【vtuberつまらない】そう思う人へ、独特でおもしろいVチューバー

ガジェット

「にじさんじ」や「ホロライブ」などの大手事務所が参入したことで賑やかなvtuber界隈。

アイドル的立ち位置やゲーム実況者のイメージが強い中、独創的なvtuberを紹介していきます。

かなり初期に登場していたり、独特の地位を獲得していたりする配信者を歴史とともに紹介!

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Vtuber黎明期

Vtuberという言葉が登場する以前、3Dモデルで作ったキャラを動かしている人々がいました。

それまでもトラッキング技術はありましたが、Youtuberの派生としてのリアル配信は希少。

技術力のある専門家や初期投資のできる企業が活躍する、V技術のアクセスが限定された時代。

WEATHEROID TypeA Airi(ポン子)

株式会社ウェザーニュース開発の天気解説アンドロイド。同社の山岸愛梨(あいりん)とは別存在。

放送中に身バレしたり関節がめちゃくちゃになることから、通称「ポン子」で呼ばれることが多い。

初期は2Dモデルでのデビューだったが、のちに3Dモデルを獲得、現在でも配信を行っている。

のらキャット

ニコニコ動画の生配信でデビューした、「バーチャル美少女場美肉(バ美肉)猫型アンドロイド」。

「音声認識→文字起こし→VOICEROIDで再生」方式を取り、会話にラグや誤認識があったりする。

Vtuber四天王の一人、「のじゃろり」ことバーチャルのじゃろりVtuberおじさんとも親交がある。

みゅみゅ

技術力で視聴者をぶん殴るバ美肉Vtuberで、現在は株式会社バーチャルキャストの取締役(CVO)。

コメントをバーチャル空間に表示させたり、カメラを持って第一人者視点にできるなど技術力高め。

かつては金髪美少女だったが現在は別モデルで活動しており、昔の動画で残っているものは少ない。

Vtuber過渡期

2017年、世界初のバーチャルYoutuberを名乗る「キズナアイ」を筆頭に個人勢が続々デビュー。

彼女と「電脳少女シロ・輝夜月(かぐやるな)・ミライアカリ・のじゃろり」の四天王(5人)が有名に。

まだ「Live2D・リアル配信」が一般的ではなく、「3Dモデル・動画投稿」のスタイルが最多でした。

届木ウカ(とどき-)

後述するサブカル委員長「月ノ美兎」さんが影響を受けたという、サブカル系に造詣の深い多才系Vtuber。

VtuberだけでなくVモデラーや小説家としても活躍しており、多摩美術大学の卒業を公表したことで有名に。

結婚を公表しVtuberとしての活動は停止していますが、Twitterでは活動を続けているようです。

ナイセン

比較的早かった企業Vtuberで、イラスト担当と動画担当のOLが送る緩い会話が特徴の動画。

放送中にも3Dモデルの更新やLive2Dのデビューなど進化が激しいが、現在は活動を停止している。

元企業はビックカメラ公式「ビッカメ娘」やTwitterでバズった「令和ちゃん」のデザインを行う。

ぽこピー

実写との線引きがうまく、Vlogではパペットで対応するため実写に抵抗感がある人にもおすすめ。

100円ショップやチェリオなど安い商品の紹介を得意としており、視聴者も気軽に購入できます。

男女比が1:1で過激な内容もなく、ゆるキャラGPやアニメもあり、万人にすすめやすいVtuberです。

名取さな(なとり-)

最初期から芯がブレない配信者で、おもしれー女としてリスナーとプロレスする方針は健在です。

好きを突き詰めた案件配信ブルアカやうめももなど、熱く語った案件と実際にコラボすることも。

雑談内容は好きな作品やニュースなど、ネットに詳しくたとえ話の解像度がやたら高いのも特徴。

月ノ美兎(つきのみと)

Vtuberブーム中に真っ只中、“にじさんじ”の看板娘としてデビューした清楚()な学級委員長。

独特なセンスと驚くべき行動力で一気にvtuber界の話題を引っさらい、にじさんじは大手に。

配信スタイルは「レポ雑談」「編集動画」「視聴者参加の企画」など多岐にわたります。

Vtuber流行期

にじさんじ/ホロライブの「Live2D・生配信」スタイルが一般的に、Vtuberの参入障壁が下がります。

知名度も徐々に上がりはじめVtuberオタクを少し名乗りやすく、一般配信者とのコラボもちらほら。

一方で「.LIVE」や「ゲーム部」などの中の人に関わる騒動など、社会問題化してきた時代でもあります。

緑仙(りゅうしぇん)

「新緑の緑にベガルタ仙台の仙でりゅうしぇんです」という挨拶が特徴的な性別不詳系Vtuber。

今こそ公式番組の多いにじさんじですが、かつて企画系はほぼこのVtuberが行っていたのでは?

歌枠配信も多く、時におじさんすらついていくのが難しいレベルのアニソンを歌うこともあります。

イ・ロハ

韓国と日本のハーフで元NIJISANJI KRに所属していた、ぶっとんだ宇宙アイドルVtuberです。

雑談やゲームだけでなく、ピアノやVRChat、モデリングなど多くの才能を生かした配信が特徴。

日本の美術大学に編入するため、現在は配信をお休みして勉強中。

戌亥とこ(いぬい-)

雑談でリスナーと殴り合いますが、個人情報は全く出さないアーティスト的な一面も感じます。

歌唱力が注目されがちですが、普段の配信は雑談やマイクラ夜釣りなどがメインでギャップが良い。

メンバー限定配信は作業配信、晩酌配信、映画の同時視聴など普段と差別化しているのも気になる。

明楽レイ(あきら-)

韓国に留学中の日本人Vtuber。オタクにやさしいギャルで雑談が中心(2000年代の話題多め)

学生時代は特許取得などしていたらしく多才、現在は就職して配信の頻度が少し減っています。

かつては「NIJISANJI KR」というにじさんじの韓国支部に所属していましたが統合されました。

ヤン・ナリ

リスナーを「小さき者たち」と形容するかわいい魔王様Vtuber、拙い日本語と語尾「~かよ!」

Vtuber発展期

大手Vtuber業界が上場したことで、株主からの要求とライバーの希望のバランスを取ることが課題に。

一方でそんなしがらみに縛られず、とことん自分の好きなことを行ってきた個人勢が注目されます。

企業に属さないが故の自由度や依頼しやすさなど、学術系Vtuberや地域系Vtuberなども躍進します。

紡ネン

テキストから学習するAI、3Dモデルが良い

宇推くりあ

ロケットとラブライブに詳しい学術系Vtuber、とにかく多才

敷嶋てとら

旅行、酒、廃墟、ガジェットなど、色々。声が落ち着いているのと発想が面白い。

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