
ChatGPTを有料課金して1ヶ月。
無料版との違いって実際どうなの?という話を、がっつり使った体験ベースでまとめました。
結論から言うと、使い方次第で神ツールになるけど、ハマりすぎには注意です。
無料版と有料版の違い
無料版と比べて、有料版(GPT-4)は性能が圧倒的に高いです。
特に以下の点が強化されていて、実用性が一気に跳ね上がりました。
- 会話の理解力が向上していて、自然なやり取りが可能。
- 検索機能(Deep Research)が使えるのも大きく、情報収集が一段階進化します。
- 画像生成や音声対話にも対応し、長文の出力も精度が高くなっています。
無料版はたどたどしい印象がありましたが、有料版はまるで話の通じるプロのようです。
ちなみに最近話題の「Monday」は、正直微妙でした。
雑談相手にはなるけれど、実用性はあまり感じませんでした。
実際にやってみたこと
この1ヶ月で、以下のようなことにChatGPTを活用しました。
- ファインバブルの信憑性について調査。
- 養殖ビジネスの海外動向をリサーチ。
- 旅行のおすすめルートや観光地の提案。
- 新幹線の複数ルートを料金・時間で比較。
- Git / GitHubについて調べながら記事を執筆。
- Scratchゲームのためのドット絵作成。
- ブログ用の挿絵生成(GitHub関連)。
- 愚痴を否定せずに聞いてもらう雑談相手。
ChatGPT有料版のメリット
音声通話がスムーズ
音声通話機能は思っていたよりも快適でした。
有料版ならではの自然なやり取りが可能で、ちょっとした相談や雑談に便利です。
Deep Researchが異次元レベルで便利
論文を引用して情報を整理してくれるので、プロのコンサルのような回答がもらえます。
経営判断に使う内容などと指示すると平気で3,000文字級のレポートが返ってくるのは驚き。
検索の信頼性が格段に向上
以前はハルシネーション(嘘情報)が問題になりましたが、検索機能の進化でほぼ解消された印象。
一般的な質問であれば、裏付けなしでも使えるレベルになっています。
画像生成のクオリティが高い
ブログ用に挿絵を描いてもらったところ、想像以上のクオリティで驚きました。
文字も出力可能になったのは大きな進化です。
ただし、ロゴのようなものは著作権的にグレーな可能性があるため、扱いには注意が必要です。
テック系との相性が抜群
GitやGitHubについて調べながら記事を書く際、非常に相性が良いと感じました。
聞き方にコツはいりますが、「何がわからないか分からない」状態を脱出するための強力なサポートになります。
ChatGPT有料版のデメリット
なんでも聞けるからこその虚しさ
わからないことを片っ端から聞けるがゆえに、自分が空っぽな人間に感じてしまう瞬間があります。
最近「何でもGrokに聞く人」を笑えなくなってきました…
Deep Researchの回数制限が地味に不便
使いまくっていたからですが、Deep Researchに回数制限があり、頻繁に使うとすぐに到達します。
仕事で本格的に使う人には少し物足りないかもしれません。
あとはDeep Reserchに慣れると他の回答のレベルが低く見えてくるのも悩み。
納得できない結果に対して攻撃的になりがち
自分の想定と違う回答が返ってくると、つい意地悪な質問をしてしまいがちです。
逆に納得すると、それ以上深掘りしなくなることもあります。
自分が中立のつもりでも、知らないうちに答えを誘導している可能性もあります。
結論:感情移入せず、検索エンジンのように使うのがベスト
最終的に感じたのは、ChatGPTは感情移入せずに使うのがちょうどいいということです。
検索エンジンのような距離感で使えるようになれば、依存せずに上手く付き合える気がします。
そのためには、AIが人間のように振る舞うことや、嘘をつく可能性があることを、知識だけでなく感覚として理解しておく必要があります。
便利すぎてのめり込んでしまう前に、自分の頭で考える余白を残す意識を持つのが大切です。
※この記事も下書き→ChatGPTが構成を整える→少し修正で書きました。