【大学生ドイツ旅行】アルファベットなのに全く看板が読めないよ

旅行

2019年2月にバックパックでヨーロッパ旅行に行ったので、当時つけていた日記を記事としてまとめました。

ロシア経由で到着したドイツは、まさにイメージするヨーロッパで日本との文化の違いを感じられました!

旅行の詳細は【大学生ヨーロッパ旅行】バックパッカー1ヶ月の費用、持ち物などにまとめてあります!

  1. 1日目:日本→モスクワ
    1. 前日から成田空港へ
    2. まずは乗り継ぎのロシアへ
    3. 本当はロシア観光もしたかった
    4. しょうがないので空港内を探検
    5. ロシア語の挨拶
  2. 2日目:フランクフルトに到着
    1. 時差ボケ解消のために眠らない
    2. いつもの旅行初日疲れ
    3. 機内放送から日本語が消える
    4. フランクフルトに到着
    5. これぞヨーロッパの街並み
    6. この建物何なんだろう?
    7. ホットドッグをいただきます
    8. ファイブ エレメンツ ホステル フランクフルト
  3. 3日目:フランクフルトからベルリンに移動
    1. 朝から移動を開始
    2. 間違えて高級列車に乗る
    3. ベルリンに到着
    4. ベルリン国会議事堂の予約
    5. ブランデンブルク門
    6. アンペルマンショップ
    7. Heilig Kreuz-Kirche(読めない)
    8. ノイケルン区役所
    9. ちょっと休憩、おやつ。
    10. ホステルに荷物を置いて探検
    11. ベルリンのカレーブルスト
    12. ドイツ留学中の日本人と話す
  4. 4日目:ベルリン探索
  5. 朝食の暇もなく国会議事堂へ
  6. ドイツ国会議事堂
  7. 残った時間で強制収容所へ
  8. ザクセンハウゼン強制収容所
  9. ベルリンに戻りネルトリンゲンへ
  10. 5日目:進撃の巨人のネルトリンゲン
  11. 所要時間半日、乗り換え2回
  12. ネルトリンゲンに到着
  13. ネルトリンゲンってどんな町?
  14. ドイツ終了!次はどこへ行こうか
  15. ミュンヘン
  16. 聖ミヒャエル教会
  17. 新市庁舎
  18. 聖ペーター教会の塔
  19. イタリア・ベネチアへ
    1. フランクフルトとベルリンの違い
  20. その他の旅行記事

1日目:日本→モスクワ

前日から成田空港へ

空港で夜を越せることがタイ旅行で分かったので、前日入りして騒がしい中での睡眠に慣れます。

久しぶりだったので寝付くまでに少し時間がかかりましたが、必要な睡眠時間は確保。

旅行前のワクワク感を空港で感じるのがすごい好きなので可能な限り前日入りしたいタイプです。

出発前に牛丼を食べようと思ったら第1ターミナルになく、第2ターミナルに行くか本気で迷いました。

朝ごはんを食べつつどんなルートで旅行しようか考えて、回る国の順番くらいは決めたと思います。

ただホテルを抑えているわけではないので、日程をどうするかなどは全く決めませんでした。

10時のチケット発券で後ろに並んでいた日本語ペラペラのロシア人留学生と仲良くなりました!

個人的に海外旅行の最難関は「他人に話しかけられるか」で、一言目をかけるのに勇気がいります。

話始めればいくらでも話せるので、日本に来て驚いたことなどを1時間ほど話していました!

  • 現金しか使えない店(現金かカードorカードのみ)
  • 物によって数え方が違う(1本、1竿、1頭…)
  • 勉強しない大学生が多い(胸が痛い…)
  • 公共WiFiが悪い(電波がつながらない)

まずは乗り継ぎのロシアへ

利用した「アエロフロート」はパンが飛ぶと評判が悪かったようですが、近年は改善しているようです。

隣席はエジプトに行く放送局勤務の女性で、業界や旅行の話を聞くことができ勉強になりました。

アエロフロートのWiFiは有料なので下調べできず、ロシア宇宙飛行士の映画と「ヴェノム」を見ました。

英語の字幕すら存在せず、ロシア語で見ていましたがMARVELは話が予想できるので楽しめます。

長時間のフライトなので食事は2回ありましたが、食事を目の前にするとつい写真を撮り忘れます…

格安航空は「ビーフorチキン?」でなくチキンorフィッシュ?」「チキンorポーク?」がほとんど。

空の上でのお酒は回りやすいとは聞いていましたが、白ワインはなかなか効きました…

本当はロシア観光もしたかった

モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港には時間通りに到着、乗客から拍手がわき起こっていました!

入国審査の長い列に並びますが、並ぶ列が違ったようで手続きにかなり苦労しました。

係のおじさんに聞いても対応が冷たい or まくし立てるように話すので、心細くなります…

タイ旅行でフィリピンを観光したように、ロシア観光のためトランジットに時間を開けていました。

しかし受付で聞いたところ、事前にビザの発行がないと外には出られないとのこと。

国際線でロシア連邦内の空港で乗り換えをし(トランジットゾーンのある空港に限定)、目的地である国への入国の権利となる然るべき書類及び乗り換えをするロシア連邦内の空港航に到着してから24時間以内の出発の日時が確定した航空券を所持している外国国籍所有者に対しては、通過ビザは必要とされない。

通過ビザの取得が義務となるのは空港のトランジットゾーンから出る場合のみである。

https://tokyo.mid.ru/web/tokyo-ja/tranzitnaa-viza

シングルの通過ビザなら2週間後の受け取りで申請料金が無料なので、大使館で取っておけば良かったです…

僕の旅行は基本的に計画を立てていないので、このようなハプニングは今後も多いと思います。

しょうがないので空港内を探検

空港内をくまなく探索し、最も安そうな店で夕飯?を調達します(こういうところでの節約は大切)

トルティーヤはたくさんのチーズが美味しかったですが、赤いブヨブヨのサラダは苦手な味でした。

野菜が何かを溶かして固め直したかのような微妙な味で、あまり美味しいとは感じませんでした。

追記:帰国後調べたところ「ビーツ」という野菜だそうです。

その後はクレジットカード対応の自販機に挑戦しましたが、どうやってもジュースが出てきません…

すると近くに立っていた、映画に出てきそうなスキンヘッドの警備員が無言で教えてくれました!

見た目と対応とのギャップがかっこいい…!と意味もなく感動。

空港を歩いているとカザフスタン人の女性に声をかけられチケットを貸してくれないか頼まれました。

カザフスタン出身とわかるとロシア人から商品を売ってもらえないため、チケットを使いたいとのこと。

その場では詐欺っぽいので持っていないと退散しましたが、調べると実際にその二国は関係が微妙なよう。

カザフスタン ロシアとの微妙な関係 「ナザルバエフ後」の不安も

詐欺かどうかはわかりませんが、社会情勢について自分の知識が足りていないと自覚しました…

空港の椅子で朝まで睡眠をとって、明日にはドイツのフランクフルトに到着です!

ロシア語の挨拶

挨拶を現地語にするだけでも店員の対応が変わるそうなので、最低限の挨拶は覚えていきたいと思います。

  • こんにちは:ストラーストヴィーチェ
  • ありがとう:スパスィーヴァ
  • さよなら:ドスピダーニェン

「ありがとう」は今日だけで5,6回使いましたね!

英語の少しわかる現地の人に聞けば一発でわかるのでおすすめです、後は数字とかも良い。

2日目:フランクフルトに到着

時差ボケ解消のために眠らない

時差ボケを直すためにはたくさん寝るよりも寝ないで調整する方が良いという意見を聞きました。

到着地に合わせて東京時間4時まで我慢。(東京⇄モスクワが6時間、東京⇄フランクフルトが8時間)

すでに2日間の夜を空港で過ごしているので、ちゃんとした場所で寝たいかも…

空港で上海に行く人、タイに行くドイツ人女性と話しましたが、他にすることがありません。

新聞紙からキリル文字を拾ったり、折り紙をしたりしてました。

キリル文字は(*´Д`)」の口の部分で有名ですが、ロシアでは「ツ」を笑顔を表すのに使うそうです!

いつもの旅行初日疲れ

二日目で既にある程度疲れが溜まってきていますが、これはいつもあることです。

原因は日本ではあまりない、邪険な扱いをされたことに対する精神的なダメージから来ています。

海外に出た直後は、つい日本では当たり前の「気づかい」や「優しさ」を求めてしまうことがあります。

慣れれば気にはなりませんが、逆に日本に帰ってきたときは忘れていた感覚に驚きます。

機内放送から日本語が消える

フランクフルト行きの飛行機では、機内放送がロシア語→ドイツ語→英語となり、聞き取れる部分がわずか。

言っていることがほとんど分からないと、さすがに不安になってきました…

飛行機にはほとんど人がおらず、隣席も広々使えます(複数人で行くとこうはいかない)

今回もWiFiがなくさらにテレビも付いていなかったので、お昼を食べて窓から雲を見てました。

飛行機で上から見る雲はとてもきれいです。

見渡す限りの銀世界、しかしそこには誰もいない…なんかロマンチックじゃないですか?

機内食の配り方が雑で、何かを思う前に思わず笑ってしまいました…

特に味や品質に問題が出るわけではないので特に困ることはありません。

綺麗に並べ直したらなかなか美味しそう、そして美味しかったです。

フランクフルトに到着

3時間後にフランクフルト空港に到着しましたが、今まで乗った飛行機の中で一番キレイな着陸でした。

まずは空港で5万円分の日本円をユーロに両替します。(この時は「100円≒1.4ユーロ」くらい)

その後、空港の第一ターミナルから出ている地下鉄に乗るため無料のシャトルバスに乗ります。

ドイツ人女性と仲良くなり地下鉄チケットの買い方を聞きます。(空港から中心部が片道で4.9ユーロ)

中心地の駅前では気のせいか売人のような人がチラホラおり、少し怖かった…

これぞヨーロッパの街並み

市街地に出ると写真でしか見たことがない「中世ヨーロッパ」の景色が目に飛び込んできます。

(実際はどんなものか知らないはずなのに、どこでこのイメージは形成された?)

中心地が上の写真のような風景なので特に目的を持たず気の向くまま歩いていましたが、十分に楽しめます。

上の写真はレーマー広場。旅行中は名前など気にしないので帰ってきてからGoogleフォトで調べます。

【googleフォト】旅行に便利な写真保存アプリは他にも便利機能がたくさん!

聖バルトロメオ大聖堂って名前らしい。本当に旅行中は建物の名前に興味を持ったことがない…

歴代の神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われていたことから、通称「カイザードーム(Kaiserdom/皇帝の大聖堂)」とも呼ばれて、ドイツの歴史的にも重要な建造物として観光スポットとなっています。

http://tabilover.com/2017/04/post-4188/

聖カタリーネン教会はマルクト広場から500mほどで港、倉庫街の近くにある教会です。船乗りのための協会であったようで13世紀に建設された教会です。教会の尖塔には16世紀に造られたバロック様式の尖塔が特徴的です。

黄色が眩しいカタリーネン教会には日本人もよく知るエピソードが。

アルプスの少女ハイジが塔の上からならアルプスの山が見えるのではないかと思い、登ったそうです。

後から調べて知りました、というよりハイジが連れてこられたのってフランクフルトだったんだ…

アイゼルナー橋は、そもそも市民たちの自発的な運動と寄付だけで建った橋で、19 世紀の半ば、マイン川に 1 つしかない橋の混雑について不満を訴え続けたものの、予算不足で却下し続ける政府に業を煮やした市民たち自身の負担で建設されました。

https://www.expedia.co.jp/Eiserner-Steg-Frankfurt.d553248621532509072.Place-To-Visit

恋人たちの南京錠がずらり。中には鍵の中にものが入れられるめちゃくちゃゴツいものも。

南京錠を持ってくるのを忘れてしまっても近くにちゃんと購入できるところがあるらしいです。

南京錠の重みで橋が落ちないか心配なくらい大量についてました。

この建物何なんだろう?

色合いがとても気に入ったけれど、調べても調べてもよくわからない歴史がありそうな建物。

役所っぽいですが、よく分からず。誰かわかる人教えてください!

こういう建物が普通に街中にあるのを見ると、本当に別の世界に来たのだなと感じさせられます。

ホットドッグをいただきます

ドイツのフランクフルトに来たからにはホットドッグは必ず食べておきたいところ。

しかし周りにホットドッグ店はなく、売っていても肉屋やパン屋など、一般人が使うようなお店ばかり。

ホットドッグは観光客向けというよりもドイツ人の普段の生活に根付いた食べ物なのかもしれませんね!

基本的にはガイドブックで紹介されているところ、何となく面白そうな建物など、日が落ちるまでに回れるところを回っていました。

ファイブ エレメンツ ホステル フランクフルト

電波がないので、近くのカフェから飛んでいたWiFiを拝借して「booking.com」で宿を確保します。

宿泊施設の場所が「maps.me」のオフラインマップで表示できること、評価を見ることができることから、海外旅行に限らず国内旅行でも重宝しています!

  • WiFiのあるホステルに泊まる
  • 次の日の行動を予測して近くのホステルを予約しておく
  • 予約したホステルに泊まる(初めに戻る)

今回宿泊したホステルは「ファイブ エレメンツ ホステル フランクフルト」。

1泊20ユーロほどで良いところですが風俗街のど真ん中で、日本でも有名な「FKK(エフカーカー)」という施設も近くにあったようです。

まさに「ヨーロッパ」という感じの景色が目の前に広がるのでとてもワクワクします!

ドイツといえばウインナーですが、至る所に売っているわけではなかったことが意外。

まだ時差ボケで眠かったので、眠気覚ましにホステルの1階でスープを食べていたところ、シンガポールのジャーナリストの方と仲良くなって、ビールをごちそうになりました!

3日目:フランクフルトからベルリンに移動

国会議事堂は予約でいっぱいだったので明日にして凱旋門の周りを探検していました!

朝から移動を開始

ホステルの朝食はパンとシリアル、少しのおかずとコーヒーなどの飲み物という場所が多いのでかなり豪華でしたね!

ソーセージは火を通さなくていいようで、ぶよぶよした不思議な触感でした。

間違えて高級列車に乗る

この日はベルリンに宿を取ってあったので、フランクフルト駅でクレジットカードを使ってチケットを購入しました。

英語の説明を読んで購入してもいいですが、近くにいる赤いベストを着た係員に聞けば買い方を教えてもらえます。

後からわかったことですが今回僕が乗ったのはICEという高級列車で、ベルリンまでの片道で132ユーロ。

もう少し安い列車を探せばあったのかもしれませんね…

乗車時間は4時間程度で、途中で駅員から客にハリボーのグミが配られました。

ICEでハリボーもらった! ドイツのお菓子とは知らなかった… 世界で初めて組を製造したそうです#ヨーロッパ pic.twitter.com/BzYF3HlJ0R — 樹(いつき)@ヨーロッパ! (@Itsutsuki3) 2019年2月6日

列車内は wi-fi が飛んでいたので、この後行く場所について調べたりしていました!

列車の窓から外を眺めていて感じたのは、風車がたくさんあるということ。高校の地理でヨーロッパはクリーンエネルギーの導入は日本より進んでいたと習った気がします。

北海道にも風車がたくさんありましたが、それ以上の数の風車がありましたね!

ベルリンに到着

ベルリンに到着したのが約14時で、そこから予約したホステルに向かいつつ、いくつか建築物を見ていきます!

10キロ以上あったので日が暮れるまでにホステルに到着するか微妙です…。

ベルリン国会議事堂の予約

ドイツの国会議事堂は、インターネット予約が必要とのことで断念しかけました。

しかし道路反対側の受付でパスポートを見せると予約ができます(無料)

German Bundestag – Registering to visit the dome of the Reichstag Building

当日の予約はいっぱいだったので、次の日の10時から11時の間を予約。

ブランデンブルク門

正面部はパリ広場の西側に面しており、ミッテ区に属している。高さは26m、幅は65.5m、奥行きは11mの、砂岩でできた古典主義様式の門である。

https://itsuki-campuslife.com/wp-admin/post.php?post=5618&action=edit

もともとは関税を科すための門だったものがプロイセン王族の外出時の門となり、ベルリンの代表的なスポットになりました。

青い空をバックに駆ける4頭の馬がキレイです!

アンペルマンショップ

ドイツの信号機マークから誕生したマスコット「アンペルマン」はドイツの代表的キャラクター。

公式ショップには各国の信号機が飾られており、日本の信号機もありました。

グッズは缶バッチやTシャツなどかなりの種類があり、僕もステッカーを購入しました! 

アンペルマン(AMPELMANN)リフレクター キーリング / GO グリーン
AMPELMANN

Heilig Kreuz-Kirche(読めない)

ヨーロッパ旅行で一番気に入っている教会。

全体的に円を多く用いているため軟らかいイメージを感じます。

ノイケルン区役所

どこからでも見える時計があると、いちいち時間を確認しなくていいので便利ですね!

外もだんだん暗くなってきたのでホステルに向かう歩調を早めます。

ちょっと休憩、おやつ。

昼食をとっていないことに気づいたらお腹がすいてきたので、通りの出店でゴマパンとチーズか何かが巻いてある揚げ春巻き、それとはちみつ漬けのバリバリした何か。パンを買いました!

文字が読めないので何の料理なのかわからないのが残念です…

ホステルに荷物を置いて探検

今回宿泊したホステル(2A ホステル)は、比較的周りにお店がありました。

ビルのそれぞれの階に部屋があるようで写真はレストランがある共用ロビーでたくさんの人がいました。

日が沈みましたがそこまで危険ではなさそうなので、ロッカーに荷物を置いて夜のベルリンを探検。

ベルリンのカレーブルスト

ガイドブックに載っていて食べたいと思っていたカレーソーセージとポテトのセットと、それとドイツビール!(4.95ユーロ)

写真の右側に盛られているのが輪切りのソーセージで、ビールと一緒にカウンターで食べました!

ドイツ留学中の日本人と話す

ホステルのラウンジで日本らしき人を見かけ声をかけたところやはりそうでした。

現在は2年いた大企業に疑問を抱き、現在大学で phd を取るため勉強中だそうです。

海外の大学院では国籍や性別で人を全く判断しない代わりに、GPAなどの成績をひじょうに重視するとのことでした!

旅行前に友人に誘われていた 「IELTS」 の名前が出てきたので、これは何かの運命だと思い、IELTSの受験を決意しました。(↓後日受験した感想記事)

https://itsuki-campuslife.com/campuslife-study-ielts

普段では絶対入ってこないような貴重な経験がたくさん得られました!

  • 選択肢は広く持っておく
  • 道を外れても良いが何かしらの資格は必要
  • 英語の勉強をする
  • 大学の本分は勉強

明日は早起きして国会議事堂に行きます!

ドイツの公用語はドイツ語、アルファベットは普通ですが発音できない。

基本的な挨拶、これしか覚えて行っていません。

  • こんにちは:グーテンターク
  • ありがとう:ダンケシュ
  • またね:チュス

4日目:ベルリン探索

朝一番からベルリン国会議事堂を目指し、その後はザクセンハウゼン強制収容所に行ってきました!

朝食の暇もなく国会議事堂へ

今日は議事堂を見に行くため7時に起床しシャワーを浴び次第出発と、朝早くから活動を開始しました。(朝食は高いのでパス)

北海道旅行の時から、旅行中はいろいろな景色を見るために同じ道を通らないよう心がけています。

明け方の人が少ない公園の中を突っ切ると、日本では見られないような植物や野生のリスなどがいました。

歩いていて全く退屈することがなく、自然が好きなことを再確認しました。

ドイツ国会議事堂

やはりホステルから国会議事堂まで2時間半かかってしまい、他の場所を見学する時間はありませんでした(ホステルの選択間違えたかな…)

議事堂の入り口はパスポートによる本人確認、X線と金属探知機と空港並みのセキュリティでした。

バックパックの中に大きな金属体があると言われ中身を全部ひっくり返したところ、使い捨てカイロでした…

ある程度人数が集まってから入り口に誘導され、二重の自動ドアをくぐった後エレベーターで一気に屋上まで移動します。

国会内部に入ることはできず、屋上にある透明なドームのみの見学でした。音声ガイドが無料貸し出しされており、特定の場所で自動的に解説をしてくれます!

残った時間で強制収容所へ

その後は一度駅に戻って次の目的地の「ネルトリンゲン」に移動するための列車を確保します。

かなりの田舎のようですが、乗り換え2回で午前中には入れそうです。

この頃ようやく「バス」という移動手段があることに気づきますが、列車のチケットを買うことさえも英語での意思の疎通がうまくいかず、バスを探すどころではありませんでした。

時間的に「ベルリンの壁博物館」と「ザクセンハウゼン強制収容所」のどちらに行く時間しか残っておらず、迷った末に後者に行くことにしました。

ベルリン駅からオランニエブルグ駅まで行き、そこから20分ほど歩きます。

のどかな街で、雰囲気が良かったです

ザクセンハウゼン強制収容所

ドイツを訪れたのならナチスに関する展示は見ておくべきだと思っていたので、「ザクセンハウゼン強制収容所」に行ってきました。

そこそこの距離を歩いたかなと思ったあたり強制収容所の入り口が見えてきます。

収容所は一部が復元されていて、大部分は更地となっており、簡素な入口からは想像できないほどの広さです(大きな公園一つ分ぐらい)

現在は多くが野原になっていますが、当時はここにたくさんの小屋が並んでいたそうです。

風呂がとても風呂とは呼べる代物ではなかったこと、ベッドの間隔が恐ろしく狭かったことが心に残っています。

英語での解説パネルがたくさんあり、収容されていた人物の一生を遺品とともに紹介していました。

雰囲気は北海道旅行での網走監獄に似ていましたが、そもそもここにいたのは何の罪もない人たちであることを考えるとその環境の劣悪さが分かります。

実際に収容されていた人のの写真や経歴、映像などの展示があるところが網走監獄とは大きく異なりました。

説明文はドイツ語と英語ですが、かなりの文章量があり説明をすべて読もうと思ったらかなりの時間がかかると思います。

ベルリンに戻りネルトリンゲンへ

今日の昼食と明日の列車の中で食べるもの(食パンとチーズ、ハム、タルタルソースなど)を地元のスーパーで購入。

帰りの電車を乗り間違えて2ユーロと30分のロスをしました。

ドイツは駅名すら読めないので、現地の人に地図を見せて行き先の確認をする必要がありますが、地元の人もあまり列車に詳しくないこともあるので本当に大変でした…

最終的には、やってきた電車の先頭にダッシュで行き車掌さんに行き先を確認することでようやく元の駅に帰れました。

もし時間があればベルリンの壁博物館にも行こうと思っていたのですが、今日は時間と気力が尽きてしまったため今回は行くことを断念しました。

駅で出発まで待機しますが吹き抜けなのでそこまで暖かくはなく、しばらく座っていると物乞いが来ます。

僕は基本的にまりお金を渡さないスタンスなのですが、海外では富めるものが貧しいものに施しをするのが普通だったりするのでしょうか?

個人的な考えとしては

  • その人はいつになっても自立できない
  • 自分が稼いだ金をなぜ人にあげるのか
  • リターンを何も与えようとせずにお金をもらおうとするのはどうなのか

という考えです。 せめて何かを売るとか演奏をするなどしようとは思わないのでしょうか?

…などとそんなことを考えているうちに21時になり列車がやってきたので今日はここまで。

5日目:進撃の巨人のネルトリンゲン

かなり田舎にあったので行くのにほぼ半日使いました!

所要時間半日、乗り換え2回

朝の4時半に目覚ましをかけて起床、乗り換え駅を待ちます。

今回のチケットは乗り損なった場合にもチケット交換が効かないと駅員に言われたので特に注意しました!

本日2回目、9時の乗り換え駅。

ネルトリンゲンに到着

ほぼ半日かかりましたが、何とか10時前に目的のネルトリンゲン駅に到着。

マンガ「進撃の巨人」のモデルとなった場所は、駅から徒歩5分以内。

ネルトリンゲンってどんな町?

街への入り口。ほかにも何箇所か存在する。

ネルトリンゲンは高校で地理を学習した人は一度は聞いたことがある年の名前です。

町全体を高い壁で囲った「囲郭都市(城郭都市)」の代表例として有名です。

城郭都市(じょうかくとし)とは、城壁で周囲を囲み堅固に防御した都市を指す 。 土塁、堀なども防御施設として用いられる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/城郭都市

トンネルをくぐると、そこそこ圧迫感のある街並みが目に入ってきます。出口が少ないので自動車がひしめき合っていました。

壁の高さは4〜5mでしょうか?外敵の侵入を防ぐために作られておりい、壁には弓を射るための窓も空いています。

ネルトリンゲンを訪れる際に参考にしたブログ記事では「想像以上に小さくてがっかり」とありましたがそんなことはありませんでした。

確かに巨人は防げないかもしれないですが、人間の侵入を防ぐ分には困ることはないでしょうね!

壁の上は歩くことができ、町の外観を見ながら30分ほどで一周することができ、かなり小さな町だというのことがわかります。

ドイツ終了!次はどこへ行こうか

これでひとまずドイツは終了、特に予定を立てていなかったのでホットドッグを食べながら計画を練ります。

イタリアかスイスのどちらに入ろうか迷った結果、イタリアに決定。

チケットを購入しに行くとミュンヘンからの越境が良いといわれたので、予定になかったミュンヘンにも急遽行くことになりました。

今回の旅は行きの到着空港をもう少し考えればよかったなと思っています。

ヨーロッパ横断どころかヨーロッパ縦断(かつ英仏間は往復)という無駄の多い日程になってしまいました。

ミュンヘン

sdr

イタリアに行くため、ネルトリンゲンからミュンヘンに向かいました。

もともとは訪れる予定のない都市でしたが、夜中の列車に乗って宿代を節約することを考えると夜まで時間をつぶすべきとの結論に達しました。

ドイツで訪れた都市の中では最もにぎわっており、観光客もたくさんいて楽しかったです!

聖ミヒャエル教会

聖ミヒャエル教会は、1556年イエズス会のアルブレヒト公との合意をもとに、1583年から1597年にかけてバイエルン公ヴィルヘルム5世の命により、ルネッサンス様式のイエズス会の教会として建てられました。

https://www.tour.ne.jp/w_review/MUC/sightseeing/spot/1318736/

新市庁舎

ミュンヘンの中心に建つ、1867~1909年に建てられたネオゴシックの建物。鐘楼に取り付けられた人形の仕掛時計は必見。32体の人形が様々な歴史劇を繰り広げる。塔の上からはミュンヘン市街が一望できる。

https://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/western_europe/federal_republic_of_germany/MUC/118311/index.html

聖ペーター教会の塔

ペーター塔は展望台に登るのに全て階段だったので足が死にました。

駅の構内で一瞬WiFiが入ったのでドイツの食べ物を調べます。

「地球の歩き方」は観光地の情報は多いのですが、食べ物の写真が少ない点で少し残念です。

その点、タイ旅行のガイドブックは写真と日本語、タイ語でも料理名が書いてあったので指させば通じたので楽でした。

ベルギーは寄れなさそうなので、ワッフル2.5ユーロ(写真取る前に完食)

プレッツェルとアップルシュトーゲン

mezzo mix(コーラにオレンジを混ぜた飲み物)

カツレツパン2.5ユーロ

23:20発のチケットを取ったので、ヒートテックを下に着て20時程まで出歩いてきました(結構寒い)

酔っ払いが大声で歌っていたり、子供が殴り合いになりそうだったり、警察が人を怒鳴りつけていたりして少し怖かったです

イタリア・ベネチアへ

夜の駅で凍えそうになりながら列車を待ちます。ヒーターの設置されている休憩所があったので助かりました。

今日も車中泊で移動し、8時頃にヴェネツィア到着です。

しばらくシャワーを浴びていないので、そろそろ浴びたいな…

フランクフルトとベルリンの違い

僕は個人的に、ドイツはフランクフルトよりもベルリンの方が面白いと思いました。理由として

  • 古い町並みと新しい町並みが混在
  • 観光に特化していない下町感

などが挙げられます。

都会感が出ていたり、観光客目当ての店が多くなるとどうしても見えている景色が嘘くさく感じられてしまい、某有名な夢の国っぽくなってしまいます。

次はイタリア→【イタリア旅行】ベネチアで終電を逃したり、田舎道を歩き続けたり

その他の旅行記事

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