楽しめますし、子供用に優しい英語なので英語の勉強にも最適!
レストランの値段が高すぎて到底入れませんでした。
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上の写真はワトソンとクリックによる「DNAのらせん型構造モデル(本物)」。
他にも世界的に貴重な展示が多くあったように思います。
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小惑星探査機にも搭載されたイオンエンジン。
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機械の実演をしているので見に行くと「豊田自動織機」の文字が…
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アポロ15号の帰還船。着地用の宇宙船はよく見るけどこっちは映画でしか見たことなかった…
宇宙ゾーンも充実しています、ロケットの分離の様子を展示しているところはなかなかないのでは?
ほかの買いもありますが、個人的には0階がおすすめ。
1階の人体のところでは将来の人の予想模型や脳の輪切り映像などありました。
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人工知能の授業に登場した初期スパコンの「Cray-1」
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いろんな計算機、見たことあるのも見たことないのも。
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日本ではここまで大規模な科学技術館を思い浮かべることができないくらい、展示が豊富でした。
倉庫にこれでもか!と戦闘機を並べる方式はあまり見ませんね…(知らないだけかも)
科学技術に興味がある人はぜひ訪れて見て欲しいです!
14時ごろに博物館を見終わって昼食。
特に食べるべきものもないのでスーパーでベーグル、サラダ、ビールを買って公園でのんびりいただきます。
疲れてきているので歩く気があまりありませんが、体に鞭打って次へ。
ハイドパーク
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野生のインコがたくさんいるところがあり、多くの人が餌をあげていました。
落ちている落花生を拾ってみるとすぐに何羽ものインコが止まってきました!
(爪とかくちばしとか結構痛いので注意です)
大英図書館
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「マグナ・カルタ」や「ビートルズ」直筆の楽譜などが展示されている図書館です。
歩いていきましたが、めちゃくちゃ遠かった、足が攣りそうですが6kmほど歩いてホステルに帰ります。
バスを使うべきでしょうが、イギリスでは現金を持っていないため歩くしかない…
※残り電源:iPhone45%、バッテリー2回分
2/23( ソールズベリ )
ソールズベリ
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UMAや宇宙人、オーパーツなど好きなので「ストーンヘンジ」は一度見ておきたいところ。
【SCP財団】世界的組織の活動内容と”特別収容保護プロトコル”
オイスターカードという、イギリス版のSuicaを購入しソールズベリー駅に向かいます。
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駅からのバスまで時間がありましたが、ブラジル人の女性2人に割り勘でタクシーを使わないか誘われました。
結果としてバスよりも安く済んだので良かったです!その後も彼女たちとは一緒に回りました。
ストーンヘンジ
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馬蹄形に配置された高さ7mほどの巨大な門の形の組石(トリリトン)5組を中心に、直径約100mの円形に高さ4-5mの30個の立石(メンヒル)が配置されている。夏至の日に、ヒール・ストーンと呼ばれる高さ6mの玄武岩と、中心にある祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇ることから、設計者には天文学の高い知識があったのではないかと考えられている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ストーンヘンジ
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ストーンヘンジの入り口には実際のものと同じ大きさの石が置いてあります。
あんなに巨大な石をよく積み上げることができたなと思いました!
羊が草をはむようなのどかな場所に存在する謎のスポット…面白いですね!
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近くに行って見たいという彼女たちと別れ、バスで帰ろうと思いましたが往復チケットしかないとのこと。
運転手さんの好意で駅まで乗せていってもらいました。
ロンドン名物の2階建てバスから見る景色は、いつもよりもだいぶ高くてテンションが上がります!
イギリスからスペインへ
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出入国カウンターにはおじさんが1人だけ、パスポートをスキャンして顔を一瞥されただけでスルーでした!
さらに荷物検査もなし…イギリスからは何を持ち出してもいいのでしょうか?かなり謎でした。
乗客と一緒にバスから降りてトイレに行き、戻ってくると誰もいませんでした。行きとは異なり、移動中はバスにはいられないとのこと。
眠かったのもあって混乱していましたが、休憩所だと思っていた建物の窓の外を見て納得。
建物だと思っていたのはドーバー海峡をフェリーでした!!
行きは列車、帰りはフェリーと異なる手段で移動できて良かった!
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今思えば非常に効率の悪い回り方でしたが、行きドイツ帰りポルトガルをとった時点で無理ですね…
もはや「横断旅行」というよりは「横縦断旅行」です(笑)
次はスペイン→【スペイン旅行】米がうまいし美術がすごい!ダリにピカソにガウディに…
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