【国立新美術館】メトロポリタン美術館展のおすすめ作品を紹介!

ミュージアム

国立新美術館で2022年2月~5月3まで行われている「メトロポリタン美術館展」に行ってきました!

メトロポリタン美術館はアメリカ旅行のときに訪れましたが、今回は西洋画に焦点を当てた展覧会。

現地で見ることでは得られない発見もあり、とても良かったのでおすすめ作品とともに紹介します。

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メトロポリタン美術館展

当美術館は通称「THE MET」と呼ばれ、ニューヨークのセントラルパーク内にある”私立”美術館です。

あらゆる時代や地域の展示物を所有しており、一般入場券は別館とあわせて3日間有効になっています。

本展示は絵画を本来の太陽光で鑑賞する”スカイライト・プロジェクト”での改修工事で実現しました。

個人的なおすすめ作品

個人的に良かった作品を10個挙げてみます(画像はTHE METのパブリックドメインから)

トップ3は「羊飼いの礼拝」「髑髏と羽根ペンのある静物」「三等客車」です。

3.聖母子

絵がきれいすぎて立体的に見えます。

展示の光の具合もあって、厚紙を重ねたような作品に見えました(特に上の方)

5.ゲッセマネの祈り

大きな絵画も好きですが、本作品のように居間に飾れるサイズがお気に入りです。

処刑前のイエスが苦悩しているそうですが、どうして弟子は眠ったのだろう…

12.男性の肖像

非常に写実的で、現実に存在しそう(ちょっと阿部寛さんが浮かびました)

丸い額に入って展示されていましたが、絵画自体は四角いのか気になりました。

15.羊飼いの礼拝

今回の展示で最も良かった作品で、キリストの誕生を描いた宗教画です。

宗教画はそこまでですが、イエスの光に照らされた人々の表現が非常にきれいでした。

22.自画像

「机の上の髑髏」はヨーロッパ絵画で非常に多いテーマだと感じました。

他にも本や筆、地球儀もあるイメージ。

23.髑髏と羽根ペンのある静物

と思って見ていたら、まさに思い描いていたのはこれでした。こういうの、好き。

唯一この作品だけは現地で見た記憶がありました。

25.猫をからかう二人の子ども

なかなか酷くて草、サソリかと思ったザリガニでなんだか意外でした。

たわいのない日常について描かれている点で、目立った作品でした。

46.レディ・スミス

しばらく目につく作品がありませんでしたが、急に少女マンガが現れました。

特に一番右の女の子を見て、ベルばらの幼少期マリー・アントワネットを思い出させます。

53.三等客車

お気に入りトップ3、黒の縁がいい味出してます。。

絵本の挿絵みたいだと感じました。

65.睡蓮

この作品のみがパブリックドメインでないため、画像を直接貼り付けることができませんでした。

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/437137?ft=Water+Lilies&offset=0&rpp=40&pos=5

睡蓮自体は正直見飽きてきましたが、これは色合いが良かったです。

毒々しく、安らぎよりもムンク作品のような不安を感じさせます。

疑問点など

テンペラ

テンペラは、乳化作用を持つ物質を固着材として利用する絵具、およびこれによる絵画技法。テンペラは、混ぜ合わせるという意味のラテン語 temperāre を語源とするイタリア語 tempera からの借用語である。

西洋の絵画で広く行われてきた卵テンペラには、油彩画のような黄変・暗変を示さないという特徴があり、経年による劣化が少なく、数百年前に制作された作品が今日でも鮮明な色彩を保っている。

ゲッセマネの祈り

彼らはゲツセマネという名の場所にやって来た。彼(イエス)は弟子たちに言った、「わたしが祈っている間、ここに座っていなさい」。

彼はペトロとヤコブとヨハネを伴って行ったが、ひどく心配し、苦悩し始めた。彼らに言った、「わたしの魂は死ぬほどに深く悲しんでいる。ここにとどまって、見張っていなさい」。

(中略)

やって来て、彼らが眠っているのを見つけて、ペトロに言った、「シモンよ、眠っているのか。一時間も見張っていられなかったのか。あなた方は誘惑に陥らないよう、見張って、祈っていなさい。霊はその気でも、肉体は弱いのだ」。

ドミニコ会

ドミニコ会(ドミニコかい)は、1206年に聖ドミニコ(ドミニクス・デ・グスマン)により立てられ、1216年にローマ教皇ホノリウス3世によって認可されたカトリックの修道会。正式名称は「説教者兄弟会」(Ordo fratrum Praedicatorum) で、略号は「OP」である。

彼らが羽織る黒い外套にちなんで「黒衣の修道会(Blackfriars)」とも呼ばれる。

右わき腹

この時代の磔刑では十字架につけられて即死することはなかった。刑を受ける者は両手首と両足首を釘でうちつけられ、体を支えられなくなることで呼吸困難に陥って死に至った。そのため、長引く場合は48時間程度も苦しみ続けて死んだと言われる。

ただしイエスと共に十字架につけられた二人の男は、安息日に死体が十字架にかかっていることを嫌ったユダヤ人たちの依頼で、安息日を迎える前に足を骨折させて窒息死させられた。

兵士はイエスの足も折ろうとしたが、すでに死亡していたためやめた。イエスの死を確認するため、ある兵士が槍でイエスのわき腹を突き刺したという記述も福音書に見られる。

ロココ様式

ロココはロカイユ(rocaille)に由来する言葉である。ロカイユは岩の意味で、バロック時代のグロット(庭園洞窟)に特徴的な貝殻で装飾された岩組を指したが、そこから転じて、1730年代に流行した、貝殻の曲線を多用したインテリア装飾をロカイユ装飾(ロカイユ模様)と呼んだ。

ロカイユ装飾は、イタリアの貝殻装飾に由来すると考えられているが、植物の葉のような複雑な曲線を用いた特有のものである。

全体的な感想

覚えていた作品は1つだけ

実際にメトロポリタン美術館に行ったことあるにも関わらず、記憶していた作品は髑髏のみ。

作者を見ないのもあり、良い作品が多すぎるとどれを見ればいいかわからなくなることを痛感します。

入場料自体は現地とあまり変わらないので、今回のように作品をピックアップしてくれると助かる!

本展覧会ならではの課題

有名美術館の展示ということもあり、人が多く集中して見るのにエネルギーがいるので疲れます。

また絵画を保護するためのガラスがありますが、その反射が今回はそれなりに気になりました。

これが現地だとスペースが広く、ガラスカバーがないこともあるのでそこは現地ならではのメリット。

そのほか思ったこと

今回は西洋画の歴史を追っていく展示でしたが、キリスト教や美術史の勉強をしようと思いました。

展示品の数は65点、少なめだと思いましたが集中力が続く非常に良い量で楽しんで見られました。

最終ブースにはギャグマンガ日和の”ルノワールvsセザンヌ”をはじめとしたオールスターで良かった…

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