【ミニマリスト本】断捨離:やましたひでこ(レビュー記事)

大学生活

みなさんは「ミニマリスト」という言葉が社会に広く浸透する前に「断捨離」という言葉があったことを覚えていますか?

これはもともとヨガにおける言葉だったそうですが、片付けにもその考えを応用する人が現れ、ミニマリストという考え方に行くまでの過程を作りました。

今回はミニマリストの原点であるクラタ―コンサルタントのやましたひでこさんの「断捨離」の内容と感想を書いていきます!

やましたひでこ

◆クラター・コンサルタント。『断捨離』の言いだしっぺ

東京都出身&石川県在住。早稲田大学文学部卒。

大学在学中に入門したヨガ道場で、心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」に出逢う。

その後、この行法を、日常に落とし込み、片づけ術として、応用提唱する。

2001年より、クラター・コンサルタントとして「断捨離セミナー」を全国各地で展開。

年齢、性別、職業を問わず、幅広い層から圧倒的な支持を得ている

https://profile.ameba.jp/ameba/danshariblog

「断捨離」とは何か?

クラタ―(ガラクタ)コンサルタントのやましたひでこ氏が長年提唱してきた考えで

  • 「断」=入ってくる要らないモノを断つ
  • 「捨」=家にはびこるガラクタを捨てる
  • 「離」=モノへの執着から離れ、ゆとりある”自在”の空間にいる私

「モノの片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術」または「家のガラクタを片付けることで、心のガラクタをも整理して、人生をご機嫌へと入れ替える方法」と説明されています。

断捨離 内容

第1章 仕組みが分かればやる気は起きる

断捨離は今までの掃除術や収納術とは違い、最終的には片付ける必要さえなくなります。

断捨離は単なるモノを減らすという過程だけではなく、その途中で内なる自分と向き合ることができます。

モノをたくさん持っているというのはモノが本来あるべき所に無いことを表しており、使っていないモノを人にあげたりすることも断捨離です。

第2章 なぜ私たちは片付けられないか

モノがたまってしまう原因はその人だけでなく、社会にも問題があると筆者は書いています。

割引やパーセンテージの罠にはまってしまうとモノはどんどんたまって行ってしまいます。

また片付けられない人には3つのパターンがあり、それは下の3種類に分類できます。

  • 現実逃避型
  • 過去執着型
  • 未来不安型

この章からは具体的な断捨離の方法について書かれています。

まずは家に散らばっているガラクタを「使っていないモノ」「使っているモノ」「想念の強いモノ」に分類することから始めることを筆者はすすめています。

第3章 まずはアタマの整理から

断捨離は「今」に焦点を当てて考えるので「想念の強いモノ」が過去や未来に囚われているものだとしたら対策が必要です。

モノを友人と考えると、ずっと全員と連絡を取ることはなく近づいたり離れたりを繰り返しています。つまり使っていないものは手放すという考え方ができます。

また「捨てない事で起こる損」にも目を向ける必要があります。

第4章 そしてカラダが動き出す

ここからは実際に断捨離を行う際に意識することが書かれています。

コツは一気にやろうとしないでどんなに小さくても一部から始めること。

どこからどう見てもゴミというものから片付けはじめましょう。

アルバムなど、思い出深いものから手を付けると収集がつかなくなります。

5章 爽快感と解放感、そしてご機嫌!

モノを減らし、置き場所を決めることで部屋が汚れるということがなくなります。

つまり断捨離にリバウンドはありません。一度片付くとオートラン状態になります。

筆者は、断捨離は決して節約や清貧生活のすすめではないと書いています。

あくまで断捨離は「今」を見て過去や未来にとらわれない生き方のことです。

「断捨離」を読み終えての感想

ミニマリズムには否定されると言い返せないところがあるように思えますが、断捨離は完成されていると感じました。

今まで読んだ本で一番しっくり来たかもしれません!

ぜひ読んでみてください!

他のミニマリスト本

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