
いまだに有線イヤホンを使い続けており、できるだけコンパクトに持ちたいと考えています。
色々試してみて自作するのが最も満足度が高いのでは?との結論に至ったので紹介します。
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この辺は一通り見ましたが、納得できず。充電コードはSeriaのこれでいいのでは?
※本体強度、イヤホンの断線などは考慮できていないため、あくまで自己責任でお願いします
巻取りイヤホンの材料
- SeriaのType-AとType-cの巻取りコード
- プラスチックの下敷き
- 粘着力強めのテープ
- コンパスカッター(あると便利)
- 紙やすり(あると便利)
巻取りイヤホン改造方法

百円ショップには店舗によって数種類の巻取りコードがありますが、今回はこれを使います。
SeriaにあるType-A端子とLightning端子の巻取りコード。これはリールの厚さと半径が肝。
他にも巻取り式イヤホンもありますが、リールの厚みが足りずにコードが引っかかります。

ねじを緩めてバラします。内部にゼンマイが入っているので外れないように注意しましょう。
また左のリールの上に乗っている銀色の玉、これが回転を止める役割をするので失くさない!
ばらしたらゼンマイはリールの中に入れたまま、中央の本体部分を加工していきます。

本体のケーブルで入り口部分をニッパーで切り落とします。完全に平らになるように。
これはiPhoneイヤホンを巻くと巻取り部の半径が足りず、半径を大きくするためです。
これで本体を固定する部分は中央のねじ部だけになってしまいました。

プラスチックの下敷きを加工して、直径5cm、穴直径2cmの板を2枚作ります。
下敷きとコンパスカッターはダイソーで入手しました。非常に便利ですがSeriaにある?
リールが引っかからずに回転できるように穴内部のバリ取りと若干のサイズ調整。

リールにiPhoneイヤホンを引っ掛けます。位置はけっこう難しいので半分の位置?
イヤホンに付属するマイクが邪魔+若干巻取り中心がずれるので試行錯誤いるかも。

本体に下敷きの円をセットして、その上にリールをセットします。銀色の玉も忘れずに。
その上に下敷きの円を乗せて、本体の溝が銀色の玉に合うようにセットしてねじ止め。
この時点ではまだゼンマイを巻く必要はありません、ねじ部が弱いので締め直しは×。

ねじ閉めしたら、イヤホンをリール本体に巻き付けていきます。ゼンマイはまだ巻かない。
この時のイヤホンの巻き付け方向は、ゼンマイの巻き方向とは逆なことに注意が必要。
上の写真だと、本体をもってイヤホンを引っ張ったときにゼンマイが巻かれるようにする。

巻き付け終わったらゼンマイの強度を上げるために若干巻き付けて押さえておきます。
先ほど円を切った下敷きで 1cm×(5cm+2.3cm+5cm)の帯を作って貼り付けます。
本体の強度が心配なので、上の写真では対角線上に2か所固定しています。