「戦場のコックたち」不思議なスタイルの話だった

感想文

「戦場のコックたち」作者

この作品の作者は深緑野分さんという方です。

深緑 野分(ふかみどり のわき、1983年- )は、日本の小説家、推理作家。主な作品に「オーブランの少女」「ベルリンは晴れているか」など。

深緑野分 – Wikipedia

「戦場のコックたち」あらすじ

ドイツがポーランドに侵攻したことで始まった第二次世界大戦

ドイツ軍はフランス軍を破り着々と侵攻を続けていた。

連合国軍としてフランスに入った合衆国陸軍、第101区鄭師団第506パラシュート歩兵連隊もその一つだった。

管理部付きコックのティモシー・コールは軍で起こる「パラシュート回収事件」「乾燥卵失踪事件」などの事件に遭遇する。

ドイツ軍は勢力を衰えさせながらも時折の奇襲で反撃を繰り返していた。

戦争が続くにつれ仲間が減っていき、自身も敵を殺さざるを得ない状況でティモシーは戦争について考えるようになる。

「戦場のコックたち」登場人物

 ティモシー・コール

管理部のコック。子供のころから祖母の影響で料理が好き。

軍で起こる不思議な事件を解決に導く。

皆からは「キッド」と呼ばれている。

エドワード・グリーンバーグ

ティモシーの親友で眼鏡をかけているため通称は「メガネ」。

三等特技兵でG隊コック長のリーダー。

フィリップ・ダンヒル

アンゴヴィル=オ=プランの民家に保護されていた負傷兵。

自身の所属する軍が壊滅したためティモシーの軍に転属してきた。

ワインバーガー

ティモシーと同じ隊に属する通信兵。

小説家志望でいつも軍隊文庫を読んでいる。

困ったときにはティモシーの手助けをしてくれる事件解決の裏方役。

「戦場のコックたち」感想

戦場という過酷な状況でコックを行う主人公を描く作品だと思っていましたが、それだけではなく隊で起こった事件を解決したり、主人公がコックとしてだけではなく兵士としてドイツ軍兵士を殺した際に正義について考えたりしています。

初めは外国人の作品の翻訳だと思って読んでいました。

本の後ろに載っている参考資料もかなりの数に上っていたため、戦争の様子をかなり詳しく調べたうえで書かれた本ではないでしょうか。

戦争という状況での謎解きという発想、単なる謎解きとしては終わらない感動のラスト、随所に散らばる主人公の戦争への葛藤がこの1冊に凝縮されていると感じました。

ぜひ読んでみてください!

それでは!

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