他の場所でも書いたかもしれませんが、このAI時代にあえて自戒として記事にしておきます。
AIは創作のハードルを下げた
AIは知識や技量のない人でも作り手になれる機会を提供した点で、ゲームチェンジャーです。
一方でそれで食っていた人たちが仕事を失わずとも、気力を失うには十分過ぎるものでした。
皆が飛べるようになったハードルを、わざわざ頑張って飛ぼうとは思うのはかなり難しい。
我々が求めたのは何だったのか
街角のポスターがAIイラストに置き換わっていくのを見て、失望と同時に納得もしています。
多くの人はそこに多くを求めていなかった、AIイラストは「いらすとや」の上位互換だと。
AIが作った文学が賞をとれるなら、別に人間がわざわざ創作をする必要はないのではないか。
AIと情報を奪い合う時代
AIイラストは科学界にも生物の偽イラストを提供し、科学の安全性も揺らぐ事態にあります。
AI動画を見破るすべはすでに失われ、「情報の正しさ=自分の信念だけ」になりつつあるかも。
創作意欲を失った人類は今後、情報戦においてAIに対して非常に不利になっていくと思います。
それでもきらめく刃を求めて
それでもまだ希望があるのは、AIの特性が「世界の平均点を目指す」ことにある点です。
世の中にはまだ出会って驚くような、素晴らしい考えや才能が転がっていると信じています。
AIがまき散らす紙屑の中に、刃を忍ばせたゴミを混ぜて誰かに刺さるのを待っていたい。
その刃がいつの日かすべてを取り込もうとするAIのノイズとして機能することを願って。
