【大学生読書】理系大学生が読んだ本を全部紹介する(2021年)

おすすめ

本を読むのが好きなことと知見を広げたいという理由から、いろいろな本を読みます。

ここでは理系大学生が読んだ本をサラッとした感想も含めて更新していきます。

ジャンルとしては小説、ネット、お金関係の本が多くなる気がしますね。

2022年→

2023年→

2021年おすすめの10冊

最後にして最初のアイドル

夢破れて自殺したアイドルが仲間の手で復活し、もろもろの過程を経て全宇宙のアイドルになる話。

ポップな表紙と違い中身はかなり混沌、衝撃は強いですが読者を選ぶ作品なのは間違いないでしょう。

二次創作からここまで派生する恐ろしさ、ワイドスクリーン・バロックを知るきっかけになった作品。

アームストロング砲

明治維新、日本に先駆けてアームストロング砲を研究し実用化した佐賀藩の技術者たちの波乱の人生。

アームストロング砲実用化は歴史家で意見が分かれているそう、技術者たちの最後が凄惨すぎる…

歴史に埋もれた人物たちの短編集で、他は裏社会から武士になった”侠客万助珍談”も良かったです。

Fintechの基本と仕組みがよーくわかる本

Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた、発展途上国を中心に広がる新しい技術を紹介します。

どうして考え付かなかったのかというアイデアが、既存基盤がないアフリカを中心に広がっています。

PancakeSwapをはじめとしたDefi関連の理解の助けになるとは、当時は全く考えもしなかったですね…

オリエント急行の殺人

ミステリーは江戸川乱歩以外はあまり読みませんが、十角館の殺人以来の面白かった作品でしょうか。

ネタバレになるので詳しくは書けませんが、ハンカチの推理は知っていた知識もあり面白かったです。

”そして誰もいなくなった”と並んでミステリーの常識を覆す作品だと思いますが、そこがまた面白い!

何者

created by Rinker
新潮社

就活を共に行う4人の大学生が互いの内面を探りながら、危ういバランスで明かされるそれぞれの事情。

日本の就職活動において同じ格好をして同じ発言をする、自らを偽る就活生が題名にぴったりです。

作品を通してギシギシとなる彼らの関係が最後に展開を見せる場面では、ゾクッとしましたね…

サラ金の歴史

悪徳商法として叩かれがちな大手サラ金を、個人貸しが一般的だった頃から今まで振り返ります。

物心つく前から両親に借金、サラ金は悪だと教わってきたのでほぼ触れないで過ごしてきました。

一方で街中で目立つ看板、子供にも覚えやすいCMを打つ企業は確実に記憶に植え付けられています。

アボカドの歴史

小学生の頃に”森のバター”というのぼりを見たのがアボカドとの初めての出会いだったでしょうか。

謎の果物が一気に有名になったのをリアルタイムで見たため、歴史に非常に興味がありました。

日本ではスーパーフードの代表格ですが、元は中南米の貧しい人の食材だったというのが意外でした。

コインロッカーベイビーズ

コインロッカー遺児の生き残り、ハシとキクが幼少期に受けた催眠療法による数奇な運命を辿ります。

個人的にかなり難解ですが、作中に漂う哀愁が非常に心に刺さったのでおすすめとして紹介します。

村上は村上でも春樹氏の方は個人的にかなり理解しやすいと感じるので、この作品も人によるのか…?

そうだったのか!現代史

歴史の知識が中学生レベルで停止し、さらに卒業が近づくので現代史はほとんど教わっていない記憶。

文化大革命と天安門事件が同じものだと思っており、東南アジア諸国への社会主義進出も知らず…。

縄文弥生時代を教えるよりも近現代史を教えたほうが、ニュースもわかるし役に立つと思います。

三体

created by Rinker

三体星人により地球文明は量子科学以降の発展を妨げられ、侵略に対抗するため”面壁計画”が開始。

題名になっている「三体問題」や「暗黒森林理論」など、理系なら聞いたことがある言葉も多いかも。

量子科学以降の発展できなかった前提から、実現しそうな未来のアイデアがたくさん出てきて面白い!

2021年に読んだ本(時系列)

読了:2021/01/22 ☆☆☆☆☆

ある夜出会ったその人物は私が知らないにも関わらず、彼は私と親友だったという話。

大学で習った量子力学を存分に絡めており、ジャンルを調べずに読んだため不思議な気分です。

普段感じている感覚に従って物語を読み進めるため、ある話については筆者の主張が刺さります。

読了:2021/01/23 ☆☆☆☆・

心理学における「~効果」とそのウェブ応用例を50個紹介した本で、思い当たる節も多いです。

ハロー、バンドワゴン、フォールスコンセンサス、スリーパー、初頭、ストループ、宣言、

マジカルナンバー7、コントラスト、視線解析、ヴェブレン、自己開示あたりが参考になるのでメモ。

読了:2021/01/23 ☆☆☆・・

発達障害の人が働くうえで大切なこと、職場での受け入れ方などを紹介した本。

自分の中になんとなく人と違った部分があると感じているが、それが何なのかわからない。

ADHDあたりを疑っていますが、引っかかるほどではないようなのでただの自分勝手なのかも。

読了:2021/01/23 ☆☆☆☆・

冒険家として活躍したのち大学教授となった筆者が解説する、冒険者とは、どうすればなれるのか。

なかなか周りに冒険者はいないと思うし、かかる費用も下がっているので、昔よりなりやすいのかも。

同じシリーズで弁理士もあるので後ほど読むつもりです。

読了:2021/01/24 ☆☆☆☆・

ありとあらゆるSF要素を詰め込んであり「三体」以上に実現しそうなアイデアが多かったです。

地球規模のリアルなSFの後に、度肝を抜くような結論に行くのが原々ワールドなのかな…

本作の表題にもなっている「最後にして~」がもともとラブライブの二次創作というのがエグい。

読了:2021/01/25 ☆☆☆・・

大学に入ってパソコンばかり使っているため、漢字をはじめとした国語力の低下が激しいです。

よく見るような目を引く題名ですが、正直な意見としてはそんなによくなかったですね。

よく使う慣用句や故事成語、略語がまとめてあるのは良かったと思いますが、後半は謎。

読了:2021/01/26 ☆☆☆☆・

アメリカでクレカ自己破産が相次いだ際、危機感を感じて作った教育指導要領の日本語版。

なんとなくしか理解できていない円高/円安と世界経済、GDPの計算方法、国債と株式の関係など。

これらを特に詳しく学ばないまま社会に出る日本人って結構危険だなと思いました。

読了:2021/01/26 ☆☆☆☆・

司馬遼太郎は”燃えよ剣””国盗り物語”が面白かったですが、歴史の理解度が浅いので勉強。

大阪での新選組結成”侠客万助珍談”、技術に挑戦し翻弄された”アームストロング砲”が○。

池田屋事件に目もくれず、他国があきらめた最強の大砲を自藩で制作する加賀藩が好きになりました。

読了:2021/01/27 ☆☆☆☆・

フィンテックは気になりつつも難しそうなので敬遠していましたが、手を付けることにしました。

フィンテックで変化する融資、決済、資産運用などを活躍している企業を例に挙げながら解説。

ケニアの送金サービス「M-pesa」の個人店にエージェントを置くという方針がかなり斬新でした。

読了:2021/01/30 ☆☆☆☆・

明治天皇の玄孫を語り手、皇居ウォッチャーを聞き手とした皇居や天皇に関するQ&A。

皇后陛下は必ず後ろに「子」を含む、皇室の女性を「~様」と呼ぶのは間違いなど目から鱗。

今上天皇陛下になってからマスコミが取り上げなくなった気がするので、自分で勉強したいです。

読了:2021/01/30 ☆☆☆・・

理系の苦手な理系なので、理系と文系の橋渡しという点で高校生くらいから注目していた職業。

アメリカの特許侵害によって日本の大企業が多くの損害を被っことから本腰を入れたのは初耳でした。

弁理士試験が1年に1回しかないというのが大変そう、大学で知財の授業受けとけばよかった…

読了:2021/01/31 ☆☆☆・・

内容はクロネさんや両学長が言っていることとほぼ同じで、出費を減らしドルコスト平均法を推奨。

特に新しい発見はありませんでしたが、良くまとまっていて理解はしやすいと思いました。

積み立てNISAやiDeCo、ふるさと納税などには触れていないのですが、そのほうがわかりやすい!

読了:2021/01/31 ☆☆☆☆・

パソコンを触るイメージが強いクラッカー、でも情報を抜くのは人間からのほうが楽らしい。

管理者を狙う「ソーシャルエンジニアリング」を450ページにわたり解説している本です。

尾行の仕方や盗聴器に使う周波数まで、書いていいのか?という情報も多く感じました。

読了:2021/02/01 ☆☆☆・・

意識高い系というよりも「常識」があまり理解できないため、それを学ぶために読みました。

当たり前だと思われていることでも、それが当たり前だと知らない人も少なくはないです。

報連相の仕方や同僚との付き合い方など、基本的なことが多いですが勉強になりました。

読了:2021/02/01 ☆☆・・・

図書館で処分される本として置いてあったのでもらってきましたが、予想通り情報が古かった。

Instagramが登場していないのはもちろんのこと、mixiが若者に流行していた時代の本でした。

ページの多くが各SNSの操作に割かれていたのであまり参考にはなりませんでした。

読了:2021/02/01 ☆☆☆・・

ちょっと自己啓発本的なもの読みすぎなので、しばらく別ジャンルに手を出そうと思います。

「森田療法」「丹田呼吸法」「斬新的筋弛緩法」「作業興奮」「セルフスペース法」とか使えそう。

最近多い、イラスト解説が多く内容がとても薄い本でした(それが悪いとは言っていない)

読了:2021/02/02 ☆☆☆☆・

当時沖縄警察本部長の荒井退造氏の出身高校だったため、島田叡という人物も知ってはいました。

混乱に陥っていた沖縄行政をまとめ上げた手腕と、県民に玉砕を命じない姿勢に感動します。

一方で島田氏が赴任するまで沖縄行政を保っていた荒井氏にももっと注目が集まるべきだと思います。

読了:2021/02/03 ☆☆☆☆☆

当時の社会に対する完全なアンチテーゼとして機能しながらも国家構造をとることが皮肉です。

宗教という神秘体験を科学的に分析し、誰でも追体験できる手法として確立したことが脅威。

現代社会においては悪とされているだけであり、きちんと体系づけられている点が興味深いです。

読了:2021/02/03 ☆☆☆・・

曲の後ろの音を聞くのが好きで、特に「夜に駆ける」のドラムとかが好きなので。

ドラムセットの呼び名から始まり、セットの仕方などが簡単なイラストで紹介されています。

楽譜の読み方や簡単なリズムの練習もあり、さらっとドラムについて知りたいような人には良さそう。

読了:2021/02/09 ☆☆☆☆・

語り手はフラットランド(2次元)の住人で、夢の中でラインランド(1次元)の住人と会話する。

さらにスペースランド(3次元)から球が現れ、ポイントランド(0次元)やさらに高次元に思いをはせる。

アナロジーを用いて徐々に4次元への理解を深めようとするのがわかりやすかったです。

読了:2021/02/10 ☆☆☆☆・

警察はなぜオウムを止められなかったのかに注目し、前回読んだ本より「オウム真理教=悪」の図。

サティアン建設や拉致、松本サリン事件などが起こった地方ではオウムの危険度は理解されていた。

しかし宗教法人というとらえどころのない敵と、警察同士の連携不足が原因だと結論付けています。

読了:2021/02/14 ☆☆☆☆・

地球が突如何者かによって時間の膜に覆われてしまい、地球の50年が宇宙の50億年になります。

起こる出来事が突飛すぎる気がしますが、火星のテラフォーミングはリアルで面白いです!

時間の進み方が違うことを利用し、ロケットを打ち上げたその夜に火星の変化を見られるのが新鮮。

読了:2021/02/21 ☆☆☆☆・

5Gに関して浅い知識しかなかったので、勉強のために図書館で借りて読みました。

楽天モバイルが対応している5Gはおそらくノンスタンドアロン型で、NRという新規格を知りました。

クラウド上のコンピュータで、VRChatのSteam版ができそうなことがわかったのが何よりも収穫。

読了:2021/02/21 ☆☆☆☆・

あとがきの受け売りになりますが、この作品は科学技術よりもそれに直面した人類の物語でした。

未知の状況になった際に人間の心がどう動くのかを主題としており、結末からもそれを感じました。

科学技術が現在でも実現できそうなのが、ワクワクしてよかったですね!

読了:2021/02/24 ☆☆☆☆・

ずいぶん前に読んだことがありましたが、久しぶりに見かけたので読み直してみました。

題名的に第一作だと思いがちですが、第一作は「ドリトル先生アフリカ行き」です。

滑稽な見た目のドリトル先生が活躍するギャップがくすっと笑える、楽しい作品でした。

読了:2021/02/24 ☆☆☆☆☆

人に近いロボットを作る理由が、人間は人間に対する感覚が鋭敏であるからというのは初耳。

始めは人間によく似たロボットを作ることによる、人の反応やセラピー効果についての話です。

後半の話から質疑応答で出てきた、「生物は無機物から生まれ無機物に帰る」がかなり衝撃的。

読了:2021/02/24 ☆☆☆・・

現段階では妄想と言われてもしょうがないような技術、それを研究する人をまとめた本。

アメリカのムーンショット計画にありそうな超能力、時間移動、ダイソン球など。

面白いは面白いですが、どうしても心霊現象や超能力によりすぎていて「ムー」みたいでした。

読了:2021/02/28 ☆☆☆・・

銀座に異世界につながるゲートが突如出現し、向こうの世界と交流するために自衛隊が活躍する話。

発想としては面白く題名から惹かれていたが、ラノベ感が強くて読みづらいと感じてしまいました。

1巻だけ読むと自衛隊がひたす礼賛されており、主人公が異世界の女性に取り囲まれている感じ。

読了:2021/02/28 ☆☆☆・・

地面師は持ち主不在の不動産をあの手この手で他人名義にすり替え、大手に売りつける古典的詐欺師。

昔読みかけのノンフィクションを借りようと思ったら、間違えてそれをもとにした小説でした。

サクッと読める作品だったので、地面師のやり方などは表面しか触れておらず物足りない感じ。

読了:2021/03/03 ☆☆☆☆・

世界でLGBTが受け入れらている状況において、日本でLGBT婚をプロデュースした方の著書。

ジェンダーについて話す機会があり、自分の考えが凝り固まっている危機感から読みました。

「ブライダル」も語源が新婦を表すため、カップルの前で使わないなどの配慮が必要など。

読了:2021/03/03 ☆☆☆☆・

多少情報が古いかなと思いましたが、Twitterの本質的な部分の話で非常に参考になりました。

Twitterのフォロー、リツイートなどがどのような目的で行われ相手にどんな影響を及ぼすかなど。

ツイッターは主に情報収集に使っていますが、どう使うべきかを考えさせられる内容でした。

読了:2021/03/05 ☆☆☆☆☆

ヒエログリフ以外にも、ヤング係数、ヤングの実験など活躍したトーマス・ヤングはまさに天才!

ヒエログリフには意味のみを表すもの、音だけを表すもの、それらを組み合わせたものがあるそう。

つまり漢字ひらがなを両方使う日本語は、解読するとなると最も難しい言語になりうるってことか…

読了:2021/03/09 ☆☆☆・・

届木ウカおすすめシリーズ、斜線堂作品は「私が大好きな小説家を殺すまで」の方が良かったです。

ただこちらの作品は「私~まで」に比べ、展開が読めなかったのでドキドキしながら読めました。

あとがきで分類がミステリーだと知りましたが、本の分類ってはっきり難しいなと感じます…

読了:2021/03/22 ☆☆☆☆・

前から読みたいと思っていた本で、以下の法律で子供に関係する部分を抜粋しています。

民事訴訟法の文章が難しめでしたが、小学生中学年くらいなら意味が理解できるかな?

この本の目的は虐げられている子供に権利があることを気づかせることなのかな?と思いました。

読了:2021/03/25 ☆☆☆☆・

最近、議論があって勉強をしなければいけないなと思いLGBTウエディングに加えて読みました。

それぞれ事情の異なる中高生10人が制作委員会に属して制作しているのが興味深かったです。

カミングアウトのタイミングや、された時の対応など、表面をなぞるだけでなく実践に即しています。

読了:2021/03/25 ☆☆☆☆・

理系なら知っているような有名な作品から、初学者に向けたわかりやすい解説書まで。

1冊につき3ページくらいで内容をざっと説明するくらいで「学べる」は言い過ぎかな…?

読んでみたいのは「二重らせん」「ホーキング、宇宙を語る」「バッタを倒しにアフリカへ」「だれが原子をみたか」「不思議の国のトムキンス」。

読了:2021/03/25 ☆☆☆☆☆

算数大嫌いのロバートのもとに「数の悪魔」がやってきて数字の不思議を語ってくれます。

具体的に使い道というよりも、数字パズルを通して数の不思議を楽しむような構成になっています。

「ダイコンを抜く」と「フィボナッチ数列」が好きで、数学の面白さに気づきました。

読了:2021/03/25 ☆☆・・・

はっきり言うと、内容が薄すぎてブログ1記事にまとめられるのでは?と思いました。

よくわからん会話シーンや、一般人には関係のない経験談など、超流し読みしました。

勉強術の本を読みたいのであれば、別の本を読んだ方がいいと思いました。

読了:2021/03/27 ☆☆☆☆・

ツチノコブームの先駆けであった団体「ノータリン倶楽部」結成者のエッセイ。

関東を除き「ゴハッスン/バチヘビ/ノヅチ/コロ」などの名前で目撃例はあったそうです。

ここまでに目撃談があるにもかかわらず、捕まらないのはなぜなのか…とても興味深い本でした!

読了:2021/03/28 ☆☆☆・・

赤川次郎はそれなりに読んだ気がしますが、素朴で読みやすいミステリーだと思います。

大きな陰謀が出てくるあたりが、他作品(ネタばれ防止)に似ているな、と感じました。

赤川次郎は表紙のポップさからも比較的読みやすいミステリーというイメージ。

created by Rinker

読了:2021/04/03 ☆☆☆☆☆

火星に取り残された主人公が、迎えの宇宙船に到達するまでを描いた火星のロビンソン・クルーソー。

大きな事故や政府間の醜さなどはなく、小さなミスによるトラブルに注目しているのが逆にリアル。

物語ですが、意識を取り戻した直後に長期間生き残る方法を考え出す主人公はやはり宇宙飛行士だな…

読了:2021/04/09 ☆☆☆☆☆。

ミステリーはそこまで好きではないのですが、久しぶりしびれました…(十角館以来かも)

聞き取りが一人ひとりで途中でポワロによる要点の整理もあるので、初心者でも読みやすいです。

車内の様子が少し難しいので、見開き以外にも見取り図が欲しいかも。

created by Rinker
PHP研究所

読了:2021/04/09 ☆☆☆・・

記憶に関するハックを脳科学に基づいて解説している本ですが、ちょっと微妙。

読んでいて面白いですが、実践するとなると難しすぎる…(脳の〇〇で記憶しますみたいな)

最近この手の自己啓発本、出版社が冊数稼ぎたいがために内容がペラペラの傾向があります。

created by Rinker
新潮社

読了:2021/03/09 ☆☆☆☆☆

話題になっていたけれど読んでいなかったので、就活に関する話なのは読み始めてから知りました。

就活に絡めた人間関係を描いた作品かと思っていたら、最後で裏切られました。

何がとは説明できませんが、就活生には非常に突き刺さる作品なのではないでしょうか?

読了:2021/04/13 ☆☆☆☆・

東京藝大に通う妻がいる作者が、作家という目線から藝大生へインタビューします。

上野にあること、音校もあること、藝祭など、初めて知ることばかりでした。

先端芸術表現の植村さんの芸術へのとらえ方「芸術とは水素のようなもの」が良かったです。

読了 2021/03/15 ☆☆☆・・

題名から気になっていた本ですが、ちょうど本屋大賞にノミネートされていたので。

タイトルにもある「逆ソクラテス」は意表を突く作品でしたが、他の作品はうーん…という感じ。

子供向けに書いているというコメントがあって、あまり面白くなかったのはそこかな?

読了:2021/04/15 ☆☆☆☆・

授業に必要ですが知識がほぼ素人だったので、基本を理解するためざっと読みました。

この手の本は基本的に「やさしい」と言っていても難しいですが、これは良かったです。

薄膜形成の仕組みが難しすぎないのもあるかもしれませんが、読みやすい本だと感じました。

読了:2021/04/16 ☆☆☆・・

フレドリック・ブラウンの名前は聞いたことがありましたが、本を読んだのははじめてかな?

火星人が地球にやってくる話ですが、戦争が目的でなく一気にやってくるのが特徴的。

彼らがやってきた後の経済の低迷ぶりがリアルでしたが、結末がはっきりしないのが少し不満。

読了:2021/04/18 ☆☆☆・・

ニッチなホラーSFを作者が独断と偏見で選びだした短編集。ちょっと自分とは毛色が違うかな・・・

事前知識があったので「怪奇フラクタル男」、それから「A Boy Meets A Girl」が面白かったです。

最後の「雪女」は写実的で、どこまでがフィクションかわからなくなりそうでした。

読了:2021/04/22 ☆☆☆☆・

「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話体系」の作者による”寝る前に読みたい”初のエッセイ集。

作者についてはあまり知らなかったのですが、あの世界観の多くは彼の体験から来ているんだそう。

太陽の塔、千と千尋の神隠し、レゴ、大泥棒ホッツェンプロッツなど、親近感を覚える話が多いです。

続き(50冊いったので)

コメント

タイトルとURLをコピーしました