【大学生イタリア旅行】ベネチアで終電を逃したり、田舎道を歩き続けたり

旅行

2019年2月にバックパックでヨーロッパ旅行に行ったので、当時つけていた日記を記事としてまとめました。

ヨーロッパ旅行では外せないスポット、ベネチアは自動車がなく迷路みたいでワクワクしました!

旅行の詳細は【大学生ヨーロッパ旅行】バックパッカー1ヶ月の費用、持ち物などにまとめてあります!

6日目:ヴェネツィア

朝になると海が見えたのでもう少しのようだったので、ドイツの駅で購入したビールを飲みながら到着を待ちます。

ヴェネチアも昔から行きたいと思っていた都市で

  • 将来は海に沈んでしまう
  • 自動車がなくすべて舟でのやり取り
  • 至る所に水路が存在する

などの実態を確かめることができました!

サンマルコ寺院

ヴェネチアの中で他の建造物を圧倒して天につきだしている鐘楼に登りました。前日の聖ペーター寺院で学習したので事前にエレベーターがあるかをチェック。

さすがにこの高さだと行きも帰りもエレベーターでの移動でした。

それぞれの方向によって見える景色が大きく異なる。

夜のヴェネチア

帰りの列車を予約しようとしましたが、到着時間が真夜中となってしまいます。

ヴェネチアは警察が夜も見回りをしているため比較的治安がいいとのことだったのでヴェネチアで夜を過ごすことにしました!

途中イタリア人しかいないバーでカップルにワインをごちそうになったり、道端で居眠りしてしまったり、言葉の通じない酔っ払いと話したりするうちに夜が明けました。

朝一の列車に乗って次の目的地に向かいます。

7日目:フィレンツェ

間違えて一つ手前の駅で降りてしまいましたが、いいものが見られました。

地下にある空間に落書きがされているのですが、どれも非常にレベルが高く見ていて不快になりません。さすがダ・ヴィンチを育てた都市ですね!

夕飯のボンゴレとポテト。美味い!

ドゥオーモ

夕飯を食べた後に歩いていると広場のような場所に出ました。その時に目の前にあったのがこれでしたが、当時は名前など知りませんでした。

メリーゴーランドの前でアコーディオン奏者が演奏していたり、バンドの演奏にウクレレ奏者が飛び入り参加したり、チェロでの「タイタニックのテーマ」の演奏があったりと、この日はたくさんの音楽に出会うことができました。

8日目:ダ・ヴィンチ博物館

行こうと思っていた美術館が休刊日だったことが判明し落ち込んでいたところ、「ダ・ヴィンチ博物館」なるものを見つけたので行ってみます。

他のダ・ヴィンチ博物館と異なったのは展示物の多くを実際に触って動かせることで、ダ・ヴィンチ式の橋のミニチュアや鏡文字体験などがあり、子供連れでも楽しめそうでした!

ダ・ヴィンチが考案した戦車。全方向への攻撃が可能。
結構気に入っている写真。バス乗り場に向かう途中の

9日目:ローマ

コロッセオに行く途中でレストランに寄ってカルボナーラとワインを頂きました。イタリアは本当に毎日ワインを飲んでいた気がします…

コロッセオ

コロッセオは予想していたよりも大きかったです。中には特に何もないので外から見ている方が感動が大きかったですね。

周りでお土産を売っている人がたくさんいました。

コロッセオのわきの広場。
コロッセオの隣の遺跡群。ローマはいたるところに遺跡が転がっています。

トレビの泉

正直言うとただの泉です。人が多すぎる!

「ローマの休日」を見ていたので作中に出てきたスペイン広場や真実の口にもいきましたが、特に感動することもありませんでした。

有名なところは有名すぎて逆に「期待値>現実」となってしまっています。

10日目:バチカン市国

バチカン市国はイタリアのローマにあるので「イタリア編」に入れて執筆します。

バチカン市国というと「世界一小さい国」くらいの知識しかないので軽く調べてみました。

バチカンはローマ教皇庁によって統治されるカトリック教会と東方典礼カトリック教会の中心地、いわば「総本山」である。バチカンの統治者は教皇である。

宗教国家であることから、国籍は聖職に就いている間にかぎり与えられる。

公用語はラテン語であり公式文書に用いられる。ただし、通常の業務においてはイタリア語が話されている。また、外交用語としてフランス語が用いられている。警護に当たるスイス人衛兵達の共通語はドイツ語である。この他、日常業務ではスペイン語・ポルトガル語・英語も常用されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/バチカン市国

最近のんびりしすぎてた

最近一日が短くてあまり回れないと思っていましたが、原因はスタートの遅さにあったことに気が付きました。

そのため今日は7時半にホステルを出てローマ観光に出発!

バチカン市国はイタリアのローマにありますが、国内に入るには入場ゲートをくぐる必要があります。

お昼には長蛇の列になると聞いていたので朝早くに訪れました!

入場ゲートでは簡単な荷物チェックがあり、入国というよりはテーマパークに入場するような感覚でした。

今日のメインは世界最小の国、バチカン市国です。到着した9時半にテレビ中継でローマ法王が写っていました!

ドームの観覧はエレベーターが10ユーロ、階段が8ユーロです。

そこそこ辛い階段なので、よく考えて選ぶほうがいいかも。僕は階段で行きました。

料金がなかなか高いですが、登る価値はあると思います!ローマの街を一見でき、内部の美しい装飾も見ることができます。

一度ゲートを出てしまってからシスティーナ礼拝堂が内部にあることに気が付きました…
お昼にはゲートは長蛇の列が。

サン・ピエトロ大聖堂

ヨーロッパの教会はとにかく天井が高い上にそこには緻密な絵が描かれています。荘厳で美しいですが、作る人の苦労が計り知れないですね。

一度大聖堂のてっぺんに行ってバチカン市国を一望したのちに降りてきて聖堂の内部を見る流れになっていました。

小学生の社会科見学のグループがあって微笑ましかったです!

ヴァチカン美術館

大聖堂を出てきたのがお昼ごろですが、入場ゲートの混雑具合がピークを迎えていました。朝早くに入っておいてよかった…

一度ゲートを出てしまい、美術館に行くにはまた列に並び直さなければならないかと思いましたが、美術館へは別の入り口から入れるそうです。

ツアーの受付のようなところで支払いをしましたが、クレジットカードの金額を確認しておらず、入場料金ではなくツアーの料金を払っていました。

一応交渉はしてみましたが、払ってしまったものは返却が難しい(特にカードだと)とのことなので次回から反省したいと思います。

結果はダメでしたが、「勉強代・英語リスニング・美術品の解説」の料金だと思って割り切りました!

説明は6、7割は聞き取れたかな?バチカン博物館はかなりの数の美術品があるので、どこを注意してみるべきかがわかったので良かったです!

美術館内で運命的な出会いを果たしました。ヨーロッパ旅行前に「ミケランジェロ展」で見た「ラオコーン」の本物が展示されていました。(上野にあったのはレプリカ)

この作品は発掘に立ち会ったミケランジェロをはじめとした多くの彫刻家に多大な影響を与えた作品として有名で、多くの彫刻家がこの「ラオコーン」を参考に作品を制作しています。

バチカンにあったものはレプリカよりは一回り小さめでしたが、彫刻が浮かべる苦悶の表情や、体の筋肉の付き方が非常に美しいと感じました。

システィーナ礼拝堂のフレスコ画は思っていたよりも小さくて拍子抜け。

大体人が騒ぎ立てているものはそれほどでもないことを学びました(笑)

皆さんは「最後の審判」の地獄サイドには男性しかいないことを知っていましたか?

ペペロンチーノとスパークリングワインで遅めの昼ご飯。

やっとティラミスが食べられた…!

この時点で午後3時なので、もういくつか回ります。

スペイン広場

なんでスペイン広場っていうんだろう…?

追記:「スペイン大使館が近いから」というだいぶ安直な理由のようです

真実の口

プライムビデオで見た「ローマの休日」のあのシーンを動画で撮ろうと思いましたが激混みで断念。

日本人が多くいましたが、何割が映画を知っているのでしょうか?

カラカラ浴場

日没で入れませんでしたがライトアップがきれいでした!

バス乗り場でミラノ行きのチケットを購入。23時過ぎの出発で明日の朝8時過ぎの到着だそう。

ミラノの次はスイスのどこかに行く予定です(東の方から山岳列車に乗れればいいな…)

11日目:ミラノ

ローマからミラノも夜行バスでの移動。バスの便利さに気が付き始めました。

この日の目標はダ・ヴィンチ博物館と「最後の晩餐」でしたが、後者は予約が2週間先まで埋まっていることだったので断念しました。

なんかお城。旅行にあたり建物の名前はさほど重要ではない。

ダ・ヴィンチ博物館

結論から言うとフェレンツェに合った博物館の方が面白かったです。

こちらの模型は有名な人が作成したらしく、完成度は高いですが触ることができなかったので残念でした。

一方1階には産業に関する展示が充実しておりそちらは十分に楽しむことができました。

イタリアからスイスへ

うーん…某企業にケンカを売っているのかな?

スイスに移動するためナポリに移動します。他の国に行こうとすると自然に主要都市に行くことになるため、結果的に訪れる予定のなかった場所に訪れられてうれしいです。

ここから列車に乗ってスイスに向かいますが、待っていたのは想像を絶する過酷な状況でした…。(次回に続く)

次はスイス→【スイス旅行】寝不足と空腹でおかしくなったので雪山を登りました

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