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大学一年生だった2017年の9月に、北海道を1ヶ月クロスバイクで一周したときの日記をまとめ直しました。
北海道一周をする大学生は多く計画は他ブログを参考に決めたので、同じように参考になれば嬉しいです!
実際の旅行の様子は【北海道旅行】自転車旅行の日記と、おまけで雪まつりの旅行記で紹介しています!
北海道自転車一周のきっかけ
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北海道のキャンパスで1年間生活をしていましたが、長期休暇中は閉寮されます。
東京理科大学の長万部キャンパスが閉鎖?基礎工学部はどうなる?
多くの学生は帰省する中、どうせなら北海道の広大な自然を楽しみたいと考えました。
大学図書館の体験記に自転車旅行があり、自分にもできそうだと計画を立てました!
夏休み前半は農業バイトで資金を稼ぎ、後半に1ヶ月ほどかけて北海道旅行を予定。
北海道自転車一周の準備
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(左が予定のルート、右が実際のルート)
興味を持ったのが4月後半で、GW前には実際に旅行に向けて行動を起こします。
ヤフオクで存在すら知らなかったクロスバイクを購入し、土日に八雲町まで練習。
柔軟に動けるように、行きたい場所を線で結ぶだけで、ルートや日程調節はなし。
農業バイトでは、自転車日本縦断をした人、世界を回った旅行者に出会えました。
そこで旅行の注意点や、オフラインで使える便利なアプリを教えてもらいました!
【農業アルバイト】大学生が夏休みに農業アルバイトはきつい?作業内容・稼げるか?
北海道自転車一周の持ち物
クロスバイク
マウンテンバイクとロードバイクの中間で、初心者でも練習すれば乗れます。
普通自転車のハンドルですが、タイヤが細いため抵抗が少なく軽く漕げます。
また非常に軽いため、自転車が通れない道路や階段でも担いで通れます。
付属品として以下のものを追加で購入し、自転車店で防犯登録も行いました。
- 取り外せるライト
- 替えタイヤチューブ
- パンクセット
- 反射板
- ペットボトルホルダー
ツーリングマップ
自転車旅行は、普通のガイドにはない細かい道も利用できるため幅が広がります。
バイク旅行用のツーリングマップを参考にしつつ、自動車専用道を避ける旅行でした。
ライダーハウスや温泉の情報も載っており、通信制限スマホでも快適に旅行できます。
宿の情報などは新しいほうが良いですが、数年前のものでもあまり不便ではないです。
防水スマホケース
旅行中は雨でも移動するため、道を確認するためにスマホの防水加工が必要でした。
簡単なのは、100円ショップのビニール製スマホケースに入れて首から下げる方法。
ケース外からでも反応するものを選べば、雨の中でも地図の確認などが可能です。
スマホは通信制限がかかっていたため、オフラインで使えるアプリを中心に入れました。
【オフラインアプリ】大学生バックパッカーおすすめ!海外旅行に便利なアプリ5つ
その他の持ち物
北海道では何時間も店や家がないこともあるため、水と食料の常備をおすすめします。
洋服は水洗いして自転車に括りつけて走れば、すぐに乾くので枚数はあまりいりません。
ズボンが巻き込まれないためのバンドと、雨のときに洋服を守るゴミ袋は途中で購入。
- カッパ上下
- カロリーメイト×2箱(常備)
- ペットボトル水×3(常備)
- 食パン1斤(常備)
- アーモンドチョコ大袋(常備)
- フルーツ飴大袋(常備)
- 300円のモバイルバッテリー
- 単三電池×6本
- ゴミ袋
- 寝袋
- 寝袋下敷き用マット
- スズランテープ
- ガムテープ
- 速乾性Tシャツ×4
- 速乾性パンツ×4
- ジャージのズボン
- 現金
- キャッシュカード
- ブルーシート
- リュック
- マジックテープ(ズボンのすそを止める)
- サンダル
- リュックカバー
おすすめ観光スポット
第3位:紋別
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大きなハサミのオブジェがある紋別には観光スポットが多く、1日過ごせます。
オホーツクタワー地下の水族館では、ライトに集まった野生の魚を見られます。
水槽の綺麗な魚ではなく、ガラス越しに野生の魚やクラゲが見えるのは不思議でした!
第2位:神威岬
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女人禁制だったのも納得できそうな断崖絶壁で、先頭までの道筋も過酷です。
旅行中に行った岬の中でも、先頭までの過酷さと景色のギャップからお気に入り。
岬の先で思うことはいつも一つ「地球って本当に丸いんだ…」。
第1位:モエレ沼公園
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世界的な彫刻家イサム・ノグチ氏がデザインした公園で、北海道旅行No.1!
公園なのにやたら評価が高いので気になって行ったところ、超大正解でした!
雨上がりの朝に見た霧に包まれた公園の素晴らしさは、筆舌に尽くしがたい美しさ。
↓後日改めて訪れ、別記事にその素晴らしさをまとめました!
北海道・札幌観光で絶対に行くべし!世界的彫刻家の作った「モエレ沼公園」のおすすめポイント!
北海道のマイナーおみやげ
キリンガラナ
北海道のソウルドリンク「ガラナ」が気に入り、3種類の飲み比べを行いました。
個人的には「キリンガラナ>最東端ガラナ>コアップガラナ」の順でおすすめです。
他にも北海道限定の「ソフトカツゲン」「ナポリン」「シトロン」なども美味しい。
わかさいも
洞爺湖の名物で、名前に「いも」とつきますが原料は芋ではなく豆らしいです。
紹介している通常版以外にも揚げた商品もあり、現地では揚げたてを食べられます。
豆なので腹持ちも良く、旅行中に購入してエネルギー源として食べました!
ぽてコタン
北海道産のジャガイモと玉ねぎを細かくして混ぜ合わせ、サクサクに揚げたお菓子です。
北海道と言えば「じゃがポックル」が有名ですが、個人的にはこっちの方が好きでした。
絶妙な塩加減とコクがおいしく、小袋になのでお土産として人に配ることもできますね!
雪花青(せっかせい)
長万部のお菓子工場「青華堂」で製造している、濃厚でほろほろのソフトクッキー。
現地では抹茶やイチゴなど何種類か味が存在するのですが、通販では1種類のみのよう。
工場ではコーヒーと試食を楽しめるので、長万部町を訪れた際には寄ってみて下さい!
たこ皮ジャーキー
タコ皮を唐辛子入りのたれに付け込んで干した、酒のつまみに最高なお土産です。
酒のつまみでなくても、タコ皮はなかなか千切れず口の中で舐めていられます。
あまりに美味しすぎて旅行中に食べてしまうほど、珍味としても面白いのでおすすめ。
北海道自転車一周の感想
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案ずるより産むが易し
旅行計画時に多くの人から否定的な意見も受けましたが、両親を説得をいいことに強行。
実際には旅行で大きな問題に巻き込まれることもなく、言うほど難しくなかったです。
経験者の話は役に立ちますが、やらずに否定する人はあまり気にしなくてもいいのかも。
人の優しさに触れた
延々と同じ景色を走ったり土砂降りに遭ったり、何の為の旅行かわからなくなることも。
そんなとき、車から声をかけ道の駅で差し入れをくれる人の優しさが身に沁みました。
土砂降りのときは、わざわざ車を止めてライダーハウスを教えてくれたおじいさんも。
この旅行は決して自分だけの力ではなく、周りの人の助けがあってこその達成です!
やりたいことはやってみる
やりたいことに躊躇して言い訳を並べるなら、実行し修正をかける方が効率がいいかも。
この旅行で「やりたいことはやってみる」ようになりやりたいことリストを作るように。
この後もブログを始めたり、タイ、ヨーロッパ7カ国、北米などに行ったりしました!
北海道自転車一周の様子
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予定よりも実際のコースの方が距離が長くなりましたが、ほぼ計画通りでした。
- 総距離:約2,000㎞
- 旅行期間:約3週間
- 旅行費用:約12万円(自転車込み)
私は長万部町から反時計回りでしたが、普通は函館から時計回りの人が多いようです。
始めは道の駅、後半はバス停で野宿し、北上して寒いときはライダーハウスなども利用。
旅行中の様子は【北海道旅行】自転車旅行の日記と、おまけで雪まつりの旅行記で紹介しています!
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