
万博の記事は腐るほどあるとは思いますが、情報は生もの、状況は刻々と変化します。
n=1として9/23(火・祝)と9/24(水)に大阪万博2025へ行ったレポートになります。
内容は入りやすいパビリオンや持って行った方が良いもの、気を付けるべきことなど。
※追記:万博閉幕したのでパビリオンの記録など書き足しました!
旅行での宿は基本的に以下2サイトを安い順で検索します。 複数サイト比較していますが、この2つがほぼ最安値です。 Booking.com←割引率が異常に高い、海外旅行でもおすすめ 楽天トラベル←国内の宿に強い。Booking.com未掲載もあり
- 大阪万博の持ち物
- 予約内容と結果
- 万博当日の動き(1日目)
- 0935:東ゲート待機列に到着
- 1020:東ゲートより入場
- 0940:ウーマンズパビリオン(スタンプのみ)
- 1040:大阪ヘルスケアパビリオン(自由入場部分のみ)
- 1125:ロボット&モビリティステーション(待ちなし)
- 1218:フィリピンパビリオン(テイクアウトのみ)
- 1300:コモンズAパビリオン(待ち5分)
- 1345:チリパビリオン(待ち10分)
- 1410:西ゲート郵便局(消印入手のみ)
- 1500:未来の都市パビリオン(待ち40分)
- 1620:JAXAパビリオン(待ち5分)
- 1700:アルジェリアパビリオン(待ち10分)
- 1730:北欧パビリオン(テイクアウトのみ)
- 1830:トルクメニスタンパビリオン(待ち30分)
- 1930:カナダパビリオン(テイクアウトのみ)
- 1940:EXPOホール「シャインハット」(プロジェクションマッピングのみ)
- 1945:アラブ首長国連邦パビリオン(待ちなし)
- 2000:マレーシアパビリオン(待ち10分)
- 2030:東ゲート退場
- 万博当日の動き(2日目)
- 注意すべきこと
- 良かったパビリオン
- 旅行の記事
大阪万博の持ち物

日焼け対策
帽子、ネッククーラー、冷感スプレー、冷感ウェットティッシュ、日焼け止め、日傘。
冷たいタオル、腕カバー、霧吹きは使いませんでした。
チケットのQR写真
QRのスクショでも良いとは思いますが、自分は印刷してジップロックへIN。
入場時と予約済みのパビリオン、その他いくつかのパビリオンで定時あり。
水分(氷水、ボトル)
水のペットボトル2本を凍らせて+。ステンレスボトルに氷をいっぱいに詰めました。
未開封だと入場ゲートの検査が楽なこと、水ならほかの用途にも利用できるため。
首や腕を冷やす用途や、持ち込んだ食べ物の保冷剤としても使えるのでおすすめ。
体感は1日1Lちょっと、現地の水分補給スペースはそこまで並んでなかったです。
食料(お菓子、菓子パン)
大きなイベントは食料調達ができない前提で準備します。今回も多めに持ちました。
菓子パン、カロリーメイト、グミ、チョコ、エネルギー飲料、ボンタンアメなど。
熱中症対策に塩のハイチュウを持っていきましたが、意外とおいしかったです。
万博MAPうちわ
つじさんの万博MAPをプリントし、ダイソーの手作りうちわキットに貼り付けます。
通常のうちわより貼り付けやすいのでおすすめ。110円でうちわ2枚分なのも〇です。
裏側にはアイスMAPと世界地図、ダイソーのラミネートシートで防水加工しました。
折り畳み椅子
ダイソーで300円のものを持っていきましたが、絶対に持って行った方が良いです。
自分は昔ながらのX型を持っていきましたが、上の画像タイプの方が楽そうでした。
多少かさばりますが座る位置が高いため、頻繁な立ち/座りでは腰への負担が少ない。
モバイルバッテリー30000mA分
10000mAと5000mAをそれぞれ2台で4台持ち。オールナイト万博を見て防災意識↑。
結局5000mAすら使い切らなかったため、ただただ荷物が重くなるだけでした。
中古のiPhone SE2でも省電力モードなら意外と持ちます。
スマホ2台
電波がつながらない可能性を考えて、スマホ2台にそれぞれSIM2枚刺しで行きました。
メイン:楽天モバイル+mineo Dプラン、サブ:メルカリモバイル+povo2.0
これで実質「楽天モバイル、docomo、au回線」の3回線を利用することが可能です。
便利ツール
つじさんの地図が最も良かったです。iOS限定の「パビリオンはそっち」も便利でした。
待ち時間の一覧は情報が古いこともあり、どこに並ぶか迷ったら使う程度かな?
当日の空枠予約はほぼとれない(今回もゼロ)ので、使わないほうが幸福度高いかも。
予約内容と結果
1か月前抽選
チケット購入時点で2か月以内だったため、申し込みできず。
7日前抽選


予約が取りやすいと言われている17時台を選択(帰る人が出る、夜間券は予約できない)
null²が本命ですが、落合さん個人のパビリオンで人気のため、万博後移設の可能性に期待。
代わりに「Tech World(実質台湾パビリオン)」と「日本館」を本命で予約を入れました。
結果はすべてのパビリオンで落選。だいぶショックでした…
3日前予約
1日目は23:30にログインしましたが、順番待ちで入れたのは00:30で順番とれず。
2日目は23:00にログインして23:50頃に入場、ただクリック競争に負けてパビリオン取れず。
2:00にオランダパビリオンの予約枠が解放されるらしいと聞き待機、無事取れました。
予約結果
2日目にオランダパビリオンが取れたのみ。
万博当日の動き(1日目)

0935:東ゲート待機列に到着

9時の枠ではないので押し合いへし合いまで行きませんが、かなりの密度です。
夢洲までの電車も混んでいますが、東京の通勤ラッシュほどではありません。
警備員に誘導されて列に並びますが、どこが空いているかは正直わからない。
1020:東ゲートより入場

ゲート入場から10分後から当日予約できましたが、すっかり忘れていました。
住友館はLINEでの抽選があったので、それを申し込みつつ歩いていきます。
今思うとこの入場したはじめが勝負だったと思う(午前中は圧倒的に人少ない)
0940:ウーマンズパビリオン(スタンプのみ)
スタンプを押しに行ったらちょっとおしゃれな庭みたいな場所につきました。
1040:大阪ヘルスケアパビリオン(自由入場部分のみ)

ニュースなどで話題になっていた人間洗濯機とips細胞、無料で見ていいのか…
開幕すぐに涼しい場所に入れて、それなりに展示を眺められたので満足。
ips細胞の心筋シートが勝手に脈動していましたが、外部から動かしていないそう。
1125:ロボット&モビリティステーション(待ちなし)

食べ物を確保できる時間がなさそうだったので、栗のドーナツのようなものを購入。
全く万博に関係なく、うなぎパイなど売っていた場所でした。結構空いていた。
その後ロボットのブースへ。空いていてサクッと見る感じ。でも結構楽しい。
1218:フィリピンパビリオン(テイクアウトのみ)

食事に並ぶにはもう覚悟するしかないと思い、テイクアウトの列に並びました。
順番にトイレ休憩を取り、ルンビアン・ビノンドとレチョン・ビサヤを購入。
大屋根リングの上にエスカレーターで登り、芝生で昼食を食べました。
1300:コモンズAパビリオン(待ち5分)

昼食後近くにあったコモンズパビリオンへ。体感カリブ海の島国多め?
小学校で習った「サモア諸島の歌」に出てくる「サモア」を発見。
静かの森を通り抜け、反対側へと向かう途中にも変な建築物があったり。
1345:チリパビリオン(待ち10分)

チリパビリオンの並びはけっこう入りやすそうなパビリオンが多かったです。
チリは正直印象に残っていないですね…あるテーマに絞ったほうが印象強い。
織物が頭上につるされており、ちょっと幻想的でした。
1410:西ゲート郵便局(消印入手のみ)




切手を購入して消印だけ押してもらうことが可能でした。
西ゲートに向かうまでにもガイドブックで見たような建物がたくさん。
1500:未来の都市パビリオン(待ち40分)

未来の都市パビリオンの待ち列が急遽解放されたので、急いで並びました。
印象としてはジャパンモビリティショーの未来版といった感じ。
コマツとクボタの存在感がすごくて、世界で活躍しているのを実感…。
1620:JAXAパビリオン(待ち5分)

ぜひ行きたいと思っていたJAXAブース、近くでタイミングを伺い入りました。
SLIMにここまで焦点を当ててくれた映像って他にあったかな?ちょっと泣いた。
お土産にステッカーがもらえました、今回の万博で唯一のお土産でしたw
1700:アルジェリアパビリオン(待ち10分)

アルジェリアのイメージが「日揮職員が殺害された治安の悪い国」のみ。
AI合成かと思う怪しいかわいさの女の子がガイドを務めるパビリオンでした。
内容はいたって普通でしたがパビリオンの見た目と「アルジェリアの光輝」とは。
1730:北欧パビリオン(テイクアウトのみ)


夕食こそ確保できなさそうだったので、ガラガラの北欧パビリオンのテイクアウト。
小さいシナモンロールがあほみたいな値段して、ここでちょっと気分が落ちました。
体感600円くらいだけど900円くらいしたんだっけな…null2が空に溶け込んでた。
1830:トルクメニスタンパビリオン(待ち30分)

夜でかなりの行列、列のロープには「ここから先3時間待ち」とありためらいます。
ただ並んでいると実際は30分くらい、かなり回転率の高いパビリオンでした。
初めにやたら豪華な映像見せられて、展示もそこそこあるので面白かったです。
独裁国家らしいが、戦争など起こしても日本の印象は下がらないだろうな…
国力維持だけでなく印象操作という点でもっとも「万博」を感じました。
1930:カナダパビリオン(テイクアウトのみ)
カナダのプディングは現地で食べてあまりいいイメージがありませんでした。
ポテトが太くてチーズとグレービーソースと一体のべちゃべちゃした何か。
ただ今回は上げたての細めポテトにその場で掛けてすぐ食べたのでおいしい。
1940:EXPOホール「シャインハット」(プロジェクションマッピングのみ)
シャインハットで募集した映像作品の公開があったので食事がてら。
今回の万博は座るところが非常に多かったのが良かったです。
大阪はグラングリーンもですが、東京都の差別化ができていてすごい。
1945:アラブ首長国連邦パビリオン(待ちなし)

待ち時間がないと評判のパビリオン、そうは言っても…と思ったら本当に0分。
1ホールぶち抜く枝の束、インパクトと自由な導線を見事に確保していました。
ヤギのミルク飲んでみたかったのですが、売り切れ。ランチ価格が高すぎる…
2000:マレーシアパビリオン(待ち10分)

変える予定でしたが、マレーシアパビリオンの人が「これで最後、みんな入れる!」
滑り込みで入らせてもらいました。現地の街並みや食事の再現はわかりやすい。
そこまで印象に残る場所ではありませんでしたが、最後に入れてラッキーでした。
2030:東ゲート退場

電車に乗るまでの人の波はだいぶありました。でも間すり抜けていけるくらい。
電車も一本見逃せば乗れるくらいだったので、比較的すいていたのかな…
この日は本町駅で降りて大阪グランベルホテルに宿泊しました。
万博当日の動き(2日目)

0940:東ゲート待機列到着
前回より多少早い時間で入場しましたが、混雑具合はあまり変わらないように感じました。
この日は平日だったのですが、なぜか前日の祝日よりも来場者数は多かったとのこと。
1020:東ゲート入場
命の動的平衡館のキャンセル待ちを登録しましたが当たらず、住友も外れました。
入場直後の当日予約はいくらスクロールしても取れなかったので、早々に諦めました。
1330:アメリカパビリオン(待ち3時間)

待機列がちょうど解放されたので、一か八かアメリカ館に並ぶことにしました。
結果的には失敗だったかな…平日は一般列に小学生が大量に来て大幅に時間オーバー。
中の展示もほとんどが映像で、最後のロケット打ち上げ映像を除けばだいぶ残念な感じ。
1440:オランダパビリオン(待ち20分)

二週間前予約でとれたオランダ館の予約時間をオーバーしましたが、無事に入れてもらえました。
ひとりひとつ光る玉を持たされる体験型、ただ説明は少なめでよくわからないパビリオンでした。
VIPグループの英語を盗み聞きするに、この光は核エネルギーを表しているらしい。
1530:オランダパビリオン(昼食)

オランダ館のテイクアウトは入場した人限定なので、ほとんど待たずに購入出来て最高。
ニシンの塩漬けが想像以上においしくて、今後も食べたいと思いました。
鯖の押しずしや南蛮漬けが好きなので、酸っぱい魚はおいしい。
1615:オマーンパビリオン(待ち40分)

連れがトイレに並ぶ間、入れそうなパビリオンを探しているとオマーン館を発見。
観察していると列の進みが早いので、待機列が解放されるのを待って列に並びました。
個人的にはかなり満足度の高いパビリオンでした。空間の使い方がうまい。
1650:コモンズD(待ち5分)

2日目はコモンズの待機列もなかなか解放されず。明らかに混雑のレベルが違いました。
コモンズFはアフリカ関係が多かった印象。アクセサリーの値引き交渉も行われていました。
昔好きだった国旗の「アンティグア・バーブーダ」。ア行なので登場も早い。
1700:コモンズE(待ち5分)
マンガ家のイラストが飾ってありましたが、クッキングパパしか分かりませんでした。
1740:EXPOメッセ「WASSE」(待ち10分)

なんだか万博とはかけ離れていますが、最近の小学生に人気の「サバイバルシリーズ」。
知り合いで好きな人がいたので存在を知っていたのと
1810:トルコパビリオン(待ち10分)

列が空いていたので。進みが早いと思ったらほぼ見るものなし。滞在時間5分くらいかも。
1820:東ゲート退場

この日は早めに撤退。電車は待たずに乗れました。本当はドローン見てみたかったけど…
注意すべきこと

待つなと言われても待つ
待機列が長くなると入場規制が行われ、待機列に並べなくなりますが、少ししたら解放されます。
飽きそうなパビリオンがあれば通行の邪魔にならないよう待ち、解放されたらすかさず入りましょう。
未来の都市、JAXA、コモンズEはこの方法で並びました。コモンズ系は空きやすいです。
食事は決めたら並ぶ
空いてそうな店で適当に食べようとすると、割高飯か、どこでも食べられるメニューになります。
こだわりがあるならば覚悟を決めて列に並んだほうが、探し回るよりトータル早いです。
複数人で来ているならその間にコモンズ巡りやトイレ、他の食事の列に並ぶのもおすすめ。
座る場所は大屋根リングも含めて豊富にあるため、テイクアウトでも特に問題ありません。
先進国は混みがち
なぜか有名な国ほど内容に関係なく混雑しがち。並んだ時間に対する満足度はまちまち。
今回並んだアメリカパビリオンはほぼ映像のみで、3時間並んだ時間がもったいなかったかも。
平日は小学生の遠足が大量に訪れたことで、順番待ちの列が進まなくなる一面もありました。
一瞬の判断が勝敗を分ける
やけに進みの早い列、不自然に開いた待機レーン、目を光らせている周りの人たちなど…
人が流れたらそこに乗ることをお勧めします。パビリオンの入場列解放の可能性が高いです。
また入れそうなパビリオンには迷う暇があれば並ぶことをおすすめします、並べるだけありがたい。
当日取れる可能性のある所
今回の万博はオランダパビリオン以外はすべて、予約なしで自分の足でゲットしました。
住友館のLINE抽選、キャンセル待ちサイト、GUNDAMを含めた当日解放くらい?
前者は登録するだけなのでやってもいいですが、当日解放は競争率高くて楽しくないです。
良かったパビリオン
アラブ首長国連邦

今回の万博の中で一番待ち時間が少なかったパビリオン、空間の使い方が非常に良いです。
展示が分散され導線はなし、好きな時に入って好きな時に出られる、満足度が高かったです。
未来の都市

モビリティショーの小型版といった感じ。コンセプトデザインが多めなのが特徴です。
世界からの注目が大きいコマツとクボタがブースの多くを占めており、力の入れようが違う…!
水中工事マシーンのコンセプトはなかなか面白いと感じました。
オマーン

映像をかなり作りこんでいると感じました。空間の使い方も上手いと感じます。
デザインは外観でがっつり、内部は四角い箱ですが映像で神秘的な雰囲気に。
映像を見せながらも歴史や文化面を知ることができて、満足度が高かったです。







