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社会人になって始めた趣味に「マンホールカード集め」があります。(大学生のうちにハマるべきだった)
人に説明するときは「ダムカードみたいなもの」と説明しますが、良さが分かってもらえないことも…
今回はコレクション好きな元理系学生の視点から、マンホールカードの魅力といち推しカードを紹介!
マンホールカードとは
路上を飾るご当地ものとして、マンホール蓋が市民の関心を集める中、マンホールカードは今まで下水道を気に留めていなかった方には関心の入り口として、既にマンホール蓋に関心を寄せていただいている方には、蓋の先にある下水道の大切さをより深く理解していただくことを目的に誕生しました。
マンホールカードは下水道広報プラットフォーム(GKP)によって発行されているカードです。
2016年4月から第1弾の配布が開始され、2025年1月現在で第24弾まで製作が行われているんだとか。
カードの種類は第24弾時点で「1076種類、714自治体、3団体」と圧倒的な種類の多さが特徴です。
マンホールカードのメリット
マニアでなくても楽しめる
マンホールカードがモデルにしている「ダムカード」も一時期話題になりましたが、初心者に敷居が高い。
ダムカードに書かれている内容は製造方法や発電方式など、パッと聞いても初心者には何が何やら。
一方でマンホールカードは詳しくなくても楽しめるデザイン重視で、裏の説明も自治体の紹介など。
日本全国で配布している
ダムカードは専門知識が必要なうえに、ダムという車やバイクでないとアクセスできない場所が多いです。
ダムがない地域の人は一枚目を集めるだけでも一苦労、行動範囲の限られる若者にはハードル高め。
一方でマンホールカードは日本全国で配布されており、観光案内所などアクセスが良い場所もあります。
無料だけどクオリティ高め
地域の観光案内所や観光スポットに行くと、他にもいろいろなカードやグッズを配布していることも。
ただ無料で配布するグッズは全国で統一されていなかったり、デザインが素人臭かったりします。
マンホールカードは紙質、デザインともにしっかりしており、お金を払わなくていいのかというレベル。
旅行のモチベになる
マンホールカードは日本全国で比較的分散して配布しているため、旅行に行く際のモチベにもなります。
欲しいマンホールカードのために寄り道してみたり、何なら旅行の計画まで立てちゃうのも面白い。
種類が多すぎて旅行よりもカード集めがメインになりそうなのがデメリットですが、収集はほどほどに。
マンホールカードのデメリット
良いことずくしのマンホールカードですが、個人的に不満な点がいくつかあったりもします。
まず人気のカードが在庫切れになってもなかなか新しいカードが補充されないこと(お願いします…)
あとは有志が作成したマンホールカードマップ的なものを公式が出していないこと(お願いします…)
これらを合わせて配布場所のマップと在庫状況を一括で確認できるスマホアプリが欲しいな…
おすすめマンホールカード
自分はまだ集め始めて1年もたっていない初心者ですが、個人的に気に入っているカードを紹介します。
現在枚数は31枚、現在は手に入らないカードもあるとはいえ「31/1076」とはまた途方もない…
おすすめデザイン
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マンホールのデザインは自治体によってカラー/モノクロなど、力の入れようが違うのは面白いです。
その中でも、そのままグッズにできそうな三枚をご紹介。実際にカブトガニはグッズが売っていました。
キャラクターもの
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地域の有名ゆるキャラや、ガンダムや仮面ライダー、キティちゃんなどもカードとコラボしています。
ポケモンも「ポケふた」が流行っていますが、現時点ではコラボなし(したら転売ヤー湧きそうで嫌だ)
レアな団体マンホール
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とある関係筋から入手した、3種類しかないマンホールに関係ある団体のカード(台紙付き)です。
自治体は数多くあれど、団体のカードは「日本下水道協会、埼玉県下水道公社・UR都市機構」だけ…!
旅行のお供にマンホールカード
ぜひ旅行の際には集めて、他の地域の人との交換なども楽しいと思います。
別々に暮らしている家族や、就職で散り散りになった友人同士など、集めるとかなり盛り上がるのでは?
転売ヤーには負けずに、マンホールカードライフを楽しもう!
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