元理系学生だった身として、特定の分野だけでなく科学界全体のトレンドに興味があります。
自分の中の情報をアップデートさせるためにも、今回は興味のある分野を少し深掘りしてみます。
他にもこの分野が面白い!というものがあればコメントやTwitterのDMなどで教えてください!
メタバース
現実世界とは異なる仮想空間において、人々が相互作用し、体験を共有できる革新的なデジタル環境。
この辺りの技術としてNFTや仮想通貨が引き合いに出されることが多いですが、個人的には懐疑的。
実体のないものにやはり価値はないというスタンスであり、仮想通貨も結局国家の規制に左右されます。
メタバースは個人のアイデンティティを分離できる、現実世界の制約にとらわれない点で画期的です。
自分でもVR機器を購入したり、Vtuber関連でニュースを追ったりしており、個人的に熱いトピックです。
【オキュラス改造】OculusQuest2のカスタムなど(メモ)
- クラスターメタバース研究所:日本のメタバース創造と発展を目指す産学連携プロジェクト3
- バンダイナムコ研究所:AIキャラクターとメタバースの融合研究を行っている2
- 東京大学:クラスターメタバース研究所と共同でIEEE VR 2025にてワークショップを主催予定3
- IMT Atlantique(フランス):クラスターメタバース研究所と共同で国際会議を開催3
これけっこう面白くて勉強になります→https://metaversesouken.com/metaverse/university/
核融合炉
- 反応の種類: 核融合発電は軽い原子(水素やヘリウム)を融合させてエネルギーを生み出すのに対し、原子力発電は重い原子(ウランやプルトニウム)の分裂を利用します12。
- 燃料: 核融合発電の燃料は海水から取り出せる水素であり、枯渇の心配がありません。一方、原子力発電のウランは有限な資源です1。
- エネルギー効率: 核融合発電の燃料1グラムは石油8トン分のエネルギーを生み出し、原子力発電(ウラン1グラムで石油1.8トン分)を大きく上回ります1。
燃料電池車
現在はトヨタ自動車のMIRAIをはじめとして走っている燃料自動車。
水素と酸素を燃料として水の電気分解と反対の反応を起こして電気を得ています。
かつて水を燃料としてそれを電気分解し、さらに反応させることで走る車が発明されたとか…
既得権益を守りたい関係者に消されたという本当か嘘かわからないような話もあったり。
貯めた電気の保存先としては有用そうで、他には位置エネルギーにして保存する考えは面白いと思いました。
自動運転車
自動運転の技術そのものよりも、技術が確立した後の社会の変化に興味があります。
運転が必要なくなった世界で人々は何に時間を使うのか、人間の助けを必要としない中、車のデザインはどうなるのか。
例えばヘッドライトやフロントガラスは人々の視界を確保するためのものであり、自動運転車には不必要です。
電気自動車
自動運転
IOWN
IOWNは、NTTが提唱する次世代の通信インフラ構想で、2030年の実現を目指して開発が進められています
- 超高速・大容量通信: 1秒間に1,000Tbpsを超えるデータ転送が可能となり、大規模なダウンロードが一瞬で完了します1。
- 省電力化: 光電融合技術により、電力効率が100倍に向上し、デバイスのバッテリー寿命が大幅に延びます1。
- 低遅延: エンド・ツー・エンド遅延が200分の1に短縮され、リアルタイムの遠隔操作が可能になります1。
- 高度なシミュレーション: デジタルツインコンピューティングにより、精度の高い未来予測が可能になります1。
人工光合成
弱いロボット
BMI
ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)は、脳と外部デバイスを直接接続する科学技術です。
攻殻機動隊やマトリックス、ソードアートオンラインなど、人間とコンピュータの融合は長年の夢。
倫理的な観点から現在は医療分野での研究が盛んにおこなわれており、想像以上の成果を出しています。
BCIはデバイスの装着方法によって侵襲的/非侵襲的、情報の入力/出力に分かれ、研究されています。
人工網膜と人工内耳はすでに実用段階、侵襲的手法だとイーロンマスク氏のNeuralink社が圧倒的。
こちらのレポートが分かりやすい。https://www.icr.co.jp/newsletter/wtr407-20230227-harada.html
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