【社会人映画】元理系大学生が見た作品を全部紹介する(2024年)

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見てきた映画作品をすべて記録してきましたが、読書記録と同じく文字数が多くなってきたので分割。

映画館で見る最新作品もありますが、ミニシアターで見る旧作やプライムビデオで見る作品が多め。

【社会人映画】元理系の社会人が見た作品を全部紹介する(2024年)

PERFECT DAYS

映画「PERFECT DAYS」ポスター,役所広司主演-19年ぶり2人目となる男優賞を受賞した,The Tokyo Toilet,非公式,宣伝ポスターアートパネル 壁絵 モダン 絵画 インテリア絵画 壁アート 壁掛け絵画 宣伝ポスター 印刷物(並行輸入) N1 (60x90cm-フレームレス)
JIIFO

東京・渋⾕でトイレ清掃員として働く平⼭(役所広司)は、静かに淡々とした⽇々を⽣きていた。同じ時間に⽬覚め、同じように⽀度をし、同じように働いた。その毎⽇は同じことの繰り返しに⾒えるかもしれないが、同じ⽇は1⽇としてなく、男は毎⽇を新しい⽇として⽣きていた。その⽣き⽅は美しくすらあった。男は⽊々を愛していた。⽊々がつくる⽊漏れ⽇に⽬を細めた。そんな男の⽇々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を⼩さく揺らした。

監督:ヴィム・ヴェンダース、出演:役所広司、柄本時生

鑑賞:2024/01/07 ☆☆☆・・

この作品を面白いと素直に言える人がいるならなかなかだと思います。面白い部分もありますが退屈な部分も多め。

変わりない日常に少しずつの変化と楽しいこと、悲しいことがあるけれど無理にでも笑って生きていこうって感じ?

あらゆるストーリーが特に解決を見ないところ、最後のシーンで主人公が泣きながら笑おうとするシーンが印象的。

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

巨大野菜コンテストを前にした街では、野良ウサギによる野菜の被害が続出していた。発明家のウォレスと忠犬・グルミットは、プロの害虫駆除隊を結成してウサギを捕獲し、街の野菜を守ってみせた。ところがある夜、正体不明の巨大ウサギが現れて…。

監督:ニック・パーク

鑑賞:2024/01/28 ☆☆☆☆・

昔見た作品ですが、映画を見ていない時期が続いていたのでリハビリ代わりに考えずにみられる作品をチョイス。

ストーリーのわかりやすさ、恋愛、コメディ、アクションなどの豊富さ、くすっと笑える小ネタが面白いです。

お化けウサギの正体がわかるシーンは何とも言えない悲しさがあり、クレイアニメにも関わらずうるっとします。

八つ墓村

恨みの連鎖に巻き込まれた母親は、ただ幼い息子の幸せだけを願った。 無残な死を遂げた八人の落武者は、最期に何を思ったのか? 横溝正史原作は怖い?いえ、これは血に翻弄されるしかなかった人間の、悲しい物語です。

監督:野村芳太郎、出演:渥美清、萩原健一

鑑賞:2024/02/05 ☆☆☆・・

金田一シリーズとしては犬神家の一族に続いて二作目。ただ渥美清さんだとどうしても寅さんに見えてくる…

ミステリーと呼んでいいのかというレベルの最後の怒涛の種明かし、微妙にホラー要素も含んでいます。

犬神家のときも思ったのですが、ミステリーとしてのレベルよりも首が飛ぶ描写などに力を入れている?

ヒトラーへの285枚の葉書

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1940年6月、戦勝ムードに沸くベルリンで質素に暮らす労働者階級の夫婦オットー(ブレンダン・グリーソン)とアンナ(エマ・トンプソン)のもとに一通の封書が届く。それは最愛のひとり息子ハンスが戦死したという残酷な知らせだった。心のよりどころを失った二人は悲しみのどん底に沈むが、ある日、ペンを握り締めたオットーは「総統は私の息子を殺した。あなたの息子も殺されるだろう」と怒りのメッセージをポストカードに記し、それをそっと街中に置いた。ささやかな活動を繰り返すことで魂が解放されるのを感じる二人。だが、それを嗅ぎ付けたゲシュタポの猛捜査が夫婦に迫りつつあった―。

監督:ヴァンサン・ペレーズ、出演:エマ・トンプソン、ブレンダン・グリーソン

視聴:2024/02/11 ☆☆☆☆・

フィクションかと思いましたが実際の話で驚きで、実話だけに最後も救いようのない感じになるのがリアル。

彼らの活動が社会を動かしたというきれいな終わりではなく、市民に回収されたのはたったの15枚でした。

例え彼らの活動がナチスの体制に影響しなかったとしても、決して声を上げることをやめてはいけません。

コット、始まりの夏

1981年、アイルランドの田舎町。大家族の中でひとり静かに暮らす9歳の少女コットは、夏休みを親戚夫婦のキンセラ家のもとで過ごすことに。寡黙なコットを優しく迎え入れるアイリンに髪を梳かしてもらったり、口下手で不器用ながら妻・アイリンを気遣うショーンと一緒に子牛の世話をしたり、2人の温かな愛情をたっぷりと受け、一つひとつの生活を丁寧に過ごすうち、はじめは戸惑っていたコットの心境にも変化が訪れる。緑豊かな農場で、本当の家族のようにかけがえのない時間を重ねていく中で、コットはこれまで経験したことのなかった生きる喜びを実感し、やがて自分の居場所を見つけていく―。

監督:コルム・バレード、出演:キャリー・クロウリー、アンドリュー・ベネット

鑑賞:2024/02/17 ☆☆☆☆・

最初は少し退屈なシーンが続きますが、静かな人々の交流を美しい自然とともに描いた良い作品でした。

ショーンのセリフ、「何も言わなくていい、沈黙は悪いことじゃない」というセリフがお気に入りです。

彼女は再びかつての環境に戻っていきますが、きっと夏休みに過ごしたものは彼女を助けてくれるはず。

グリッドマン ユニバース

都立ツツジ台高校。 放課後の教室で、響裕太は記憶の中にあるはずのグリッドマンをノートに何度も描いては消していた。 かつてこの世界はひとりの少女によって作られ、壊された。その少女の心を救ったのは、異次元からやってきたハイパーエージェント・グリッドマンと、彼女が作った心を持った怪獣、そして裕太たちであった。 2年生に進級し、六花と別のクラスになった裕太は告白を決意する。そんな平和になった世界で過ごす彼らの日常は、轟音と共に崩れ始める。裕太に訪れる危機の最中、突如現れるグリッドマンは語りかける。 「この世界のバランスが崩れようとしている」 やがて真紅の強竜ダイナレックスや、グリッドマンの協力者である新世紀中学生、そして別世界の住人、麻中蓬たちも裕太の前に次々と現れる。六花への想いを秘めたまま、裕太の非日常が始まった。

監督:雨宮哲、出演:緑川光、広瀬裕也

視聴:2024/03/04 ☆☆☆☆・

ヒロインが露骨すぎて敬遠していた作品ですが、グリッドマンは発想が面白かった(ダイナゼノンは微妙だった)

両方見てから映画を見たほうが良いといわれていたがその通り、アンチ君がダイナゼノン出演していたの気づかず。

トリガーらしい超合体に次ぐ超合体、エヴァをほうふつとさせる実写シーンなど、意味が分からないけど面白い。

14歳の栞

あの頃、⼀度も話さなかったあの⼈は、何を考えていたんだろう。 とある中学校の3学期、「2年6組」35⼈全員に密着し、ひとりひとりの物語を紐解いていく。 そこには劇的な主⼈公もいなければ、⼤きなどんでん返しもない。 学校で眠ってばかりいるのに、家ではお菓⼦作りに勤しんでいる男の⼦。 お調⼦者で「ウルサイ」のに、デートに⾏くとぜんぜん話さない男の⼦。 「キャラを変えたい。できれば⼦供からやり直したい」と嘆く、地味で無⼝な⼥の⼦。 そこには、⾮⾏少年も、家出少⼥も登場しません。ただ、その誰もが、いまの私たちと同じように、わかりにくい問題にぶつかり、解決の仕⽅もあいまいなままに、前へ進んでいきます。 全くの他⼈であるはずなのに、その1⼈1⼈にどこか⾃分が重なり、気づけば⽬が離せなくなってしまう。あのころ私たちは、どんな⼈が好きで、どんな⼈が嫌いで、何に傷ついて、何に悩んで、何を決意して、何を夢⾒ていたのか。そんな記憶と感情が、次々と溢れかえります。 この映画には「誰もが通ってきたのに、まだ誰も⾒たことがなかった景⾊」があり、そして、普通の映画を観るのとは全く違う、「⼼のタイムマシーンに乗るような体験」が待っています。 すべてが慌ただしい世の中だからこそ、⼀度⽴ち⽌まり、いつでもあの頃の気持ちに⽴ち返る「栞」をはさんでもらうための映画です。

監督:竹林亮

視聴:2024/03/24 ☆☆☆☆☆

毎年春に限られた映画館でしか上映されず、動画サービスやDVDがない非常に特殊なドキュメンタリー映画。

生徒たちのタイプ分布がリアルである一方で、女子のドロドロ的なものはさすがに考慮されていたかな?

14歳はまだ未来が不確定で何でもできると思いますが、すでに限界を悟っている人が多かったのが興味深い。

もっと超越した所へ。

デザイナー・真知子(前田敦子)、元子役のバラエティタレント・鈴(趣里)、彼氏に染まる金髪ギャル・美和(伊藤万理華)、風俗嬢・七瀬(黒川芽以)。2020年、彼女たちはそれぞれ“クズ男”たちと付き合っていた。真知子はバンドマン志望の怜人(菊池風磨)と、鈴はあざとかわいい男子の富(千葉雄大)と、美和はハイテンションなフリーター・泰造(オカモトレイジ)と、七瀬はプライドの高い元子役・慎太郎(三浦貴大)と。 彼女たちは、彼氏に不満を感じつつも、幸せな日々を過ごしていた。ただ、彼女に甘えた男たちはどんどん増長し、どうしようもない部分が露呈、遂に別れの時が訪れる・・・。そこで彼女たちが選ぶ誰も予想しない超越した決断とは?

監督:山岸聖太、出演:前田敦子、菊池風磨

視聴:2024/03/31 ☆☆☆・・

カップルが4組登場しますが、男性側が基本ひどいため見るのが辛い。泰造だけは真面目だと思ってたのに…

一方的に男性が責められて終わると思ったので結構モヤモヤしていましたが、話が急展開すぎてびっくりした。

ミュージカル調なのとフィナーレが拍子抜けでしたが、まあハッピーエンドで良かったかな?

ゴーストワールド

1990年代アメリカ、都市郊外の名もなき町。幼馴染で親友のイーニド(ソーラ・バーチ)とレベッカ(スカーレット・ヨハンソン)は高校を卒業したものの、進路も決めず、あてもなく町をぶらついては面白いことを探して過ごしている。ある日、二人はモテないレコードマニアの中年男・シーモア(スティーブ・ブシェミ)に出会う。ダサくても独自の世界を持つシーモアに興味を持ったイーニドは、アウトサイダーとして生きる彼の”理解者”として交流を深め、奇妙な友情関係を築いていく。一方、アパートを借りるために地元のコーヒーショップに就職し、社会と折り合いをつけて自立しようとするレベッカ。同居生活を計画していた二人の間には次第に距離が生まれ……。

監督:テリー・ツワイゴフ、出演:ソーラ・バーチ、スカーレット・ヨハンソン

鑑賞:2024/04/09 ☆☆☆・・

現実にあきらめつつも向き合うレベッカに対し、いつまでも夢を追い続けようとするイーニドが対照的でした。

嫌がらせをしようとしていたシーモアに対して愛情が湧いてくるのが興味深いですが、二人の関係は適切なのか。

最後のバスに乗っていくシーンは、現実を見ずにい続けたイーニドが社会から去って行くのを暗示しているのか?

Winny

2002 年、開発者・⾦⼦勇(東出昌⼤)は、簡単にファイルを共有できる⾰新的なソフト「Winny」を開発、試⽤版を「2ちゃんねる」に公開をする。彗星のごとく現れた「Winny」は、本⼈同⼠が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていく。しかし、その裏で⼤量の映画やゲーム、⾳楽などが違法アップロードされ、ダウンロードする若者も続出、次第に社会問題へ発展していく。次々に違法コピーした者たちが逮捕されていく中、開発者の⾦⼦も著作権法違反幇助の容疑をかけられ、2004 年に逮捕されてしまう。サイバー犯罪に詳しい弁護⼠・壇俊光(三浦貴⼤)は、「開発者が逮捕されたら弁護します」と話していた⽮先、開発者⾦⼦⽒逮捕の報道を受けて、急遽弁護を引き受けることになり、弁護団を結成。⾦⼦と共に裁判で警察の逮捕の不当性を主張するも、第⼀審では有罪判決を下されてしまう…。しかし、運命の⽷が交差し、世界をも揺るがす事件へと発展する――。なぜ、⼀⼈の天才開発者が⽇本の国家組織に潰されてしまったのか。本作は、開発者の未来と権利を守るために、権⼒やメディアと戦った男たちの真実を基にした物語である。

監督:松本優作、出演:東出昌大、三浦貴大

鑑賞:2024/04/13 ☆☆・・・

Winny事件は知っており、金子氏は決して擁護できないという立場だったのでこの作品もうーん…という感じ。

2ちゃんねるの文化やWinMX、本人がDL専用Winnyを使っていた背景があまり書かれていないのが微妙です。

P2Pシステムが画期的なのは事実ですが、漫画村を知っている立場からは司法判断が正しかったのかな…

監督:スティーヴン・スピルバーグ、出演:リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー

鑑賞:2024/04/27 ☆☆☆・・

昔小説版を読んだことがありますが、結構怖がらせる演出が多かったのが意外でした。

心に呼びかけられて壊れてしまった男性は、悲しい被害者ですが救いがなくて可哀そうです。

宇宙人との交信シーンは思った以上に尺が長く、ちょっと退屈に思ってしまいました。

夜の街でキャンプに行こうと盛り上がる北村優希、村井孝則、鈴木うらら、遠藤なごみ。 翌朝、梶原健人、工藤啓作、谷村真琴、谷村睦夫も加わりレンタカーでキャンプ場に向かう8人の若者たち。 途中 BBQ を楽しんでから宿泊するキャンプ場へ向かうことに。 北村優希、村井孝則、鈴木うらら、遠藤なごみの4人は若者らしくハイテンションで楽しみ、逆に梶原健人、工藤啓作、谷村真琴、谷村睦夫の4人は静かに楽しんでいた。 キャンプ場へ向かう途中、携帯も繋がらない山の中で車がパンクしてしまう。助けを求め歩く若者たち。 トンネルを抜けると焚火の前で音楽を聴きながら返事をしない村人や包丁が頭に刺さった案山子がある奇妙な村にたどり着く、これが 龍切村であった。

監督:阪元裕吾、出演:水石亜飛夢、松本卓也

鑑賞:2024/05/04 ☆☆☆☆・

陽キャと陰キャが入り混じったグループがとある風習のある村に迷い込んでしまい…というホラー作品。

Vtuber名取さなさんの同時視聴で見ましたが、自分だと絶対見ないジャンルだったので非常に面白かった。

興味のないジャンルの作品もこうやって見てみると非常に面白いので、ぜひ見てみてほしい作品です。

祖父が入居する老人ホームが立ち退きの危機にあるのを知り、それを回避するのに必要な金を得ようと銀行強盗を目論む兄弟。だが、ロンドンの街にゾンビが大量出現する。祖父を助けようと老人ホームに向かうが、瞬く間に周囲をゾンビ軍団に囲まれてしまう。

監督:マティアス・ヘイニー、出演:ラスムス・ハーディカー、ハリー・トレッダウェイ

鑑賞:2024/05/13 ☆☆☆・・

黄龍の村と同様、名取さなさんの同時視聴にて。前作の方が面白かったかな。

車椅子で逃げるおばあちゃんとゾンビのシーンを見た覚えがありました。

B級ゾンビ映画としてはグロシーンがしっかりグロかったりしました。

東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒で、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。近所にお気に入りのパン屋を見つけて、拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても、スマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが…。

監督:土井裕泰、出演:菅田将暉、有村架純

鑑賞:2024/06/01 ☆☆☆☆☆

彼氏が消耗していってパズドラしかできなくなること、最終的に二人が別れることだけは前知識でありました。

絶対辛くなる作品だとわかっていたので見るのを躊躇していましたが、見てみると良作で思ったよりも重い。

愛が冷めても緒に住み続けることが怖いのと、でもその状態で結婚しようとする男性の気持ちも少しわかる。

最後がハッピーエンドっぽく締められるのが少しモヤ、お互いにあのときの相手が好きだったってことかな?

廃墟となっているかつての哭倉村に足を踏み入れた鬼太郎と目玉おやじ。 目玉おやじは、70年前にこの村で起こった出来事を想い出していた。 あの男との出会い、そして二人が立ち向かった運命について… 昭和31年―日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族によって支配されていた哭倉村。 血液銀行に勤める水木は当主・時貞の死の弔いを建前に野心と密命を背負い、また鬼太郎の父は妻を探すために、それぞれ村へと足を踏み入れた。 龍賀一族では、時貞の跡継ぎについて醜い争いが始まっていた。 そんな中、村の神社にて一族の一人が惨殺される。 それは恐ろしい怪奇の連鎖の本当の始まりだった。 鬼太郎の父たちの出会いと運命、圧倒的絶望の中で二人が見たものは―。

監督:古賀豪、出演:関俊彦、木内秀信

鑑賞:2024/06/02 ☆☆☆☆・

目玉おやじの誕生のなぞに迫るオリジナル作品ですが、原作へのリスペクトも多く感じられてよかった。

原作者を登場させ彼が妖怪に興味を持った背景に迫るのは面白い(上官に殴られていたのがおそらく本人)

猫娘が可愛すぎるのと、ゲゲ郎という名前だけ微妙でしたが、最終的に原作につなげる構成は見事でした。

戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落す。 史上最も絶望的な状況での襲来に、誰が?そしてどうやって?日本は立ち向かうのか―。

監督:山崎貴、出演:神木隆之介、浜辺美波:大石典子

鑑賞:2024/06/08 ☆☆☆・・

周年記念作品だからかもしれませんが、原作からの改変が多いこと、ハリウッドっぽさが合わなかったです。

敷島さんがオキシジェンデストロイヤーを使ってこそのゴジラだし、ゴジラの動きがスムーズすぎます。

フロンガスで沈める方法は面白いですが、やはりフロンガスというとオゾン層が破壊されるイメージが…

1940年代の中国。資産家のフークイは博打に明け暮れた揚げ句、借金で全財産を失い、妻も子供も家を出て行ってしまう。全てを失ったフークイは生業である影絵芝居の巡業中、内戦に巻き込まれやっとの思いで家へ戻るが、母は亡く、娘は口が利けなくなっていた。

https://filmarks.com/movies/35596

中国の文化大革命の時代を理解できる作品としてTwitterで紹介されていた作品で、普通に面白かったです。

主人公たちの身に降りかかる悲劇があまりにも多すぎて、そんな中でも生きようとする姿が強かったです。

当たり前のように結婚式で毛沢東の写真と毛沢東の歌を歌うところに、寒々しい恐ろしさを感じました。

FBIの訓練生・クラリスは、女性を誘拐して皮を剥ぐ連続殺人鬼の捜査に加わることに。彼女の任務は獄中の天才精神科医・レクター博士の協力を得ることだった。クラリスは自分の過去を語ることと引き換えに、レクターから事件の手掛かりを聞き出すが…。

https://filmarks.com/movies/14421

監督:ジョナサン・デミ、出演:ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス

鑑賞:2024/06/23 ☆☆☆・・

プライムビデオでの放映が終了するということで、前から気になっていた作品を見てみました。

レクター博士のキャラクターはかなり好きですが、幼少期の話やIQの高さをもっとうまく表現してほしいかも。

人の皮で洋服を作るというのは狂気ですが、ゴールデンカムイにパロキャラ?がいるせいで驚かないのが残念。

これは、≪閃光≫と≪黒の剣士>が、その名で呼ばれる前の物語―― あの日、≪ナーヴギア≫を偶然被ってしまった≪結城明日奈≫は、 本来ネットゲームとは無縁に生きる中学三年生の少女だった。 ゲームマスターは告げた。 ≪これはゲームであっても遊びではない。≫ ゲームの中での死は、そのまま現実の死につながっている。 それを聞いた全プレイヤーが混乱し、ゲーム内は阿鼻叫喚が渦巻いた。 そのうちの一人であったアスナだが、 彼女は世界のルールも分からないまま頂の見えない鋼鉄の浮遊城≪アインクラッド≫の攻略へと踏み出す。 死と隣り合わせの世界を生き抜く中で、アスナに訪れる運命的な≪出会い≫。 そして、≪別れ≫――。 ≪目の前の現実≫に翻弄されるが、懸命に戦う彼女の前に現れたのは、孤高の剣士・キリトだった――。

https://filmarks.com/movies/93812

鑑賞:2024/06/25 ☆☆☆☆・

YoutubeでSAO十周年の動画を見ていて思い出したので、プログレッシブシリーズに手を付けてみました。

実はSAOはハガレンと並んで好きな作品なのですが、アインクラッド編に後付けの物語なのがちょっと。

ミトの行動の答え合わせがない(抜ければゲージ見なくて済むから?)、原作に改変が若干あるのが残念。

《これは、ゲームであっても遊びではない。》 世界初のVRMMORPG《ソードアート・オンライン》がデスゲームと化し、1万人のユーザーがゲームの世界に閉じ込められてから、既にひと月以上が過ぎていた。 鋼鉄の浮遊城《アインクラッド》第一層を攻略したアスナは、キリトとコンビを組んだまま、最上階を目指し旅を続けていた。 女情報屋アルゴの協力も加わり、攻略は順調に進んでいるかのように見えたが…… 攻略を先導するトッププレイヤー集団、《ALS》(アインクラッド解放隊)と《DKB》(ドラゴンナイツブリゲード)。 本来は共闘すべき2大ギルドの対立が勃発する。 その陰には、暗躍する謎の人物の姿が――。 死と隣合わせの危険な戦いのなか、《攻略》とはまた異なる《脅威》が、アスナとキリトを巻き込んでいく――!

https://filmarks.com/movies/99909

鑑賞:2024/06/26 ☆☆☆☆・

そのまま続けて2作品目、やっぱりSAOは音楽も相まって見ていると胸が熱くなるので見てよかったなと思います。

ディアベルはすごい人だったんだなとしみじみ…プログレッシブはオーディナルスケールの一つの答えなのかも。

それにしてもキリトとアスナは仲良しすぎて、アルゴに関わらずみんなが気づいているだろうに…。

地球から2億2530万キロ離れた火星に独りぼっち。あらゆる現実が〈生存不可能〉を示していた。 ・外気温:-55℃ ・酸素:ほとんど無し(空気成分 0.13%) ・水:無し ・通信手段:無し ・最大風速:400km/h ・食料:31日分 ・NASAの次の探索ミッションまで:4年 その男は、<希望>を捨てなかった。

https://filmarks.com/movies/59606

鑑賞:2024/06/28 ☆☆☆☆・

原作の「火星の人」を昔読んだことがあるのであらすじは把握済み。ジャガイモとダクトテープが最強のお話。

ジャガイモを育てる場面は小説だとなかなか想像しにくかったため、関心と作業の労働量への驚きがありました。

映画にする以上、スリリングなシーンを入れざるを得ないのでしょうが、もう少しだけ淡々とした作品のイメージ。

シャシは、二人の子供と夫のために尽くす、ごく普通の主婦。彼女の悩みは、家族の中で自分だけ英語ができないこと。夫や子供たちにからかわれるたびに、傷ついていた。姪の結婚式の手伝いで一人NYへ旅立つも、英語ができず打ちひしがれてしまう。そんな彼女の目に飛び込んできたのは「4週間で英語が話せる」という英会話学校の広告。仲間とともに英語を学んでいくうちに、夫に頼るだけの主婦から、ひとりの人間としての自信を取り戻していく。しかし学校に行っている間に幼い息子がケガを負い、彼女は母親としての自覚や責任感に欠けていた自分を責め、卒業を目前に学校へ通うことを諦めてしまう。それでも学校の仲間たちは彼女とともに卒業しようと協力をするのだが、卒業試験の日が、姪の結婚式と重なり・・・。

https://filmarks.com/movies/57682

鑑賞:2024/06/30 ☆☆☆☆・

インドの封建的な社会で母親という役割を押し付けられている女性が、ニューヨークで英語教室に通う話です。

夫が何気なく妻を尊重しないことが子供にも伝わっていくというのは、教育の問題として結構怖い所でした。

相手を尊重すること、ジャッジメンタルにならないこと、結婚というものはとても大切なモノなんだなという感想。

鑑賞:2024/07/07 ☆☆・・・

正直今まで見た映画の中で一番意味が分からなかったかも。作品の構成も演技も何と言うか非常に未熟な感じ。

それぞれが悩みを話す部分は納得できるところもありますが、テンポが遅く違和感のあるやり取りで残念。

提示するテーマがありきたりなこと、全く解決していないのになんだかいい感じに終わらせる感じが嫌でした。

読了:2024/07/19 ☆☆☆・・

お金を扱う仕事の人は、やはりお金に対する感覚がマヒしてくるのかな…と感じました。

大量のお金が手に入った途端、極端な贅沢に走るのはさすがに考えが足りないのではないでしょうか。

最後が結構衝撃的、幼少期にお金を抜いたことがあるとやっぱり大人になってもやっちゃうのかな…

メモ:24本

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