
僕はマンガを普段から読むのではなく、マンガ喫茶で一気読みするタイプです。
今まで読んできた中でも他人におすすめするならこの辺りという作品をまとめました!
中には少し古い作品もあったりするので、紹介文を読んで良いと思ったらぜひ!
ゆるキャン△
冬の本栖湖にソロキャンプをしに来た女子中学生、志摩リンは休憩所で寝ていて帰り道がわからなくなった各務原なでしこと出会う。
静岡から山梨に引っ越してきたばかりのなでしこは、リンにもらったカレー麺を食べ夜空に浮かびあがった富士山を見る。
キャンプ場での風景に感動したなでしこはキャンプをしたいと思い中学の野外活動サークル、通称「野クル」に入部する。
和み、食欲、自然を押し出したアニメがとても良かったので漫画も読みました。
撫子とリンの組み合わせもいいですが、リンがソロキャンに行く回が最高です。
やりたいことリストに「ソロキャンプ」が入ったきっかけです!
鋼の錬金術師
死んだ母に会うため禁断の人体錬成を行ったエルリック兄弟は代償に、右腕と肉体を失ってしまう。
弟の肉体を取り戻すため、国家錬金術師となった兄は人体錬成に【賢者の石】が必要だと知る。
旅を続けるうちに「賢者の石」の正体とホムンクルス、国家規模の陰謀の存在が浮かび上がる。
錬金術を単なる魔法ではなく、一定の法則に従う学問と捉えているところが非常に興味深いです。
迫力の戦闘シーンや感動シーンがありながらも、所々に笑えるギャグ回があるのもおもしろい。
荒川さんの作品は登場人物それぞれにきちんとしたストーリーがあり、一人一人が主人公である点が好きです。
荒川作品では北海道の農学校を描いた「銀の匙」もおもしろいです!
はいからさんが通る
じゃじゃ馬娘の紅緒は親が決めた婚約者、伊集院に始めは反抗していたが次第に彼の優しさに惹かれていく。
しかし上司の反感を買った伊集院は日露戦争の最前線に送られ、紅緒の元に彼の戦死が告げられる。
伊集院家を支えるため編集社で働いていた紅緒は、ロシアから亡命した伯爵が伊集院にそっくりなことに驚く。
母親が好きな作品で実家にあったものを借りてきたところ、ストーリーの面白さに一気読みしました。
それまでは少女マンガに触れたことがなかったので、独特のギャグセンスと恋愛シーンのギャップが印象的だったな…
紅緒さんの周りの男性では編集長がかっこよくて好きです!
他の少女マンガでは「生徒諸君!」とかも好きですね。
巨人の星
夢破れた野球選手、星一徹は息子の飛雄馬に野球の英才教育を幼少期より叩き込む。
父の試練を耐え抜いた飛雄馬は、巨人軍の一員としてライバルである佐門や花形との激闘を繰り広げる。
それは飛雄馬の開発する魔球「大リーグボール」に対し、いかにその秘密を暴き対抗するかにあった。
純粋に熱血ものとしてみるというよりは過去のスポ根作品はこんなだったのかと笑いながら読む感じ。
Twitterなどに取り上げられがちなクリスマス会、消える魔球の原理やライバルたちの対策法などが特におもしろいです。
有名な「消える魔球」は大リーグボール2号と言い、初代巨人の星には全部で3号まで登場します!
昔のスポ根ものだと「エースをねらえ!」とかも面白かったですね。
20世紀少年
小学生の頃、ケンヂたちは秘密基地で世界が巨大ロボや細菌で侵略されるという【よげんの書】を描く。
時は流れ「ともだち」を名乗る人物が【よげんの書】の内容を実行、世界は崩壊しケンヂたちは指名手配される。
ケンヂの姪、カンナをきっかけに彼らは「ともだち」から世界を取り戻すために再集結する。
大阪万博、ナショナル仮面、ヤン坊マー坊など、昭和の物がたくさん出てきて、とても勉強になります。
またケンヂたちの「よげんの書」の存在を知り、友民党を動かして世界を恐慌に陥れたともだちの正体も気になります。
「本格科学冒険漫画」の名にふさわしく現実離れしたスケールの中で、ケンヂたちと冒険している気分になります!
浦沢作品では「鉄腕アトム」のスピンオフ「PLUTO」もおすすめです。
ゴールデンカムイ
日露戦争の生き残り、杉本はアイヌが大量の埋蔵金を囚人の背中に刺青として残していた話を聞く。
道中、隠し主の1人である「のっぺら坊」を父に持つアイヌの少女アシㇼパと協力関係を結び埋蔵金を探す。
しかし同時に日本軍第4師団や元新選組局長土方歳三も同時に動き出し、埋蔵金を巡ったサバイバルロワイヤルが幕を開ける。
埋蔵金を巡った激しいバトルシーン、アイヌ語やアイヌの生活ぶりが分かる描写、ムキムキの男たちがくんずほぐれつするさまなど、なかなか特殊な作品となっています。
キャラクターがいちいち特徴的なので人によっては好みが分かれそうだな…
DEATH NOTE
平凡な日常に飽きた天才、夜神月は名前を書いた人物を殺害できる【デスノート】を手に入れる。
「キラ」を名乗り凶悪犯を殺害し始める月だが、世界的な探偵「L」が彼に宣戦布告し来日する。
月は自らキラ対策本部に名乗りを挙げ、ここに二人の天才による頭脳戦が切って落とされた。
デスノートの力を過信することなく、死刑囚を使ってその性能を研究し何重にもわたる完璧な計画を立てる月。
手段を問わない方法で「キラ」の正体を日本の関東圏まで絞り、見たことのないデスノートの存在を予測するL。
前半の月とLの頭脳戦が見どころで、個人的には月に軍配が上がるのではないかなと思っています!
小畑作品では囲碁ブームを巻き起こした「ヒカルの碁」も面白いです!
ワカコ酒
26歳OLの女性、村崎ワカコは無類の一人酒好き。
気になる居酒屋があれば暖簾をくぐり、酒と目を付けた料理を頼むのが習慣となっている。
気取らない庶民メニューと、疲れた体に染み渡るアルコールが疲れた体に染み渡る。
とにかくお酒と料理がおいしそうに見える作品で、やりたいことリストに「一人酒で居酒屋に行く」が加わったきっかけ。
ワカコのゆるい見た目や美味しいアルコールを飲んだ時の「ぷしゅ〜」という
一部からは「女性版 孤独のグルメ」と呼ばれているとか。
ニセコイ
地元で有名な「集英組」の息子、一条楽はマフィア「ビーハイブ」との関係維持のためボスの娘である桐崎千棘と恋人のふりをすることに。
一方で彼は幼い頃に謎の少女との結婚の約束をしペンダントと鍵を預けあった少女を長い間探していた。
ひょんなことから鍵の持ち主がわかかけるが、楽が想いを寄せる小野寺小咲や警視総監の娘である橘茉莉花も関わってくる。
ジャンプが誇る恋愛マンガだと勝手に思っています。
個人的にはマリーのようなタイプが好きなので千葉県のYさんには頭の下がる思いでした
最後に誰が選ばれるかがなかなか読めなかったので非常によくできた作品だと感じました!
他には「ぼくたちは勉強ができない」とか「彼女、お借りします」とか読んでいます
ドリフターズ
島原の戦いで敵陣に突っ込み死亡したはずの島津はエルフの世界に「ドリフターズ」として転生させられる。
そこで出会った織田信長と那須与一からここが別世界であること、彼らが戦っている的について伝えられる。
世界を蹂躙する「黒姫」たちと戦うためエルフやドワーフを仲間に引き入れ反旗を翻す。
つい先日読んだ作品ですが、歴史上の人物の共闘というだけでワクワクします。
単行本発行の間隔がとても長いらしくファンがやきもきしているとか。
いまだ連載中の作品なので、続編に期待です!
ホリミヤ
片桐高校に通う堀京子は、見た目は派手だが真面目で優秀な女子高校生。
ひょんなことでクラスの地味男子、宮村伊澄がピアスや刺青を入れていることに気づくが彼はそれを他のクラスメイトには秘密にしていた。
見た目との雰囲気が異なる2人は、京子の弟である創太をきっかけに交流を深めるようになる。
ドキドキする恋愛漫画に疲れてしまった人に読んでもらいたい一冊。
表紙の堀さんと宮村くんは1巻以降見た目がガラッと変わります。
2人の関係は恋人というよりももはや夫婦のそれ(双方の家族公認でもある)
堀さんと宮村くん以外のストーリーも面白く、個人的には吉川と透の友達以上恋人未満が好きです。
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