俗にいう「学歴ロンダリング」を利用して、東京理科大学から東京工業大学大学院に所属を変えました。
「私立→国立」「葛飾キャンパス→すずかけ台キャンパス」と大きく変わった部分も多かったりします。
実際に学歴ロンダリングを行ってキャンパスを変えた人間から比較した、キャンパスについて書きます!
【学歴ロンダリング】メリットデメリットを理系大学生に聞いてみた
理科大の良いところ
資金が潤沢にありそう
理科大時代が最新のキャンパスだったこともあり、設備のきれいさは東工大に来てみて初めて気づきました。
研究室での消耗品購入の緩さや、食堂が豪華で安くて美味しいなど、普段の生活は理科大の方が上でしたね。
東工大は装置がかなり古かったり、食堂が大学生協が運営しており国立共通メニューなのは少しマイナスです。
立地がかなり良い
山手線にアクセスしやすく、JRの「都区内パス」を使えば800円くらいで一日中、山手線乗り放題でした。
家賃も金町ならそれなりで、下町と都会の良さを享受できる良い場所だと思います(駅から少し距離がある)
すずかけ台キャンパスは大学近くにほとんど店舗が存在しないので、平日は基本的に家と大学の往復のみです。
就職活動が熱狂的
理科大は就職関連のイベントが多くキャリア相談もでき、学生間でも協力して就活をする人が多いイメージ。
研究室全体で就活を行い、先輩のアドバイスも受けられるので就活はしやすい(研究室による所はありそう)
東工大は研究が主目的で、大学主催のOBイベントで就活をする感じ、自分で就活をする場合は少し大変かも。
東工大の良いところ
受験形式が楽
受験当時は大学院入試が理科大がランダム4教科に対し、東工大は自身で選択の4教科受験になっていました。
科目を絞って勉強できる点で受験に集中しやすくなり、学部時代の研究活動にも支障が出ずにありがたいです。
また成績優秀者は、希望研究室の教授との口頭試問のみというチャンスもあるので外部進学を考えるのもあり。
英語利用率が高い
まず東工大に来てみて驚いたのが、すべての掲示物と連絡事項が日本語と英語の二か国語で掲載されていたこと。
研究室における留学生率も非常に高く、授業は奇数年が英語、偶数年が日本語、ミーティングも半分英語でした。
理科大は留学生は珍しく、普段から英語を利用する機会がないのは今後を考えると少し不安な部分がありました。
学歴フィルターが最強
「東京一工」という言葉があるように就職において東工大ブランドは強く、ESの通過率が格段に良いイメージ。
理科大での就職実績もなかなかでしたが、東工大の先輩の行き先が名前を聞いたことのある企業ばかりでした。
就活にそこまで力を入れなくても、研究をしっかりやっていると研究室や先輩経由で就職する人もいるくらい。
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