【vtuberつまらない】そう思う人へ、独特でおもしろいVチューバー

ガジェット

「にじさんじ」や「ホロライブ」などの大手事務所が参入したことで賑やかなvtuber界隈。

アイドル的立ち位置やゲーム実況者のイメージが強い中、独創的なvtuberを紹介していきます。

かなり初期に登場していたり、独特の地位を獲得していたりする配信者を歴史とともに紹介!

自分のVtuber変遷

おそらく一般的な人間と同じように「V欲張りセット」から入ったのかな?あまり覚えていない。

経済誌でVtuber特集が出たこと、「バーチャルさんは見ている」で委員長しかわからなかった記憶。

最初は電脳少女シロちゃんからアイドル部、にじさんじ、個人、ホロライブ、再びにじさんじかな。

個人的に大きかった事件はアイドル部の脱退、ゲーム部騒動、ロアちゃん、るしあさん事件など。

女子部活のドロドロ感を見て女の子の世界を信じていませんが、やはり…という所はありました。

こじれたユニコーン(処女厨)にはならなくて済みました、最終的に「おもしれー女」が好き。

Vtuberの何が好きか

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岩波書店

顔が良い

まあVtuberを見る人が結局ここに行きつくのではないかと、個人的には勝手に思っています。

どんなにきれいなYoutuberでも日によって顔のコンディションは変わるし、近づけはあらも見えます。

アニメを見慣たオタクからすれば、見慣れた理想的な顔で自我をもって話しているのが至高。

一方で皆が平等に美しい世界において、内面は通常の世界よりも重要な意味を持ってきます。

デビュー時のお金を除けば、皆が同じスタートに立てるVtuberという職種は新たな希望かも。

存在の曖昧性

自分はVtuberはリアルが見えないところに魅力を感じつつも、前世を調べたい欲求にかられることも。

バーチャルでとリアルで存在を行き来するあいまいな存在性が時に心穏やかに、時に心をざわつかせます。

一方で街中にその人がいるのではないかと考えると、周りにもう少しやさしくなれるような気がします。

自分の信念として、自分の友人が所属している場所への差別はなくなると考えています。

さまざまな事情を持った人間がVtuberになることで、世界がもっと寛容になれるのではないでしょうか。

もう一つの世界との懸け橋に

デジタルツインは遠い未来の話に思っていましたが、Vtuberによってそれが少し近くなったかも。

Vtuberが単なるアイドルではなくなったことで、学術をはじめとした各分野への進出が進みます。

3Dと2Dアバターがともに会話をする場面は、コロナ下のウェブ通話の影響もあり増えつつあります。

テレビやライブをはじめとして、バーチャルな世界とリアルな世界の協会が曖昧になりました。

非常に嬉しいことだと思っており、いつの日かVtuber文化がアニメのように許容される日も来るのでは。

Vtuber黎明期おすすめ

Vtuberという言葉が登場する以前、3Dモデルで作ったキャラを動かしている人々がいました。

それまでもトラッキング技術はありましたが、Youtuberの派生としてのリアル配信は希少。

技術力のある専門家や初期投資のできる企業が活躍する、V技術のアクセスが限定された時代。

WEATHEROID TypeA Airi(ポン子)

株式会社ウェザーニュースのお天気解説アンドロイド。同社の山岸愛梨(あいりん)とは無関係。

放送中に身バレしたりモデルがバグを起こすことから、ポンコツの意味で「ポン子」で呼ばれる。

初期は2Dモデルでのデビューだったが、のちに3Dモデルを獲得、現在でも配信を行っている。

最古参企業勢Vtuber。普通にかわいいし肌の露出も少なく企業勢は全員お手本にすべきVtuber。

初期投資を行い、現在でも継続しているウェザーニュースはすごいと思います。長期投資大事。

古参Vtuberだと後述するナイセンチャンネルや茨ひより、後天的ですが春日部つくしさんなど。

のらきゃっと

ニコニコ動画の生配信でデビューした、「バーチャル美少女場美肉(バ美肉)猫型アンドロイド」。

「音声認識→文字起こし→VOICEROIDで再生」方式を取り、会話にラグや誤認識があったりする。

Vtuber四天王の一人、「のじゃろり」ことバーチャルのじゃろりVtuberおじさんとも親交がある。

のらキャットに関しては中身が男性にも関わらず、ガチ恋勢が存在することが非常に興味深い。

複数人での運用が多かった初期Vtuberの中で、非常に低予算で活動を始めたことで有名。

色違いの「ますきゃっと」という配布モデルが存在する。実はそんなに配信は見たことない。

みゅみゅ

技術力で視聴者をぶん殴るバ美肉Vtuberで、現在は株式会社バーチャルキャストの取締役(CVO)。

コメントをバーチャル空間に表示させたり、カメラを持って第一人者視点にできるなど技術力高め。

かつては金髪美少女だったが現在は別モデルで活動しており、昔の動画で残っているものは少ない。

この時期はアイドルというよりも技術界隈のおじさんがネットミーム的に愛でられていた時代。

他事務所のモデルを利用したり、配信で視聴者にパンツを見せたりとちょっとアウトよりでした。

ただ当時の技術力は群を抜いており、Vtuberの技術を一世代以上先取りしていたのでは…?

Vtuber過渡期おすすめ

2017年、世界初のバーチャルYoutuberを名乗る「キズナアイ」を筆頭に個人勢が続々デビュー。

彼女と「電脳少女シロ・輝夜月(かぐやるな)・ミライアカリ・のじゃろり」の四天王(5人)が有名に。

まだ「Live2D・リアル配信」が一般的ではなく、「3Dモデル・動画投稿」のスタイルが最多でした。

届木ウカ(とどきうか)

後述する「月ノ美兎」さんが影響を受けたという、サブカル系に造詣の深い多才系Vtuber。

VtuberだけでなくVモデラーや小説家としても活躍し、多摩美術大学卒を公表して話題にも。

結婚を公表しVtuberとしての活動は停止していますが、Twitterでは活動を続けています。

知ったのは「月ノ美兎」より後だった気がしますが、自分の中で非常に存在が大きいVtuberです。

アングラ感がより強い動画が多かった記憶、3Dデビューで最終的に2Dになるという珍しい経歴。

モデルが何度が本人のモデルにより変更されており、サムネの男装と小っこくなったモデルが好き。

ナイセンチャンネル

比較的早かった企業Vtuberで、イラスト担当と動画担当のOLが送る緩い会話が特徴の動画。

放送中にも3Dモデルの更新やLive2Dのデビューなど進化が激しいが、現在は活動を停止している。

元企業はビックカメラ公式「ビッカメ娘」やTwitterでバズった「令和ちゃん」のデザインを行う。

VtuberというよりもTwitterの活動の方がメインだったイメージ。のちに広報部門が独立した。

関わりのある企業を勝手に擬人化する、ナイセン団という団体を持つなど古のインターネット感。

オリジナル楽曲「ナイセンのうた」は、JOYSOUNDでカラオケが歌えるので聞いてみよう!

【ナイセンとは】Twitterで話題!ナイセンの活動をまとめてみた

ぽんぽこちゃんねる

実写との線引きがうまく、Vlogではパペットで対応するため実写に抵抗感がある人にもおすすめ。

100円ショップやチェリオなど安い商品の紹介を得意としており、視聴者も気軽に購入できます。

男女比が1:1で過激な内容もなく、ゆるキャラGPやアニメもあり、万人にすすめやすいVtuber。

もとはピーナッツくんが単独活動しており、バズ目的のためにぽんぽこさんがデビューしたそう。

ぽんぽこ氏はVtuberの、ピーナッツくんは音楽関係者との交友関係が広く、一般人にも勧めやすい。

ピーナッツくんと にじさんじ所属「剣持刀也」さんの「愛の刀ピーソング」は定期的にバズる。

名取さな(なとりさな)

最初期から芯がブレない配信者で、おもしれー女としてリスナーとプロレスする方針は健在です。

ブルアカやうめもも、なす動物王国など、熱く愛を語った企業とのちにコラボすることもあります。

雑談内容は好きな作品やニュースなど、ネットに詳しくたとえ話の解像度がやたら高いのも特徴。

インターネットに汚染されつつも、きれいなTwitterを保ち続けている伝説の古参個人勢ナース。

後天的にネット文化を学んだ人のようにも見え、どうしてこんなきれいな人が残っているのだろう。

最近は外出コラボやライブが増えてきてちょっと遠く感じますが、礼儀正しいオタクを産んでいます。

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Vtuber爆発期

にじさんじ/ホロライブの「Live2D・生配信」スタイルが一般的に、Vtuberの参入障壁が下がります。

知名度も徐々に上がりはじめVtuberオタクを少し名乗りやすく、一般配信者とのコラボもちらほら。

ただ委員長の圧倒的なカリスマで市民権を獲得し、アイドル的だったVtuberを芸人枠にも開きました。

「ホロライブ」や「.LIVE」「ぶいすぽっ!」をはじめとしてVtuber専門の大手企業が増えていきます。

収益性の低い配信から高いグッズ販売やライブ活動などへ展開、企業との方向性の違いで去った人も。

一方で企業とVtuber個人の訴訟や、暴露系Vtuberとの戦いもこれまで以上に過激になっていきました。

月ノ美兎(つきのみと)

Vtuberブーム中に真っ只中、“にじさんじ”の看板娘としてデビューした清楚()な学級委員長。

独特なセンスと驚くべき行動力で一気にvtuber界の話題を引っさらい、にじさんじは大手に。

配信スタイルは「レポ雑談」「編集動画」「視聴者参加の企画」など多岐にわたります。

言わずと知れたレジェンドですが、おそらくこの人が最もリアルにもいそうな方だったり。

Vtuberにならなかったとしてもオモコロに所属したり、芸大生として何かしら活動していそう。

あのタイミングであの活動を行ったのがすごく、Vtuberの持っていた固定概念を崩しました。

【月ノ美兎】クソ雑魚ムカデ委員長が人気な理由と、おすすめの動画

戌亥とこ(いぬいとこ)

雑談でリスナーと殴り合いますが、個人情報は全く出さないアーティスト的な一面も感じます。

歌唱力が注目されがちですが、普段の配信は雑談やマイクラ夜釣りなどがメインでギャップが良い。

メンバー限定配信は作業配信、晩酌配信、映画の同時視聴など普段と差別化しているのも気になる。

元古参ニコ生主の二人と同期になって登場した、マイペースおしゃべり歌ケルベロス。

最近はNornisとしての活動が取り上げられますが、朝雑談と夜釣り雑談がコアなファンを引き付ける。

本人の中にもいろんな葛藤があるでしょうが、自分のしたいことに正直な感じがして元気をもらえます。

緑仙(りゅうしぇん)

「新緑の緑にベガルタ仙台の仙でりゅうしぇんです」という挨拶が特徴的な性別不詳系Vtuber。

今こそ公式番組の多いにじさんじですが、かつて企画系はほぼこのVtuberが行っていたのでは?

歌枠配信も多く、時におじさんすらついていくのが難しいレベルのアニソンを歌うこともあります。

歌がうまいVtuberは安心して見ていられます。戌亥とこさんや町田ちまさんなどみんな歌うまい。

懐かしの昭和ソングは権利の問題やカラオケ音源で限られていましたが、DAM解禁で流行りそう。

あとは緑仙のデビューした「にじさんじSeeds」の古のVtuber老人会の雰囲気がすごく好きです。

明楽レイ(あきられい)

韓国に留学中の日本人Vtuber。オタクにやさしいギャルで雑談が中心(2000年代の話題多め)

学生時代は特許取得などしていたらしく多才、現在は就職して配信の頻度が少し減っています。

かつては「NIJISANJI KR」というにじさんじの韓国支部に所属していましたが統合されました。

おそらく自分よりも少し年下なのかな?わかる話題が多くギャルと話すってこんな感じなのか…

非常に明るいタイプで、コロコロと笑うタイプ。聞いているだけで元気を分けてもらえる気分。

現実にもギャルらしい、あとはにじさんじ女性Vtuberには珍しいヘビースモーカーなんだとか。

Vtuber発展期

大手Vtuber業界が上場したことで、株主からの要求とライバーの希望のバランスを取ることが課題に。

一方でそんなしがらみに縛られず、とことん自分の好きなことを行ってきた個人勢が注目されます。

企業に属さないが故の自由度や依頼しやすさなど、学術系Vtuberや地域系Vtuberなども躍進します。

増え続けるライバーを追い続けることは困難であり、先輩Vとのキャラ被りを避けるのは至難の業。

収益性の低いライバーは淘汰され、おそらくグッズ展開にも差が出てくるようになるのでは…?

歌手活動がメインのにじさんじと、ゲーム事業をメインとするホロライブの運営の違いにも注目です。

イ・ロハ

韓国と日本のハーフで元NIJISANJI KRに所属していた、ぶっとんだ宇宙アイドルVtuberです。

雑談やゲームだけでなく、ピアノやVRChat、モデリングなど多くの才能を生かした配信が特徴。

日本の美術大学に編入するため、現在は配信をお休みして勉強中。(復帰しました)

「にじさんじ」は「ホロライブ」に比べて海外展開がいまいち伸びない印象を受けてしまいます。

ロハさんはちょっと気分屋な部分があるかもですが、技術力やLoLでの豹変度など素質は抜群。

日本語を話せる特技を生かして、日本と韓国のファンをつなぐ活動を増やしてほしいな…!

宇推くりあ

ロケット打ち上げに特化した宇宙アイドルVtuber。とはいえ工学全般に通じている謎のV。

海外の外国ロケットの打ち上げ同時中継を続けるうちに、詳細な分析力とニッチさが爆発。

H3公式アンバサダーや、内閣府やJAXAとのコラボ、そしてクラファンでISSへ行くことに…

最近の推し。かつて宇宙を夢見ていた人間に再び宇宙の楽しさを思い出させてくれたアイドル。

やりたい活動に妥協しないことの大切さを学びました。石の上にも3年という言葉が似合います。

もはや日本だけでなく世界を代表するロケットVtuber、NASAコラボも時間の問題(真面目に)

【宇推くりあ】ロケット工学Vtuberの紹介と、配信前に押さえたい基本知識

敷嶋てとら

ディストピア系Vtuberですが、関係ある動画もない動画も。廃墟、酒、一人旅.etc。

Vtuberながらちょっと珍しい一人歩きのVlogがヒットして、勢いのあるVtuberです。

週に一回の動画と、毎週月曜21時からの生配信の組み合わせで、頻度もちょうどよい。

ダウナー系お姉さんキャラ、癖になるボイス、ちょっとニッチな話題など刺さるポイント多し。

記事で取り上げたあたりから順調に視聴者を伸ばしており、自分の観察眼に狂いはなかった。

自治体からのプロモーション案件や、香港での音楽フェスへの出展など、注目度No.1のVtuber。

【敷嶋てとら】ディストピア個人Vtuberの少し変わったVlog動画が面白い

亞生うぱる(あにゅううぱる)

最近見つけて注目のVtuber。テンポの良い動画、若干の東北弁っぽい口調、採集系。

Vtuberですが手だけでなく、顔意外が露出することがあるので苦手な方は注意です。

個人的に庶民的な採集動画が好きなので、この路線のまま突っ走ってほしいと思ったり。

好きなVtuberユニット

にじレジ

好きな個人には微妙に入りませんが、花畑チャイカのからむユニットがかなり好きです。

反抗的に見えて実は繊細な二人が面白がって集まったメンバーとわちゃわちゃやるのが好き。

チャイちゃんはみんなから愛されているのが伝わってくる、名前のないコラボとか他人とか。

灰離

今は亡き伝説のエンターテイナー黛灰と夕日リリが二人でゲームやるのが好きでした。

二人ともクールそうなふりをしていて面白いのが好きだから、スイッチはいると本当に楽しそう。

ゴロリの真似してツボる動画が好きで何回見ても飽きない。

デビリオン

クソガキ感のあるのが好きなのか、突っ込み不在なのが好きなのか。にじレジに通じるところあります。

緑仙が話していた、海外旅行に行こうとしたときに二人ともド派手な格好してきた話が好き。

それぞれが存在感あり単体でもエピソードに欠かないのも魅力。ふわっちの電話の清楚リオン様もギャップ。

Vtuberになってみたい

これはけっこうずっと前から思っていること、ただ実行する勇気もないし才能もない。

あとはやっぱり事情を知らない1ファンでいたいという気持ちが強いかもしれない。

自分がにじさんじライバーだったら…って考えたりします

  • パソコン買ってセットアップから配信する
  • にじさんじWikiを読み込む配信
  • 学術系Vtuberを読んで勉強会
  • 昭和歌謡や童謡などの歌枠
  • ニンダイの古いゲームやる
  • 過去の炎上動画の振り返り
  • 魂を当てられたら勝ち
  • Vtuberの歴史をなぞった物まね
  • Vtuberの歴史をなぞったゲーム
  • Vtuberのブログ,note (委員長とか、猫とか)

Vtuberの記事