コンサルに就職する同期が入社前に読んでいた書籍、かつて読んだことがありましたがかなり良かった記憶。
個人的な意見としてはコンサルは新人が命を犠牲にすることでスキルを爆上げして活躍しているイメージです。
他の業界では数年かけて学ぶことだとしても、普段から意識することが大事なので要点をメモしておきました。
1章 コンサル流話す技術
キーワード:結論から、端的に、数字、感情よりロジック、相手の理解度、相手のフォーマット、期待値を把握
全ての内容が大切ですが、あえてまとめるなら、「簡潔に話す」「相手の視点に立つ」「期待値を越える」の3つ。
結論から話すこと、数字と論理を使って話すことは意識していても難しいですが、新人にも使える話し方です。
普段から意識して「PREP法=結論、理由、具体例、結論」で話すこと、答える前に少し時間を取ってみること。
相手の理解度や望みを的確に理解するために情報を共有し、そこから外れずにさらに期待を越えることが大切。
無言や大体わかりました、資料だけを見ているのは理解度が悪い、社内用語と一般用語を区別する癖をつける。
期待値を共有するときは「背景や目的、成果イメージ、クオリティ、優先順位や緊急度」をしっかり確認する。
2章 コンサル流思考術
キーワード:手順を考える、ロジックツリーの訓練、雲雨傘をセットに伝える、仮説をもって臨む、自分の意見
作業を始める前に手順を考えるのは、とにかく手を動かしたいタイプとしては訓練しないと厳しそうな手法です。
ロジックツリーの鍛え方として日常の物事について常にツリーを組み立てるのは暇つぶしにもなって良さそう。
雲(事実)雨(解釈)傘(アクション)を常に意識して、3つそろうように意見を言うようにするのは大切。
1章のように数字や論理ベースで物事を述べる際、データだけ提出しても言いたいことがわからないのは確かに。
「仮説→検証→フィードバック」を回すことで、自分なりの考えと事実とのずれを確認するのがリサーチです。
自分の意見を持つことは情報ばかり集めている自分からすると刺さる言葉、自分の意見を持つ、本質を理解する。
3章 コンサル流デスクワーク術
キーワード:数字と論理、雲雨傘、簡潔に、1スライド1内容、仮説思考の実践、検索的読書術、80:20の法則
議事録は日時、場所、参加者、議題、決定/未決定の事項、確認する事項、次回に向けてのToDoを整理する。
パワポは1枚1内容、数字と論理で雲雨傘を意識、「オブジェクト内で折り返す」と「コネクタ」を使用する。
目的物の完成品を予測して空パックを作り、そこに必要な情報を調べるというのは前章の「仮説思考」と同じ。
情報を集める際に行う読書は目的をもって行い、ネット検索のように必要な事項のみを抜き出すつもりで読む。
複数人で作業をするときにも有効な工程表は「誰がやるか、いつまでにやるか、何をするのか」を明確に決める。
この章で共通して言われているのは「目的/ゴールを設定して道のりを作り作業に取り組むこと」。とっても大事。
4章 プロフェッショナル・ビジネスマインド
自分のやりたいことや上司のためではなく顧客のために動くということは、常に忘れないようにしたいことです。
新人とはいえ企業やクライアントからお金が支払われている以上、自分の活動や時間の使い方をプロとして意識。
仕事は「Quick and Dirty」で6割でもいいので早めに形にして、顧客のためならすべて自分で行う必要もない。
新人のうちに意識することは、師匠を見つける、上司の望みを見極め行動する、自分にしかできない役割を探す。
一般に共有されていない暗黙知は、相手の行動を徹底的にまねてみることで見つけ出すことができる可能性あり。
リーダーシップに対して、リーダーの望むことやモノを見極めて、周りを巻き込んでいけるような部下を目指す。
要点を20文字でまとめる
以前読んだ「すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法」の内容も練習として実践しておきます。
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