幸いなことに内々定をいただけたので、就活でやっておいた方がいいことを残しておきます。
実際にやったことを時系列順に紹介し、部分部分でやった方が良かったことを補足する流れ。
結論から言うと「早めに始めること」「一人で行わないこと」が重要だと感じました。
【大学生就活】SPI・玉手箱・CAB・GABそれぞれの傾向と対策
大切だと思ったこと
↑就活後に読んで面白かった本
使える手段は使う
先輩、友達、保護者、キャリアセンターなど、周りの者は使い倒すのがおすすめ。
自己分析やESは想像以上にダメ出しされて心が折れますが、後で感謝することに。
良い就活をしたいと思うなら、余計なプライドはさっさと捨てるべきです。
合同説明会に出る
視点が狭まらないように、多くの企業が出展する合同説明会に参加してみましょう。
思いもよらない企業との出会いもあり、本当に自分に合った企業に出会えるかも。
業界地図もですが、多くの企業を知っていることは就活が終わった後でも役立ちます。
話の組み立てを決める
理系としては理路整然とした文章が書けると、面接官からの印象が良くなります。
話したいことが多いとあっちこっち行くことが多いので、話す順番決めると◯。
私は結論→背景→課題→自分の気持ち→解決策→結果→まとめの順番を徹底しました。
無名企業から受ける
興味がある企業の上流過程や関連企業など、少し小さな会社から受けてみましょう。
面接の練習になるだけでなく、選考を通過したという自信が今後に効いてきます。
大手ばかり受けてメンタルをやられている人を見てきたので、小さな成功体験は大切。
学部3年までにやったこと
色々なことに興味を持つ
異なる業界を受ける際には、ガクチカは使いまわせますが、志望動機が大変。
広く興味を持つと社会における課題がいくつも思いつくので、志望動機を話せます。
広く情報を収集していると、思わぬところで役に立つことも多いと感じました。
コミュ力を身につけておく
対面以上にウェブ面接では、コミュニケーション能力が問われる印象を受けました。
初めの挨拶、相手への反応、ちょっとした雑談、嘘はつかず相手の気分を良くできると○。
少なくとも面接の日程が決まったら、誰かとざっくり練習をしておけるといいでしょう。
新聞を読む
興味のないニュースでもより強制的に目に入る点でニュースアプリよりおすすめ。
読売新聞と日刊工業新聞を購読し、TwitterでギガジンとBBCをフォローしてました。
自己分析をする
自己分析ツールや人生でのイベントを書き出すことで、自己分析を行いました。
個人的にはブログ執筆/やりたいことリストで、日々整理できていたと思います。
大学3年で合同説明会に参加(4月)
4月ごろに東京ドーム近くで行われた、大学4年生用の合同説明会に潜り込みました。
目的は主にギフトカード、他のイベントにもそれ目当てで参加していた記憶があります。
酸化ブース数で金額が増えるため業界は気にせず参加しましたが、視点を広げる機会に。
キャリアセンターで相談(5月)
かつて学部卒就活を考えていましたが、何から手を付ければいいかわからずキャリセンへ。
自分の体験談や興味のあることを聞かれ、外資系やプラント系などを進められました。
ここである程度ESにかけそうな内容を絞り込めていたことが、後々役に立ってきます。
学部4年でやったこと
業界地図を購入して眺める(6月)
大学院進学を決めましたが、株や世界のニュースに興味があり業界地図を購入しました。
業界選びが大変なこと、見えづらいBtoBにも良い会社があるという話も理由の一つ。
先輩の就活話で聞こえてきた業界のページを見たり、知らない業界の発見をしたり。
ウェブテストの練習(6月)
先輩のウェブテ練習を一緒にやったり、マイナビでの模試を受けたりしていました。
他にもテストセンターありの企業一覧や、推薦での通りやすさなどを聞くなど情報収集。
テストセンターは何度か受けた方が良いと思うので、事前に調べてエントリーすると良い。
修士1年でやったこと
就職サイトに登録する(5月)
就活専用のメールアドレスをGmailで作るが便利でした(名前.syukatsu@gmail.comとか)
主マイナビ、副リクナビ、面接対策にOpenworkとONE CAREERを入れておけばOKです。
必要に応じて就活会議や外資就活.com、スカウト系のサイトに登録するといいでしょう。
企業候補表を作る(6月)
業界地図を眺めながら、気になる企業の一覧をExcelにまとめる作業を行っていました。
”分野”は業界地図から、”ページ”はマイページ登録、3年の院卒数と出身大学の有無です。
株式番号とopenworkに関してはあくまで目安として見ており、フィルターで並び替えも。
ゴリゴリチャンネルを見る(6月)
大量に並ぶ就活本や、Youtubeは信じていませんでしたが、このチャンネルだけ見ていました。
あまり早い段階から就活に全力投球すると、研究も手につかないし嫌になると思います。
ギャグの中に役立つ知識を含んだチャンネルがおすすめ。一色高也くんを反面教師に。
先輩に添削してもらう(6月)
よくある質問(ガクチカや研究内容など)をWordに入力し数人の先輩に添削してもらいます。
面倒そうですが先輩は就活の達成感を後輩に伝えたがっているので、使えるものは使う!
複数人からいろいろなアドバイスをもらうことで、明らかに直すべき点なども見えてきました。
encaurageに参加(6月)
就活に特化した学生団体「エンカレッジ」に、先輩の紹介で参加しES添削やイベントに参加。
いくつか参加してみましたが、理系だけのイベントが少ないせいかあまり参考にならず。
運営側に面接のノルマがあったらしく、何度も面接をしなければいけないのも面倒でした。
日程をExcelにまとめる(6月)
エントリーした企業からインターン選考のお知らせが来るので、Excelにまとめて管理。
選考が進んだ企業に関しては更新しましたが、書き足していく方が良いかもしれません。
日程ごとに内容などまとめておくと、就活終了後に経験談が書きやすくなります。
インターンに参加(8~9月)
3 days、5 daysにそれぞれ1社ずつ、1 dayには6社くらい参加した記憶があります。
WEBだったのもあり、企業に関しての理解がとても深まるという感じではないかも。
時間が少ない場合は、選考に影響する企業に参加しておいた方が良いかもしれません。
(おまけ)就職活動では観光も
インターンなどの活動では頑張り次第で観光もできることがわかりました(ただあくまでメインは就職活動)
受けたい企業が自宅から離れている場合は前日入りや当日の早くに入ることで、観光地巡りも可能となります。
交通費を支給してもらえる企業も多いので、一泊分のお金を払ったり夜行バスを利用して旅行するのもアリ。
新幹線でもチケットショップで買えば多少安く購入できます(写真は片道のみ交通費が出たので割安券購入)
合同説明会に参加(10月)
2日間で30社以上の企業の説明を半強制的に受けられる「理工系業界セミナー」に参加。
普段聞かない企業を知ることができ、実際にこの中から最終面接まで受けた企業もあります。
なんといっても当時は2万円分のギフトカードがもらえるというのが最大の目的でした。
ZOOMで面接練習(11月)
同じ大学出身の人たちで就活グループを作り、面接や発表の練習を行っていました。
基本的な質問には答えられるようになり、面接に対する場慣れがすごかったです。
グループでの就活は多少焦りますが、1人で就活を行うメンタルに比べれば絶対マシ。
候補企業を追加(3月)
ESや面接を進みましたが、実は選考日程が長すぎて諦めていた第0希望がありました。
就活グループのメンバーからの情報で、短期選考ルートがあることを知りエントリー。
1人で就活していたらこのような情報を得ることもできなかったと思うとゾッとします。
2社から内々定(3月)
選考を進めていたBtoB企業の最終面接が実施され、2社から内々定を頂きました。
早い段階で第0志望ができたことを正直に伝え、内々定の返事を待ってもらいました。
その後無事に第0希望の内々定を頂けたため、2社には内々定辞退を伝えて就活終了。
ONE CAREERに提出(4月)
就活中にお世話になったONE CAREERに、企業のES内容や面接内容を報告します。
日程や聞かれた内容などを詳しく描く必要があるため、記録を残しておきましょう。
企業に寄りますが、1社につき1000円以上の謝礼がもらえるのでやって損はなし!
就活を終えてみて
↑就活生にめちゃくちゃ突き刺さるであろう作品
嘘をつかず伝え方を工夫することが大切、状況に応じてアドリブを入れられるとなお良し。
最近は圧迫面接も少ない(自分はなかった)ので、リラックスして臨めるといいと思います!
ゴリゴリチャンネルの「面接官も緊張」を知り、リラックスできたのでとても感謝しています。
就活は運と縁
就職活動は準備が大切と言われますが、最終的には運と縁によるものが非常に大きいと思います。
ただ「運も実力のうち」と言いますし、他人と就活を一緒にやるかは人にもよるかもしれません。
自分に合ったを戦略を
第一志望に内定をもらった際にほかの企業の選考を続けるかというは就活生の大きな悩みです。
自分はうそをつくと勝手に後ろめたくなるタイプだったので、すべて正直に話していました。
大きいほうが良さげ
企業を受ける際に大きい企業ならコンプライアンスや労働形態などは中小よりは良さそう(偏見)
ただ大きい企業ばかり受けていると、なかなか内定がもらえないため中小企業も大切。
OB訪問は必要か
確かに全体説明会に比べれば本音ベースで話せるかもしれませんが、どこまで信ぴょう性があるか。
自分は結局OB訪問を行いませんでしたが、メリットも多いと思うので余裕があればやるとよいかも。
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