8日目(9/8):納沙布岬と北方領土
前日は根室の公園で野宿していましたが、朝3時半ごろに足元が冷たくて目が覚めます。
寝ている間に雨が降っていて、寝袋が一部浸水していました!
持っている服を全部着て屋根のある所へ避難。
凍えながら朝まで何とかしのぎました。
その後はサイロなどを見てから納沙布岬に到着。
美味しさとしては「コアップガラナ」<「最東端ガラナ」<「キリンガラナ」でした
余談ですが、北に向かって走っていると北方領土に対する看板をよく見ました。
北海道民は本州の人よりも北方領土に対する意識が高いです。
僕も日本人として北方領土について勉強しようと思いました。
※こんな看板が道端にたくさん立っています
9日目(9/9):山中の秘境温泉と網走監獄
サーモンパークに行こうと思っていたのですが、到着が早すぎました。
開館まで2時間ほどあり、周りに時間をつぶせるところもなかったのでスルーしました。
しばらく風呂に入っていないことに気付き、山中にある秘境っぽい温泉を目指します。
存在感がなさ過ぎて一度素通りしました…
無人で入ろうと思えば無銭でも入れる
この日の目標地点だった「道の駅網走」に到着したのが午後5時すぎ。
網走監獄の営業時間が6時までだったので自転車をかっ飛ばして行きました!
(次の日に行くとなると開園まで待たなければならず、日程に支障が出るため)
予想してはいましたが、すべてを見ることはできませんでした。
そこそこ時間をつぶせる施設なので、行く際は時間を取ってもいいのではないでしょうか?
10日目(9/10):夜の海中水族館へ
紋別に到着。「流氷科学センター」と「オホーツクタワー」に行ってきました。
「オホーツクタワー」では夜まで水族館が開いていたので、ラーメンを食べながら最後の人が少ない時間を狙います。
ライトアップが幻想的でした。
この水族館の面白い所は、海中にあるため窓から海にいる魚が見えること。
ライトにおびき寄せられた魚がびっしりいて面白い!
時々珍しい魚やクラゲなどが紛れ込んでくるので見ていて飽きません。
他にもチョウザメのエサやり体験などがあります。
野宿をしましたが、紋別はさすがに寒すぎた…
外で寝ていたら寒さで目が覚めたので暖房のきいているトイレの入り口で寝ました。
紋別は意外に時間をつぶせる場所がたくさん!
11日目(9/11):ホタテ村
この日は特に書くようなところには行っていません。
もっぱら移動でしょうか。景色が単調でつまらないです。
この日の宿泊場所は「道の駅さるふつ」。
猿払村(さるふつむら)はホタテの水揚げが多く、日本一になった年もあるそうです
温泉に入った後、ホタテ尽くしの定食(1500円)をいただきました。
やはり寒すぎて野宿はできなかったので、道の駅の中で寝ました。
12日目(9/12):とうとう最北端へ到着!
宗谷岬に到着したのは午前8時前ごろ。
なぜだか有名スポットに到着するのは店が開いていない時間帯です。
この日は宿が取れたので稚内(わっかない)をぶらぶらしてました。
この日の宿泊場所は「漁師の店」と言うライダーハウス。
2階建ての1階が海鮮のお店、2階が宿泊場所です。
宿泊料金には夕食と朝食が含まれており、この日の夕食はウニ丼!
ちゃんとしたウニを食べたのは初めてでしたが、トロトロして美味しかった!
夜はお店のご主人がお酒とツマミを持ってきて酒盛り。(未成年はジュース)
夜はライダー、チャリダーと一緒に雑魚寝しました。
一人旅もいいですが、たまには大人数でいるのもいいと思いました。
13日目(9/13):風車地獄とバス停野宿
宗谷岬からの海沿いの道には何もありません。
風車が延々と並んでいて、漕いでも漕いでも進んだ気がしません。
途中で嫌になって2時間ぐらい道端でぼーっとしていました。
こういうことをしてもいいのがソロノープラン旅行の良い所。
道の駅につきましたが、眠れそうな場所がなかったので以前から目をつけていたバス停で野宿しました。
北海道のバス停は小屋になっていて宿泊に適しています。
最終バスが出てからバス停入りして、始発が来る前に退散です。
14日目(9/14):宿が見つからない
このこの日の予定では旭川まで行こうと考えていたのですが、留萌(るもい)を通り過ぎた辺りで完全に日が暮れました。
あたりがまっくら山中で、雨まで降ってきますが、バス停が見つかりません。
さすがに焦りました(熊とか、熊とか、熊とか、熊とか。)
土砂降りの中30分ほど進んだところでようやくバス停を発見。
入り口が壊れていたので、落し物のかさで雨をしのぎつつ寝ました。
やっぱり山中なのでクマが怖かった…
まとめ
北海道を自転車で回ることはそこまで難しくはありません。
途中で投げ出すわけにもいかないので、忍耐力は必要かなと思いました。
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