「Think Clearly:ロルフ・ドベリ」感想!今まで読んだ啓発本の集大成って感じ

感想文

今回は「Think Cearly」の内容と感想を書いていきます!

「Think Clearly」内容

52ある項目のうち面白いと思ったものをジャンルごとに簡潔にまとめてみました。

1,2.考えるより行動、そして修正

この章では初めに「文章がどんどん書けるようになる方法」を例に挙げています。

その答えは「書きながら考えること」。

何事も考えるより先に行動してみることを筆者は説いています。

確かにやった事のない未知の物事を実行に移す際に考えることは大切です。

しかし考える時間が一定の時間を超えると新たに得られる情報量は飽和点に達します。

その状態でそれ以上考えているのは時間の無駄となるため、考える時間は取りすぎないようにしましょう。

また考える時間が長いと、結局考えただけで実行に移さないことも多くなります。

くよくよ悩む前に行動して、状況に応じて方針を変えていくやり方が重要です。

5.何でも屋にならない

人に頼みごとをされるとつい断れず、たくさんの仕事を抱えてしまう人がいます。

これは相手にされたことをそのまま返すという人間が昔から続けてきた「互恵的利他主義」という性質です。

つまり人の頼みごとを断れないのは遺伝子に刻まれた生物としての特徴でもあります。

そのためこの性質を完全に克服することは難しいですが、ここでは2つの対策を紹介しています。

1つは頼みごとをされたときに、その要求を検討する時間はきっかり5秒とする「5秒決断ルール」。

要求をしっかりと拒否できることもその人の決断力の一部です。

もう一つは古代ローマの哲学者セネカの言葉。

あなたに何かを頼もうとする人たちはみんな、あなたから時間や自由な意思を奪おうとしているようなものだ。

この2つを意識するだけでも頼み事で手が回らない状況を少しは緩和できるかもしれません。

6,8,48.ミニマリスト的思考

世界の有名な人の多くは一般的な人からすると「頑固」なルールを持っていることがあります。

重要な事柄を行うにあたり「柔軟性」は選択肢が絞れないことから不利に働くことも。

決断疲れに陥った人は選択肢の中で最も簡単なものを選ぶようになります。

ここぞという決断のために、些細な選択を省く「戦略的な頑固」になることを筆者は説いています。

また世の中には便利なものがたくさん溢れていますが、それによってさらに不便になっていることがあります。

それは本当に便利なのかを考え、必要なもの以外は思い切って手放すことで生活が向上します。

スタージョンの法則によると、本当に価値あるものは10パーセントで後はガラクタだそうです。

16,18,26,44.キャリア選択

我々はときに自分の能力を超えた作業を行おうとし、自分の才能のなさに失望することがあります。

投資家のバフェット氏に「能力の輪」という考え方を提唱して以下のように述べています。

人間は、自分の「能力の話」の内側にあるものはとてもよく理解できる。

だが「輪の外」にあるものは理解できない、あるいは理解できたとしてもほんの一部だ。

自分の「能力の輪」をきちんと理解しキャリア形成をすると時間や労力の浪費を防ぐことができます。

たとえ魅力的なオファーがあっても、自分の「能力の輪」を超えるようなものは成功確率は低くなります。

能力の輪の内側にあるものに熱中しその知識を深め、「欲求の要素」と「意義の要素」のバランスを見ましょう。

19~23,25.今、自分のしたいことを

多くの人が自分のしたいことと今やっていることに相違があるのではないでしょうか。

SNSによる承認欲求のために未知の体験に対し、まずにすることは写真を撮り、グループから仲間外れにされないように行きたくもない週一回の食事に行き、迎えられるかわからない老後のために稼いだお金を使わずに貯金する。

これらから解放されるだけでも我々の生活はもっと軽やかなものになります。

SNSや他人からの評価を気にせずに自分の好きなことをする、自分と波長のある人とだけ付き合う、

思い出に掘り起こす必要はなく、その瞬間を楽しむことを意識するなどは今すぐにでも行うことができます。

27,29.小さな「尊厳の輪」を持つ

普段の生活を過ごしていくにあたり持っているべきものとして筆者は「尊厳の輪」を挙げています。

これは「どんな事情があろうとも妥協できない、個人的な優先事項や主義の明確な領域」で、寄り筋の通った論理、我々の信念を脅かす危険、悪魔との契約、から我々を守ってくれます。

ただしこの「尊厳の輪」はあまり大きくすると矛盾が生じたり、周りと協調できなくなったりします。

「尊厳の輪」は年齢を重ねるにつれてはっきりとしてきます。

31,35,50.全てに責任をとらない

人間の脳はどんな問題に対しても必ず答えを出そうとします。

しかしそれらの問題の中には即答するには複雑すぎる問題であることに加え、

我々は「興味のないテーマ」「答えられない質問」にも意見するミスを犯します。

直観による考え方は基本的にYESかNOの2種類しかありません。

筆者はここに「わからない」を加えることを進めています。

我々の「能力の輪」は小さく、わからないことは全く恥ずべきことではありません。

また世界で起きている様々な問題についても「個人のできることには限界がある」と責任を感じる必要はありません。

そんなことを考える時間があったらお金という形で解決に動くべきです。

「Think Clearly」感想

初めの方の内容は知っているものも多かったですが、後半は初耳の事柄もありました。

個人的には「能力の輪」「尊厳の輪」の話が勉強になったので自分の輪をしっかり形成していこうと思います。

また「世界を個人では変えられない」「世の中の90パーセントはクズ」という考えは他の自己啓発本にはない考えですが、とても好きな考えなので共感できました。

そこそこの厚さがあり挿絵がないですが、章ごとに区切られ身近な例も多く取り上げられているのでそこまで読むのに苦労はしないと思います。

ぜひ読んでみてください!

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