2024年8月に行った瀬戸内旅行の続き。前回は広島編(広島、宮島、西条、呉)です↓
呉から移動して岡山に入ります。旅行初めに予約していた直島の「地中美術館」が今回の目標。
※直島は岡山県ではなく香川県でしたが、岡山側からのアクセスということで…
岡山駅
夜の8時半ごろに岡山駅に到着。思ったよりもかなり栄えており繁華街をぶらつきました。
名物でも食べようかと思いましたが、海鮮は高くて食べる気にならずコンビニ飯という暴挙。
今回のホテルは岡山駅近くの「ホテルキャビンスタイル(3800円)」できれいなカプセルホテル。
ホテルにチェックインしてからコインランドリーに洗濯に行きます。だいぶ眠い…
繁華街から少し離れてもキャッチの女性?が結構いて、条例が厳しい東京とは違うなという感想。
冷房がよく効いており、個人的に過ごしやすいホテルでした。(外から中見えるのがちょっと)
倉敷美観地区
工事中につき、土台ごと移動されている桃太郎。もしかして桃太郎だけでなく桃も有名なのか…?
この日は16:15から地中美術館の予約を入れていましたが、欲張りなので直島以外にもチャレンジ。
Googleマップで検索かけて出てきた倉敷美観地区に行ってみます。名前くらいは聞いたことある。
階段、寺、トンネル。いい組み合わせ。
美観地区はいくつか見に行ったことがありますが、倉敷はかなり規模が大きいと感じました。
江戸時代?の建物だけでなく近代的な建物もあり、じっくり見たらかなり時間がかかりそう。
「はれもけも」というお菓子屋さんで桃のスムージー(890円)を購入して朝ごはん代わり。
価格としてはなかなか強気ですが、果物も値段上がってそうだしその場で作ってくれるのでヨシ。
添加物を使っていないことからやさしい甘さ、氷も入っているのかシャリシャリしておいしいです。
まだ朝だったためそこまで人は多くなかったかな?地区自体も広いので人は集中しないのかも。
今まで行った千葉県の佐原地区(外部記事)や、三重県の伊勢地区(外部記事)よりも規模が大きい。
個人でやっていそうな証券会社があり、「当面の相場見通し」が黒板に手書きで書いてあって面白い。
直島フェリー
倉敷が思ったよりも面白く、時間がちょっと危なくなってきました。運よくバスに飛び乗れました…
岡山駅から宇野駅の先にある「直島フェリー」的な駅で下車します。乗車時間は約1時間でした。
直島
フェリーで15分くらい、直島に到着です。コンビニは港近くのセブンイレブン以外は遠いので注意。
古民家を改造した「家プロジェクト」なるものがあるのでチケットを購入しましたがうーん…
観光地化している、巨大ですが一作品である、建物アートにそこまで興味ないなどあり、微妙でした。
左:神社は入り口が良かっただけに拍子抜け。右:「はいしゃ」はけっこう面白かった。
地中美術館まで
一人旅は暑さでおかしくなると、意味もなく歩こうという思考に陥るのが結構危険なところです。
途中にあった小さなCOOPで昼ご飯と飲み物を補給、30分ほど山道を歩いてクタクタになります。
きれいな池があったり、死んだオニヤンマが落ちていたり、ネコチャンがいたり、発見もあり楽しい。
地中美術館
以前知り合いからおすすめされ気になっていましたが、アクセスと予約困難さからなかなか行けず。
旅行前に予約サイトを見たら、この日のこの時間だけあったので予約だけ入れて日程を組みました。
建物は少しグッゲンハイム美術館を感じました、作品としてはウォルター・デ・マリアが良かったです。
ときおり観覧者がお互いに息を合わせて音を立てないと、静寂が場を占めてとても荘厳な雰囲気。
撮影禁止なので落ち着いて見られますが、こっそり撮影している外国人を2回見て嫌な気分にも。
何かにアップしないとしても、禁止されていることをわざわざ行うところに心の貧しさを感じる。
香川県へ
↑かぼちゃ模様の車。こんなところにも気を配らないといけないなんて大変だ…
美術館から港まではさすがにバスを使って向かいました。ただフェリー出発が2時間後(田舎あるある)
バス乗り換えで20分あったので走って黄色いカボチャを見に行きます(確か昔に流されてたやつ)
港に到着してからはセブンで飲み物とアイスを買って、食べてから近くの作品を見て時間をつぶします。
芸術品が撮影スポットになるのは、たとえそれがインスタ映えのためでも芸術の普及だと思っています。
本来なら人が来ないような島を、こうして一大観光スポットにしたことは称賛に値すると感じます。
ただもともと住んでいた島民からすると、静かな島に人が押し寄せてくるのはどうなのかな…などとも。
日の入りも過ぎ、真っ暗になってから高松行のフェリーに乗って出発します。
今日も到着が遅そうだ…(香川県編へ続く)
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