【ITパスポート】理系社会人が3週間で合格するまでにやった勉強法

ガジェット

世間からすれば「ちょっとガジェット詳しい」ぐらいだと思いますが、実際の知識はほとんどありません。

包括的な知識をもう少し鍛えようと思い、初心者にもおすすめの「ITパスポート」を受験してみました。

ミリしら状態から約3週間でどこまで点数が取れるのか、実際に利用したサービスを紹介していきます。

事前知識

勉強前からあった知識はブログ関係、ネットミーム関係、生成AIくらい。具体的には以下のワード周り。

ブログやTwitterをやったり、NFTや仮想通貨、生成AIなどに触れていたことは無駄ではなかった…

  • SEO、オプトイン、FTP、HTTPS
  • 半年ROMれ、DDOS攻撃(バルス祭り)
  • ハルシネーション、ニューラルネットワーク、ディープラーニング

Ping-T

適当に登録したサイトで令和6年分を解きましたが、ちゃんと理解できている問題で正答率が56%です。

知っている知識もあること、英略字を覚えるのとプログラミングを少しやればもう少し点数伸びるかな。

Ping-t

いちばんやさしいITパスポート

ITパスポートと言えばこれというくらい人気シリーズのイメージ。全部まとまって結構分厚いです。

1章ごとに切り離して1日1章ペースで進めました。切り離せば意外といける、そしてわかりやすい。

ブックオフで安売りされている型落ちの参考書を切り取って使うのが、最もコスパはいいかもしれない。

英略字の暗記

こちらのサイトから単語もらってきて、知っているものは除外してあとはひたすら暗記するのみ。

除外したのは「KPI, CAD, FinTech, SEO, FAQ, HTTP, HTTPS, GPU, NFC, DNS, OCR」です。

実際に本番までに覚えられたのは太字くらい。SCM、RPA、DevOps、SFMあたりが頻出。

  • EA(Enterprise Architecture)→ 企業構造設計
  • BPO(Business Process Outsourcing)→ 業務プロセス外部委託
  • ERP(Enterprise Resource Planning)→ 統合基幹業務システム
  • SCM(Supply Chain Management)→ サプライチェーン管理
  • 3C分析(Customer, Company, Competitor Analysis)→ 顧客・自社・競合
  • RFM分析(Recency, Frequency, Monetary Analysis)→ 最新購買日・購買頻度・購買金額
  • RFI(Request For Information)→ 情報提供依頼書
  • SFA(Sales Force Automation)→ 営業支援システム
  • RFID(Radio Frequency Identification)→ 無線周波数識別
  • RPA(Robotic Process Automation)→ ロボットによる業務自動化
  • MOT(Management of Technology)→ 技術経営
  • STP(Segmentation-Targeting-Positioning Marketing)→ 細分化・ターゲティング・ポジショニング
  • BSC(Balanced Scorecard)→ バランス・スコアカード
  • BYOD(Bring Your Own Device)→ 私物デバイスの業務利用
  • MRP(Material Requirements Planning)→ 資材所要量計画
  • BCP(Business Continuity Plan)→ 事業継続計画
  • WBS(Work Breakdown Structure)→ 作業分解構成図
  • DFD(Data Flow Diagram)→ データフロー図
  • ITIL(Information Technology Infrastructure Library)→ ITサービス管理のベストプラクティス集
  • ISMS(Information Security Management System)→ 情報セキュリティマネジメントシステム
  • DevOps(Development + Operations)→ 開発運用一体化
  • NAT(Network Address Translation)→ ネットワークアドレス変換
  • LPWA(Low Power Wide Area)→ 低消費電力広域通信
  • IMAP(Internet Message Access Protocol)→ インターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル
  • NTP(Network Time Protocol)→ ネットワーク時間同期プロトコル
  • TCO(Total Cost of Ownership)→ 総所有コスト
  • DBMS(Data Base Management System)→ データベース管理システム

上のリストを5分くらい眺めてから令和5年に挑戦、若干やさし目で正答率は60%でした。

英略字はちょっと眺めたぐらいでは全く頭に残らないので、徹底的に覚える必要があるかもしれません。

3週間目:ITパスポート過去問

公式から本番形式の問題プログラムをダウンロードできますが、解説がないのでお勧めしません。

R7:75/100点、R6:63/100点、R5:68/100点。1日一回分解いて、この時点で試験2日前です。

はじめこれで3回分やって時間の無駄だったと感じました。絶対にこちらのサイトが良いです。

ITパスポート過去問道場|ITパスポート試験ドットコム

不明点をChatGPTに聞く

解説を読めば基本的に理解できますが、プログラミングや暗号などは解説を読むのが面倒。

概念を抑えておきたいので、ChatGPTに中学生レベルで説明してもらっていました。

帰納と演繹の違い、公開鍵と秘密鍵、正規化、関数など

共通鍵、公開鍵、秘密鍵の概念は非常にわかりやすかったので、ここでも紹介しておきます。

🔁 あなたの認識を整理すると:

共通鍵を公開鍵・秘密鍵で安全に共有して、
重たいファイル本体は共通鍵で暗号化して送る
→ 結果として「公開鍵方式の負担が減る」

これは 完全に正しい理解 です!👏


🔐 なぜそうするの?

公開鍵暗号は…

  • ✅ 安全性:高い!でも…
  • ❌ 処理速度:遅い!データが大きいと大変!

共通鍵暗号は…

  • ✅ 処理が速い!
  • ❌ でも鍵の受け渡しが危険!

最新シラバスをざっと

参考書が最新ではなかったため、一応シラバスに目を通しておきました。二問くらい出題あった。

最新バージョンの赤文字だけでも見ておいたらいいのかな?

【ITパスポート】試験内容・出題範囲

実際に受験してみて

過去問に出てない最近の問題も比較的多いと感じました。事前にシラバス見ておいて良かった…

計算問題も落ち着いて考えればその場で解ける問題もあるため、あきらめないで考えるの大切。

120分は時間としては十分すぎるので、計算問題も気が済むまで解いて100分ほどで採点しました。

体感としては過去問と同じ:3割、全く初見の問題:1割、残りの問題:6割くらいでしょうか。

正解者の少ない問題は配点が高くなる方式を取っているようなので、計算問題は落とさないように!

受験結果は無事合格。その場で結果が出るのでいいですね。

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