来年から自動車に関わる企業で働くことになりましたが、あまり自動車に詳しくないため現在必死に勉強中です。
EVの本を読んだりGoogleアラートで情報収集したりしていますが、頭でっかちにはなりたくないという気持ちも。
幕張メッセで大きな展示会があると聞いたので、実物に触れてみるために3000円を課金して行ってきました!
オートサロンとは
2023年1月13日~15日で開催された1983年の「東京エキサイティングカーショー」をルーツに持つカスタムショー。
日本での3大カスタムショーでも最大規模で、晴海→東京ビッグサイト→幕張メッセと規模を拡大している。
日本最大の展示会は「JAPAN MOBILITY SHOW」で、2023年10月26日~11月5日(一般公開は10月28日から)。
オートサロン展示
TOYOTA GAZOO Racing
トヨタ自動車が2017年から展開するスポーツブランドで、名前の由来は章男氏が開発に関わったポータルサイト。
GRブランドと話題になっていた従来車を、電気自動車および水素エンジン車に改造したAE86が展示されています。
頭文字Dは数羽しか見ていないので詳しくないですが、2023年には新シリーズも始まるとのことなので興味あり。
Honda/Honda Access/無限
Honda Accessはホンダ純正品の会社、無限はホンダ車用パーツ製造販売やレース用エンジンの開発製造を行う企業。
HRCはホンダレーシングでまた別の会社ですが、シビック タイプRという車種を目玉として展示していました。
ホンダはF1から事実上の撤退をしてしまい日本企業の参戦はなくなりましたが、他にもレースはたくさんありそう。
日産自動車株式会社
ルノーとの資本提携でなかなか話がまとまらない日産ですが、電気自動車では日本のトップを行く企業です。
場面に応じてカスタムできる自動車というコンセプトで、娘の結婚式にピアノを持ち込んだという設定でした。
サクラとアリアは電気自動車の普及が遅れている日本において、テスラやBYDに対抗できそうな数少ない手段。
ダイハツ
トヨタとOEM提携した後に子会社となったダイハツは、インドネシアやマレーシアへの進出も盛んです。
展示スペースの使い方が面白く、ジョジョを思わせるような背景やライトアップを活用した展示などがあります。
ダイハツは個人的には車の顔面がごついのでそんなに好きではないですが、タントなどは乗り回しやすそう。
スズキ株式会社
同じ自動織機出身から資金繰りに苦しんだときにトヨタから援助を受け、のちに資本提携に至ったスズキ。
ハスラーは今時珍しい丸いライトで、年々ロボコップのようになっていくEVに比べて可愛げがあります。
最近はインドでの売り上げが非常に強く、インドを足掛かりにアフリカ市場への攻勢をうかがう強い企業。
三菱自動車工業
かつては東京フレンドパークで「パジェロ」が有名でしたが、リコール隠しや空飛ぶタイヤで知名度が下がり気味。
ラインナップを見に行っても、デリカとミニキャブくらいしか知らずいつからこんなに存在感がなくなったのか?
昨年、日産との共同開発で2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したekクロス、サクラに比べ顔がごつい…
SUBARU/STI
熱狂的なファンを持ち、日産→GMとの提携から最終的にトヨタからの出資比率が20%の関連会社となったスバル。
ボクサーエンジンとアイサイトという単語は工場見学に行ったときに知っている、個人的に思い入れのある企業。
レース好きのためのゴリゴリの機能を得意とするイメージがあり、GRブランドとの共通点もありそうな感じです。
BYD
電気自動車として世界のトップを走る新興企業BYD、むしろ今回はこれを見に来たと言っても過言ではありません。
奇抜なデザインのブースで目を惹き、日本で販売予定の3車種(ATTO3、SEAL、DOLPHIN)を展示していました。
ATTO3は全オプション込みで消費税込み440万円で、選択肢がない買い物が楽な人には楽でいいかもしれません。
その他
好きな車種であるトヨタのGR86は、色々なブースでカスタム車として展示されているのでとても嬉しいです。
テスラの出展がなかったのは少し意外、カスタム車で始めてテスラのロードスターを見ることができました。
メインが展示イベントですが実際に商談を行う人たちもいて、ビジネスチャンスの場でもあることを再確認。
オートサロン2023の感想
自動車に詳しくないためどの車種が初公開かも分からなかったのは残念、見どころは予習した方が楽しめそう…。
予想した以上の会場規模と参加者数で、明るいニュースの少ない自動車業界もまだまだだと希望を持てました。
キャンペーンガールも綺麗で良いですが、自動車よりも目を取られがち、成金趣味みたいなブースは嫌でした。
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