
学園祭実行委員会のメンバーとして学園祭の運営に関わっていたので、感想を書いてみます。
大学生の間では加入する人が多い団体ですが、良い面もあれば悪い面もあると感じました。
所属する部署やその人のタイプによって、かなり関わったときの印象が変わる気がしました。
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学園祭実行委員の仕事
自分の所属していた学園祭実行委員を例に、どんなことをするのかまとめてみました。
企画
出展団体以外でイベントをやる際などに、企画、準備、運営までを行う部署。
個人的には最も裁量権があり、花形部署だと思っています。
芸能人やアイドルを読んだり、講演会やクイズ大会などの運営をしていました。
広報
学園祭のチラシ、ホームページ、校内掲示物などを作成、掲示する部署です。
illustratorなどの画像ソフトやHTMLなど、専門的な知識が身につくことが多い。
公報でデザインの面白さを知って、キャリアをそっちに変えた知り合いもいました。
渉外
学園祭運営のための協賛金や、スポンサーから提供された商品を扱う部署です。
大学によっては他の部署に統合されている、もしくは全員で行うことも。
大学周りの飲食店や会社に詳しくなり、大学では珍しい体験ができるのが〇。
会計
学園祭で動くお金の管理をする部署。おそらく最も地味だが責任は大きいです。
会費や大学からの助成金、スポンサーからの協賛金など、扱う金額はとても大きい。
大学によっては学園祭終了後に決算を出すこともあり、はまる人は面白いかも。
総務
学園祭当日に走り回っている人たちは、基本的に総務部署が多いかも。実働部隊。
出展団体の受付や管理、消防検査の立ち合いや、当日トラブルの対応など。
学園祭当日までは他部署の手伝いがメインで、当日は総務が取り仕切ることが多い?
管財
会計や総務と合体していることも多い部署。学園祭で使うお金や道具を管理します。
大学の備品を借りる場合やレンタル業者から道具を借りて、きちんと全部返す必要あり。
大体どこかしらの団体が壊したり、汚したり、なくしたりするので、それの対策など。
学祭実行委員のメリット
大組織で働く経験
学園祭実行委員会という組織は、大学によっては非常に巨大な組織となることもあります。
このような組織ではみんなで楽しくやるだけでは済まないことも。
各部署内や部署間の衝突であったりと微妙な調整も必要になります。
達成感がある
学園祭を経験した人の多くが口をそろえて言うことが学園祭終了後の達成感です。
準備で苦労した分、終わった後のやりがいが大きいという点でおすすめです。
他学科と密に関われる
学園祭実行委員会は拘束時間が長いため、互いに時間の調整を行わなければなりません。
多くの学科の人間が参加する
学園祭実行委員ではお互いの時間割や忙しい期間を理解する必要があります。
そのため他のサークル以上に相手のことに詳しくなれます。
諸技術が身につく
学園祭という大きな行事に関わっていると、普段は触れないソフトや技術に触れる機会があります。
例を挙げると広報部ではイラストレーターやフォトショップ、管財課ではエクセルや経理などが身につきます。
他の大学生ができないスキルを身に付けることで将来周りの人に差をつけることができます。
学祭実行委員のデメリット
一定の責任が伴う
学園祭実行委員は他のサークルとは違い、大学の代表としての一定の責任が伴います。
一人一人の作業に委員会、下手すれば大学全体の責任が乗っているため重圧は大きいです。
しかし一方でそのような大きな作業を行っていることに対して高い意識を持つようになります。
ガチ勢vsエンジョイ勢
大学や協賛先と関りがあり大きな責任を持つ人と、みんなで楽しくやりたい人が存在します。
危険防止のための厳しいルールが、人によっては厳しく見えてしまうことも。
昨年度に事件などがあると、事情を知っている人と知らない人で温度差が生じることも。
結論
学園祭には何らかの形で参加したほうがいい