【スケート】興味を持ったのでフィギュアについてざっくり調べてみる

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愛・地球博記念公園に行った際、スケートリンクでおそらくプロが練習するのを見ました。

突然興味が湧いたので、まずはアニメ「メダリスト」と「ユーリ!!!onICE」で勉強しました。

見終わったのでざっくりどういうものかを調べながら、記録としてまとめていきます。

フィギュアスケートとは

フィギュア(Figure)と付くのは、氷に正確な図形を描く競技だったことが由来。

シングルスケーティング、ペアスケーティング、アイスダンスは冬季オリンピック正式競技。

シングル

ショートプログラムとフリースケーティングで評価(フリースケーティングは上位者のみのことも)

「ユーリ!!!onICE」に登場するSPとFSはこの略。

ショートの演技時間は2分40秒 ±10秒の幅が認められています。曲内に必須要素が7つ存在します。

  • アクセルジャンプ(3回転もしくは2回転)
  • ステップからのジャンプ(4回転もしくは3回転)
  • ジャンプコンビネーション
    男子:4回転-3回転、4回転-2回転、3回転-3回転もしくは3回転-2回転
    女子:3回転-3回転もしくは3回転-2回転
  • フライングスピン
  • スピンコンビネーション
  • ステップシークエンス
  • 足換えスピン(男子のみ)
  • レイバックスピン(女子のみ)

フリーはの演技時間は4分 ±10秒の幅が認められています。必須要素(男女共に最高12個)あり。

  • ジャンプ要素:最低1つのアクセルジャンプを含め男女共に7つまで
  • スピン:男女共にスピンコンビネーション、任意のフライングスピン、
    任意の単一姿勢でのスピンを最低1つずつ含む3つまで
  • ステップシークエンス:男女共に2回まで

フィギュアの技

https://www.seiko.co.jp/magazine/article/00058.html

アクセル

前向きに踏み切り、後ろ向き着氷のジャンプ。最も得点が高い。2022年に4回転半に成功。

ルッツ

フリップ

ループ

サルコウ

トウループ

スピン

回転軸に沿って体を細くすると回転が速くなるのは慣性モーメントによるもの。

モーメントは力×距離なので、回転軸に重心を寄せることでより大きな回転力が加わる。

キャメルスピン (略記CSp)

上半身を水平にするとともに片足を後方に伸ばし、「T」の字に似た形で行うスピン。

フリーレッグの膝が臀部より低い位置にあってはならない。

シットスピン (略記:SSp)

腰を落とし、座ったような姿勢で行うスピン。

スケーティングレッグの膝が臀部より低い位置にあってはならない。

アップライトスピン (略記:USp)

キャメルスピン以外の膝の伸びた全てのスピン。完全に膝の曲がっているものは認められない。

GOE(出来栄え点)とは?

GOE(Grade of Execution)は、要素ごとの「出来栄え」を評価する加点・減点制度です。

各要素に対し、審判が**−5〜+5**の範囲で評価します。

GOE意味
+5完璧。高さ・流れ・着氷すべて理想的
0標準的な完成度
−5失敗(転倒・踏み切りミスなど)

例:トリプルアクセル(基礎点8.0)+ GOE +2.0 → 実質10点

つまり、同じジャンプでも「美しさ」で2点以上の差が出ます。

主要大会の格付けと流れ

『メダリスト』と『ユーリ!!! on ICE』の舞台となる大会を、

現実のフィギュアスケートの構造と照らし合わせると次のようになります。

現実の大会概要アニメでの対応例
ジュニア大会若手(13〜19歳)対象。JGP、全日本ジュニアなど『メダリスト』の舞台
グランプリシリーズ(GPシリーズ)シニア選手による国際大会(年6戦)『ユーリ!!!』前半の大会群
グランプリファイナル(GPF)GPシリーズ上位6名による決戦『ユーリ!!!』のクライマックス
世界選手権(Worlds)年1回。シーズン最大の大会アニメでいう“世界大会”
オリンピック4年に1度。国家代表戦最高峰、羽生選手などがここを目指した

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